

売れない役者・松戸諭(仲野太賀)が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まるストーリー。諭と個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事、そして運命の女性との出会い―人生がようやく軌道に乗り出したころ、突然の1本の電話により、アメリカに渡ったきり音信不通であった兄武志(草彅剛)が倒れたということを知り、兄を迎えに行くためアメリカに旅立つ。他人に拾われ続けて人生を切り開いてきた男が、今度は兄を“拾う”べく、旅立つのだが、アメリカでは彼の思いもよらない、さらに多くの出会いが待ち受けていた…。本作は松尾諭の“すっごい実話”に基づいた笑いあり涙ありのヒューマンドラマとなっている。
この度、『拾われた男』に“本人役”で出演する、追加キャスト6名を解禁!
今回解禁となったのは、最強の“運”と“縁”に恵まれている主人公・松戸諭の物語を彩る“本人役”追加キャストたち!!
役者を目指して上京した松戸諭を拾った芸能事務所FMC一番の売れっ子“癒し系”女優として、井川遥が出演。ひょんなことから諭は彼女の運転手になり、意外な本心を吐露されるほど頼られる。井川は「もちろん、まわりのキャストの方の中で浮くだろうなぁ、無理があるだろうなあと思いました。でもこれは原作と違って〝ドラマはフィクションです!”と乗せられて笑。自分であって、ある意味破茶滅茶でいいんだな、と受け取って(笑)演じようと思いました。実際のところかなり寄せているところとフィクションが入り混ざり…仕上がりはどんなことになっているのか怖いような楽しみのような気持ちです。」とコメント。
そして、松戸諭の“物語”の原作者である松尾諭本人も、劇中内で物語を書いていく〝転がし役“として出演!夏帆演じる、敏腕編集者・芥川マリと共に自身の過去を振り返りながら、“松戸諭”の物語を“書き”進めていく。
その他、松戸諭が上京して初めて受けた劇団・東京乾電池のオーディションで、劇団の結成メンバーである柄本明、ベンガル、綾田俊樹の3人が審査員として出演し、実際のオーディション並みの迫力を見せる。柄本明は「松尾諭さんとは近所に英会話できる空間があって、そこで挨拶をして、ちょこっとお会いしたことあります」と、原作者・松尾諭との“意外な縁”を明かし、本人役を演じることについては「特に何も考えず演じています。」と、“本人役”だからこそ自然体で挑めたことを伝え、「楽しく観ていただければ幸いです。」とコメントを寄せた。また、松戸諭がアルバイトをしているビデオレンタルショップTATSUYA渋谷店のお客として、塚本晋也監督が登場。要潤演じる、映画監督志望“塚本”との接点もお楽しみに!
BSプレミアムドラマ「拾われた男 Lost Man Found」
【原作】
「拾われた男」松尾諭
【脚本】
足立紳
【音楽監督/音楽】
岩崎太整
【出演】
仲野太賀
伊藤沙莉 / 鈴木杏 伊勢志摩 北村有起哉
要潤 安藤玉恵 前田旺志郎 北香那
松本穂香 岸井ゆきの 片山友希 大東駿介 塚本晋也 六角精児
夏帆 松尾諭 柄本明 ベンガル 綾田俊樹 末成映薫 井川遥
風間杜夫 石野真子 / 薬師丸ひろ子
草彅剛
【演出】
井上剛
【制作統括】
真鍋斎、成田岳(ディズニー)
【プロデューサー】
家冨未央、山本晃久(ディズニー)
【制作・著作】
ウォルト・ディズニー・ジャパン / NHKエンタープライズ