

主人公・一橋桐子が、余生に選んだのは“ムショ活”だった――
切なくて笑える、終活青春グラフィティー「一橋桐子の犯罪日記」
主演・松坂慶子さんに加え、個性あふれるキャストが新たに決定しました!
主人公・一橋桐子が頼りにするパート先の上司役には、岩田剛典さん。桐子の“世代をこえた友達”になる女子高生に、長澤樹さん。桐子が通う句会の世話人役に、片桐はいりさん、隠れ闇金を営む怪しい男に、宇崎竜童さん。
さらには、桐子の前に立ちふさがる“訳あり女性”役に、木村多江さん。桐子の唯一無二の親友役には、由紀さおりさん。そして、桐子の憧れの人・元プロテニスプレイヤー役を草刈正雄さんが演じます。
今話題の作家・原田ひ香の人気小説を、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』の脚本家・ふじきみつ彦が、切なくもユーモアたっぷりに描いた、ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」。 “犯罪ドラマ”なのに、なぜか心があったまる、終活青春グラフィティーをお届けします!
【新たな出演者のみなさんのコメント】
◆主人公のパート先のリーダー 久遠樹役・岩田剛典さん
松坂慶子さん演じる桐子のパート先の上司で、かつ前科持ちという一癖あるワイルドな役柄を演じさせて頂きました。
残された人生のために、柄にもなく犯罪を犯して刑務所に自ら入ろうと奮闘する主人公と、その協力者達をコメディタッチで描く、ほっと一息つけるようなヒューマンドラマです。是非楽しみにしていてください。
◆主人公の夢を応援する女子高生 榎本雪菜役・長澤樹さん
今回の役は役柄も含めて今までやった事の無い事に挑戦させて頂いています!
撮影中は松坂さん演じる桐ちゃんや岩田さん演じる久遠さんを始めキャストの皆さん、そして監督や沢山の素敵なスタッフさんとの出会いと支えが雪菜と私自身を成長させてくれているのを強く感じます。一緒になって桐ちゃんの犯罪日記を楽しんでくれたら嬉しいです!
◆桐子が通う句会の世話人 友岡明子役・片桐はいりさん
一橋桐子さんの俳句仲間を演じます。それぞれの役柄にあわせて詠まれた俳句がとてもおもしろくて、この楽しさをお伝えできたらなあと思っています。犯罪のかげに一句あり!
◆隠れ闇金の男 寺田一男役・宇崎竜童さん
久しぶりの松坂さんとの芝居が楽しかった。
初対面の岩田君には何んだか親近感を抱いた。
私の役柄は割と「素」に近いところがあって、楽チンにやれた。
細部に亘って演出が行き届いているので、私は言われる侭にすれば良くて、何んにも考えずに演じられた。
テーマは、たった今、世界中で問題になっている「孤独死」だが、エンタメの中に込められたシリアスなメッセージがリアルに突き刺さる。
◆桐子の前に現れる“訳あり女性” 斉藤薫子役・木村多江さん
脚本はよるドラ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」でお世話になった、ふじきみつ彦さん。これはもうウキウキです。
社会問題や現実の厳しさを垣間見せながらも、クスッと笑える温かいドラマ。
素敵なキャストの皆さまに加えていただき、私はちょっとしたスパイスのようになれたらと思っています。
◆主人公の唯一無二の親友 宮崎知子役・由紀さおりさん
私たちの世代なら深刻で気になる問題、取り上げることが何かと難しい事柄ですが、ユーモアを交えた展開で楽しく見せてくれます。
久し振りのドラマの参加ですが、松坂慶子さんとお会いして楽しくご一緒しています。撮影も順調に進んでいます。
是非みなさまご覧ください。
◆主人公の憧れの人 三笠隆役・草刈正雄さん
久し振りに共演する俳優さん達が多いのでとても楽しく撮影をしています。
『一橋桐子の犯罪日記』とてもおもしろい内容になってきているので楽しみにしていて下さい。
【あらすじ】
主人公・一橋桐子(ひとつばし きりこ)は、哀(かな)しみの淵(ふち)に立っていた。3年間同居していた唯一無二の親友・宮崎知子が病気で亡くなったのだ。年金&パート生活も楽ではなく、このまま孤独死してしまうのではという思いが、桐子の心を絞り上げていく。
そんな時にテレビで見た、ある逮捕者の供述「楽になるために刑務所に入りたかった」。その一言に心奪われた桐子は「余生を刑務所で過ごせないか」と思いつく。かくして桐子の“ムショ活”が始まった!犯罪計画を進めるにつれ、新たな経験や出会いをしていく桐子。果たして、無事に刑務所へとたどり着くことはできるのか――。
土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」
【放送予定】
2022年10月8日(土)よる10時~10時49分 総合<全5話>
【原作】
原田ひ香『一橋桐子(76)の犯罪日記』
【脚本】
ふじきみつ彦
【音楽】
長谷川智樹
【出演】
松坂慶子 岩田剛典 長澤樹 片桐はいり 宇崎竜童 木村多江 由紀さおり 草刈正雄 ほか
【制作統括】
髙橋練(NHKエンタープライズ) 清水拓哉(NHK)
【プロデューサー】
宇佐川隆史(NHKエンタープライズ)
【演出】
笠浦友愛 黛りんたろう 加地源一郎