『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』出演者 第2弾発表
2022年3月16日 午前11:00 公開
2022年3月29日 午後4:43 更新

“ショートショートの神様”による珠玉の作品の数々を令和に実写化!
星新一ワールドを彩る、後期キャストのお知らせ


“ショートショートの神様”星新一。生涯にわたり発表された1001編を超える作品は、教科書にも掲載され、いまなお読みつがれています。
その星新一が紡ぎだした物語を実写化し、4月から、毎週15分の短編ドラマとして放送。先日の発表で早くも話題となっている4月、5月のキャストにつづいて、6月以降のラインナップと出演俳優をお知らせします。

6月からは、滝藤賢一/村上虹郎(『白い服の男』)、荒川良々(『ものぐさ太郎』)、奈緒/リリー・フランキー(『窓』)、村上淳(『凍った時間』)、竹原ピストル/夏帆(『夜と酒と』)、若葉竜也(『ずれ』)、柄本時生(『もてなし』)、玉山鉄二(『鍵』)、田中直樹/加藤諒(『買収に応じます』)、窪塚洋介(『処刑』)が登場します。
いずれもドラマや映画で活躍する演技派・個性派ぞろい。「“平和”を守る特殊警察」「悪魔」「サイボーグ」「人生に絶望した男」「宇宙の果てに送られた死刑囚」といった星新一ワールドの住民たちをどのように演じるのか、ご期待ください。
窪塚洋介は、約20年ぶりのテレビドラマ出演となります。さらに、「怒髪天」の増子直純や新日本プロレスのオカダ・カズチカ(ともに『ずれ』)など、異色の顔ぶれにもご注目。また、玄田哲章、中尾隆聖、野沢雅子、千葉繁といったレジェンド級の声優陣も参加(『ものぐさ太郎』)。いったいどんな役柄なのか、お楽しみに。

4月から8月にかけてお届けする全20回のシリーズでは、どこかにありそうでどこにもない世界を舞台に、人間の欲望や不安を見つめた決して古びることのないエピソードを、令和ならではの視点や最新技術で再構築します。
星新一の次女、星マリナさんも、「毎回あらたな驚きと感動がありますように」と期待を寄せています。
急速なデジタル化、AI、民間人宇宙旅行、自動運転といったテクノロジーの進化。その一方で、地球温暖化による気候変動、世界的なパンデミック、国家間の紛争や格差など、さまざまな課題に直面しながら変貌する世の中。そんな21世紀のいまだからこそ、星新一の物語は、わたしたちをときにニヤリとさせ、またときにゾクッとさせながら、大切なメッセージを語りかけてくれます。そのことを、「不思議な不思議な」ドラマを通して、ご自身の目で、確かめてみてください。

「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」

【原作】
星新一 『ボッコちゃん』『ようこそ地球さん』『なりそこない王子』ほかより
【総合演出】
望月一扶
【脚本・演出】
※各話担当下記
【制作統括】
柴田直之(NHK)
鳥本秀昭、川崎直子、西村崇、坂部康二、神林伸太郎(NHKエンタープライズ)
山本玲実、明仁絵里子(テレコムスタッフ)
【制作】
NHKエンタープライズ
【制作・著作】
NHK、テレコムスタッフ
【放送】
2022年4月~8月 BSプレミアム・BS4K同時放送
毎週火曜日 夜9時45分~10時(全20回)
※BS8Kにて2022年3月22日(火)~24日(木) 先行放送




■2022年6月7日(火) 『白い服の男』
脚本・演出:萩原翔
出演:滝藤賢一 村上虹郎 / 浦山佳樹 林裕太 瀬戸かほ 大島涼花 / 今井朋彦

■2022年6月14日(火) 『ものぐさ太郎』
脚本・演出:加藤秀章
出演:荒川良々 / 斉藤瑞季 声の出演:玄田哲章 中尾隆聖 野沢雅子 千葉繁

■2022年6月21日(火) 『窓』
脚本・演出:平田潤子
出演:奈緒 リリー・フランキー / 山崎潤 岸明日香 石田夢実 北村優衣 辻凪子

■2022年6月28日(火) 『凍った時間』
脚本・演出:望月一扶
出演:村上淳 / 吉田メタル / 小松利昌 寒川綾奈 宮原尚之 山下ケイジ 藤木修 ロベルト・G 内田亜希子 斎藤汰鷹 / 内藤正記 テイ龍進

■2022年7月5日(火) 『夜と酒と』
脚本・演出:生越明美
出演:竹原ピストル 夏帆 / 木村知貴 ウラシマ 浜名一聖 小野寺ずる 隅田杏花 円井わん

■2022年7月12日(火) 『ずれ』
脚本・演出:宇野丈良
出演:若葉竜也 / 増子直純 フェルナンデス直行 新名基浩 / 美波 / 松尾諭 / 武内駿輔 / オカダ・カズチカ 安部賢一 岡本夏美

■2022年7月19日(火) 『もてなし』
脚本・演出:森山宏昭
出演:柄本時生 / 中山祐一朗 伊達暁 山下リオ 山本剛史 中村優子 / 画大 小杉幸彦 しのへけい子 三河悠冴 鹿野祥平 / 浅野和之

■2022年7月26日(火) 『鍵』
脚本・演出:小関竜平
出演:玉山鉄二 / 塚本晋也 / フレデリック・ベノリエル / 川原瑛都 塩田朋子 / 松原智恵子

■2022年8月2日(火) 『買収に応じます』
脚本・演出:近藤泰数
出演:田中直樹 加藤諒 / 泉ノ波あみ

■2022年8月9日(火)・16日(火) 『処刑 前・後編』
脚本・演出:柿本ケンサク
出演:窪塚洋介 / ROLLY SUMIRE 野間口徹 / 島本須美



【コメント】


星マリナさん(星新一・次女/星ライブラリ代表)
父の小説には、つづけて読むことで気づくことがあります。それは、カードをひっくりかえして裏面を確認したあと、それをもう一度ひっくりかえしたら、もとにもどらずにまた別の面がでてくるような……。「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」をご覧になる方たちにも、「ボッコちゃん」から「処刑」まで、毎回あらたな驚きと感動がありますように。そして制作にかかわった多くの方たちの、それぞれのドラマにこめた思いが、みなさまに届きますように!



【出演者のコメント】


 
滝藤賢一さん/「白い服の男」
(星新一作品は)まるでファンタジーのようで、ありそうでない、いや、なさそうであるんじゃないか、というリアリティーを感じます。今回私が参加した「白い服の男」も、なんとも不思議な世界。この作品の為に作られた衣装がまた、星新一ワールドの絶妙な違和感に拍車をかけ、物語に深く導いてくれます。虹郎君とのセッションで生まれたこの圧倒的な世界観を、是非多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。



 
村上虹郎さん/「白い服の男」
この作品は短い文章の中に確固たるテーマがあって、ドラマを見てくださる人にもガツンと伝わるものがあるんじゃないかと思います。滝藤さんとしっかりと対面するのは今回が初めてで、インパクトのある役や狂気的な役のイメージがあったんですけど、すごくフランクな方で楽しかったです。そんな滝藤さんがとにかくかっこよくて、とにかくしゃべる、そこも見どころです。



 
荒川良々さん/「ものぐさ太郎」
星新一さんのものぐさ太郎に出演します。小生ももともとものぐさでございましてまさにピッタリの役でございました。とはいえベッドの上という宇宙で相手役は主に固定電話だけで物語が進行していきます。原作の星新一さんも言わずもがなですがこれをドラマにしようと思ったスタッフの方々の勇気!そして小生をキャスティングしたセンスの良さ!どこをとってもオモシロ要素しかありませぬ。NHK万歳!




奈緒さん/「窓」
ショートムービーは短いからこそ、いつも余韻が長く残ります。「窓」は救いようのないお話かもしれません。客観的に感じていたこの短いお話が、気がつけばジワジワと自身に歩み寄っている感覚にはヒヤリとしました。実は現場でチラリと違う作品のお話もお聞きしまして…イチ視聴者としてどの作品も楽しみにしています。おそろしく、引き込まれる星新一さんの世界、皆様に"テレビ"という"窓"から覗いていただけますように。




リリー・フランキーさん/「窓」
世代的に、僕らの10代の頃は皆んな星新一を読んでいました。多分、その経験がなければ僕は物書きになったりしてなかったでしょう。そんな星先生の原作、しかも今の日本のドラマには余りない、耳の痛いアイロニーが効いた作品に参加できて楽しかったです。ここに描かれた人間の虚栄や承認欲求は、原作の頃よりもSNS時代の今の方が、より他人事じゃないのかもしれません。



 
村上淳さん/「凍った時間」
"世界観"の共有こそ我々エンターテインメントに携わる者の歓びなのではないでしょうか。見終わった後にふと明日がんばろうと心がスンとしたりすること。この世界は思っている以上に美しいと何度目かの望月組を終えてみると改めて思います。視聴者の方々が"何か"を感じとっていただけたら最高です。どうぞよろしくお願いいたします。




竹原ピストルさん/「夜と酒と」
(いつもそうですが、)とても緊張しました。でも監督をはじめスタッフの皆様、夏帆さんをはじめご一緒させていただいた役者の皆様がことごとく優しくて、それに勇気づけられつつ、ときに甘えつつ、精一杯参加させていただきました。危うく、悲しく、虚しく、救いようがなく映ったならば、嬉しいです。精進します。



 
夏帆さん/「夜と酒と」
星新一さんのシュールな世界に身を置くことができて、贅沢な時間でした。今回わたしが演じた"青い服の女"は、竹原さん演じる"男"の理想の女性の具現化で、いかに魅力的に惑わすことができるのか…悩みながらも楽しく演じさせていただきました。竹原さんの哀愁ただよう佇まいと、どこか手を差し伸べたくなるようなチャーミングなお芝居がまさに"男"そのもので、とっても素敵でした。



 
若葉竜也さん/「ずれ」
小説を読むとき、多少なりとも結末はこうなるんじゃないかなとイメージしながら読むんですが、星新一作品はその想像を超えてくる。それは快楽というか快感に近い感じがして、そこが魅力だと思います。また、他の作品も、とんでもない役者の方々が出演されていて、僕も一視聴者としてすごく楽しみなドラマです。



 
柄本時生さん/「もてなし」
短編であまりこういったテイストの作品をやったことがなく、とても楽しい時間を過ごせました。有り難う御座いました。



 
玉山鉄二さん/「鍵」
こういうSF作品というか、ファンタジックな作品に出演することがあまりなかったので、どういう作品になるか楽しみでもありました。この作品もそうですが、星新一作品はシュールさがあり、でも奥が深くて、それぞれのキャラクターもしっかり立っていて。終わり方が独特というか、いい意味ですっきりしない感じというか、そういう部分が作品の魅力じゃないのかなと思います。



 
田中直樹さん/「買収に応じます」
若手の頃、コント作りの参考になるからと、先輩に勧められて読んだのが星さんの作品でした。ユニークな設定とエッジの効いたオチ。夢中になっていろんな作品を読みました。この「買収に応じます」も、まさかまさかのオチが待っています。これを50年程前に書かれていたかと思うと改めてその凄さに驚かされます。



 
加藤諒さん/「買収に応じます」
中学の朝読書時間で「星新一ショートショート」を読んでいたこともあり、今回出演させて頂けて、大変光栄でした。『買収に応じます』は「ショートショート」の中でも2ページという短めな作品ですが、その短さの中でも、男と死神がとても魅力的に描かれていたので、演じさせて頂く事が楽しみでした。田中直樹さん演じる男と僕が演じます死神の駆け引きを楽しみにご覧下さいませ。



 
窪塚洋介さん/「処刑」
昨年末、久しぶりにかっきー(柿本ケンサク)と西麻布で呑んでいた時に、積もる話も済んだ頃に彼がふと話し出した来年の話。いつも通りさりげなかったが、とても気になるものがあった。その理由は、柿本ケンサクが監督であることと、それが自分にとって久しぶりのTVドラマであること。そしてもちろん、"星新一"さんの作品であること。台本を読んで決めて欲しいという彼の気遣いもそっちのけで、前のめりだったのは酒のせいでないことは言うまでもない。現場はここ10数年で1,2を争う過酷な(文字通り極寒の)現場だったが、扱うテーマの根源や皆の思いが滲み出すような研ぎ澄まされたものになった。まだ完成を観てはいないけれど、すでに胸を張ってO.A.を心待ちにしています。今この時代に「処刑」という今作が、如何なる響きをもたらすか楽しみで仕方がないです。