2023年 正月時代劇「いちげき」放送日と新たな出演者のお知らせ
公開2022年10月31日午後6:00
更新2022年11月1日午後1:59

2023年1月3日(火)総合/BS4K よる9時放送!

宮藤官九郎さんが脚本、染谷将太さんが主演を務める痛快青春エンターテインメント
正月時代劇「いちげき」の放送日時が決定しました。

一撃必殺隊キャラクタービジュアル発表!

そして、ドラマオリジナルキャラクターとして、キク役に伊藤沙莉さん、出演決定!
個性あふれる一撃必殺隊メンバーもキャラクタービジュアルと共に発表します!!


時は幕末。薩摩藩が討幕目的で極秘に結成した御用盗に対抗するために集められたウシ(染谷将太さん)たち百姓集団「一撃必殺隊」。そんな彼らの世話をする飯炊き娘のキク役に、伊藤沙莉さんが決定。ドラマオリジナルのキャラクター・キクが、ウシたち一撃必殺隊と、どう関わっていくか、注目です。

また、ウシやイチ(町田啓太さん)と共に、島田(松田龍平さん)に集められた一撃必殺隊メンバーには、個性豊かな出演者が集結。神通力が使える癒やし系キャラ・ワサこと和三郎役を塚地武雅さん、ひょうひょうとしたお祭り男センこと仙太役を岡山天音さん、ウシの弟分で心優しき大男ヨネこと米吉役を高岸宏行さん、お調子者の女好きウメこと梅吉役を細田善彦さん、仲間思いで隊一番の韋駄天マツこと千代松役を上川周作さんが演じます。
宮藤官九郎さんが描いた、歴史に名を残した『偉人たち』ではなく、『百姓たち』庶民を主人公とした幕末の物語を、魅力あふれる出演者が生き生きと演じ、新春のお茶の間に笑顔と活力をお届けする「痛快エンターテインメント」時代劇をお届けします。



【出演者のみなさんのコメント】


丑五郎(ウシ)/染谷将太

江戸近郊の村の百姓。小柄ではあるが身体能力が高く、観察力もあり、頭が切れる。貧乏暮らしから抜け出し、妹に楽をさせたいと、一撃必殺隊に志願。侍に強いコンプレックスを抱いているが、身分の差に従うしかない自分を変えようと、もがいている。
【染谷将太さんコメント】
こんなに喜怒哀楽を感じる撮影は初めてでした。一撃隊の皆と笑って泣いて戦い続けました。丑五郎は実直で説教くささのない真のヒーローだと思い演じております。個性的な一撃隊も各々が確固たる正義を持っています。それは綺麗事だけではなく、人間臭い信念であり、自分の胸に突き刺さりました。旨みを凝縮した濃厚スープ、でも後味スッキリ、思わず笑顔になってしまう作品です。新年からこの作品のエネルギーを貰って欲しいです!


市造(イチ)/町田啓太

ウシの隣村の百姓。一撃必殺隊・隊士。御用盗を倒せば士分に取り立てるという島田の言葉に、真っ先に飛びつく。虐げられている身分の差からくる抑圧された思いが強い分、侍への憧れも人一倍強い。
【町田啓太さんコメント】
侍への強い憧れを抱く農民、市造を演じます。時代と力に翻弄されながらも、それぞれが決められた運命を自ら変えようとするエネルギー溢れる作品になると思います。今の時代を生きている自分にも、ヒリヒリとしたものが芽生えました。是非ご期待ください。


お菊(キク)/伊藤沙莉

一撃必殺隊の世話をする飯炊き娘。その素性は不明。ウシたち百姓集団とも、対等に渡り合う気の強さを持っており、秘めた思いを遂げるために、一撃必殺隊を揺るがす大胆な行動に出る。
【伊藤沙莉さんコメント】
人生で一度だけファンレターを書いたことがあります。その宛先が宮藤官九郎さんでした。
念願の宮藤作品で時代劇デビューができたこと、本当に心底歓喜致しました。一撃必殺隊の皆様は、とにかく個性豊かで面白くて優しい方ばかりで、現場に行くのが毎度楽しみでした。カメラが回っていないところでも、皆様のやりとりを見聞きしているのが、本当に楽しかったです。新春のお茶の間で、視聴者の皆様とお会いできるのも、とても嬉しいですし、楽しみです。


和三郎(ワサ)/塚地武雅

一撃必殺隊の最年長メンバーにして、癒し系マスコットキャラ。神通力を持っているらしく、天候を当てたり、危険を察知したりできるが、その力の使い方が自分ではわからない。
【塚地武雅さんコメント】
僕自身アクションスターに憧れ、中高剣道部だったので、殺陣をやりたいとずっと思ってたのですが、今まで時代劇に出演しても代官、公家、家老、あるいは百姓、使用人と、どちらかに振れてて殺陣をすることがなく…。今回、武士役でとうとう念願の殺陣を!ワサは神通力がある男ですが、使い方が分からず天気くらいしか当てれない男。愛すべきキャラクターになってたら幸いです。百姓が武士に選抜され、攻めしか教わらずに隊を組む。その危うさ、荒々しさ、儚さを是非ご覧ください。原作の面白さ、宮藤さんのキャッチーな脚本、絶妙です!良い正月になりますよう是非。


仙太(セン)/岡山天音

一撃必殺隊・隊士。普段はつかみどころがなくひょうひょうとした男だが、実は気が小さく、ビビリ。一方で、お祭り好きという一面があり、気分がよくなると陽気に踊りだす。トレードマークは狐面。
【岡山天音さんコメント】
かねてより原作者である松本先生の作品が大好きだったので、今作に参加できた事は、とても嬉しかったです。時代劇と聞くと身構えてしまいますが、原作を読んでいた時から、その斬新な設定にワクワクしていました。それぞれ色合いの異なる共演者の皆様と、隊として一つの共同体を織り成して行く日々は、とても刺激的な時間でした。幕末を舞台にした一撃必殺隊の物語が、「今」と呼応する新年を、心から楽しみにしております。


米吉(ヨネ)/高岸宏行

ウシと同郷で、ウシのことを兄のように慕っている。士分には興味はなく、満足に飯を食べられることから一撃必殺隊に入隊。心優しき力持ちの大男で、いつでも笑顔を絶やさない。
【高岸宏行さんコメント】
正月時代劇「いちげき」米吉役のティモンディの高岸です!一撃必殺隊の仲間を熱く想いやる絆や、果敢に挑戦をしていく姿から勇気をもらえる作品となっていると思います!「いちげき」を観て2023年の最高のスタートを切れる活力として頂けるように、僕も全身全霊でチャレンジさせていただきました!「いちげき」を観て素敵な一年にしよう!みんなならやればできる!


梅吉(ウメ)/細田善彦

一撃必殺隊・隊士。後先考えず、思ったことを口にしては、すぐに謝る素直なお調子者。
女好きの一面もあり、初めて行った女郎屋・井村屋では、運命の女に出会う。
【細田善彦さんコメント】
「侍は嫌いだ!」と口にするけど、なれると言われたら、「なりたい!」と素直に答えてしまう愛らしい百姓たちは、現代に生きる我々にも共感しやすいキャラクターたちだと思います。しかし、いざ夢の侍になってみると、青く見えていた隣の芝は…。染谷さんを中心とした一撃必殺隊と過ごした時間は、常にアイデアが求められる刺激的な時間でした。“いちげき“よろしくお願いします。


千代松(マツ)/上川周作

一撃必殺隊・隊士。おっとりしており、あまり自分の意見を主張しない仲間思いの男。一撃必殺隊で報酬をもらったら、商売を始めたいと思っている。一撃隊で一番の俊足。
【上川周作さんコメント】
今回僕が演じた千代松は、農民を集めて構成した特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の中でも並外れた足の速さを持つ役です。一度も武器を持って戦った事がない農民がどうやって武士と互角に戦っていくのか、手に汗握る展開にハラハラドキドキしました!「悪いヤツら」を成敗しようと奔走する一撃必殺隊が、幕末を舞台に闘った数日間のお話です。是非ご覧ください!


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島田幸之介/松田龍平

元新選組隊士。勝海舟の密命を受けて、江戸近隣の村から百姓たちを集め、御用盗討伐の非正規部隊「一撃必殺隊」を結成し、剣術を教える。今まで何度も死線を潜り抜けてきた強者で、顔に大きな刀傷を持つ、冷たい目をした侍。
【松田龍平さんコメント】
ドラマいちげきに参加させて頂きました。僕の役所は島田という男で、百姓を侍に仕立てて隊を組むという面白い役所です。時代が大きい音をたてて変わろうとする幕末に、刀を握ったこともない百姓が侍になろうと夢みる姿にぐっとくるものがあるのではないかと思います。ぜひご覧下さい。



【あらすじ】

小説『幕末一撃必殺隊』を原案にしたコミック『いちげき』を原作に、幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く物語。舞台は大政奉還直後の江戸。徳川滅亡を図り江戸城下でろうぜきの限りを尽くす薩摩藩士に対し、大規模な戦争を避けたい勝海舟は会津藩の武士でも庄内藩の武士でもなく「村の力自慢」や「大男」、「村一番の速足」や「機転の利く小男」などバラエティーに富んだ百姓たちを寄せ集め、私設部隊を秘密裏に立ち上げる。多額の報奨金を目当てに集まった丑五郎(染谷将太)や市造(町田啓太)ら百姓たちは、初めて握る刀に動揺しながらも、元新選組隊士の島田幸之介(松田龍平)に特別な訓練をうけ、日に日に成長。そして初陣。雄たけびとともに威勢よく出陣した百姓軍団の彼らには「一撃必殺隊」という名が付けられた。



正月時代劇「いちげき」

【放送予定】
2023年1月3日(火)
総合/BS4K よる9時~10時29分(89分)
【原作】
『いちげき』松本次郎・『幕末一撃必殺隊』永井義男
【脚本】
宮藤官九郎
【語り】
六代目 神田伯山
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
染谷将太  町田啓太 伊藤沙莉 塚地武雅 岡山天音 高岸宏行 細田善彦 上川周作/ 松田龍平 ほか
【演出】
松田礼人(TBSスパークル)
【制作統括】
樋口俊一(NHK) 加藤章一(TBSスパークル)
【プロデューサー】
塩村香里(TBSスパークル)