土曜ドラマ「空白を満たしなさい」阿部サダヲさんコメントのご紹介
公開2022年7月11日午後2:00

「あなたは亡くなったんです、3年前に」――ある日突然、身に覚えのない己の死から復活した男。 会社の屋上から転落したというが全く思い出せない。 最愛の妻と幼い息子を残し、なぜ自分は死なねばならなかったのか。真相を追い求める男がやがてたどりつく真実とは……。原作・平野啓一郎、出演・柄本佑×鈴木杏×阿部サダヲで送る本格派ヒューマン・サスペンス、土曜ドラマ「空白を満たしなさい」。設定こそSFでありながら、実力派キャストのリアルな演技の応酬で「いっときも目が離せない」「先が全く読めない」と話題になり、中でも謎の鍵を握る不気味な男・佐伯を演じる阿部サダヲさんの「怪演」が大きな評判を呼んでいます。

2022年7月16日(土)放送の第3話では、いよいよ主人公と佐伯が再会すると共に、死の真相が明らかに・・・・・。放送を前に、阿部サダヲさんからコメントをいただきました。

■佐伯 役
阿部サダヲさん コメント


○今回演じた「佐伯」の印象について
怖いですよね…。こういう役はなかなかやった事がなかったので、演じていておもしろいです。たぶん佐伯は寝ていない人だと思います。ものすごくいろんな事を考えている人で、実は優秀で才能もあると思うんです。すごく徹生(柄本佑)のことを調べ上げていますからね。たぶん千佳さん(鈴木杏)のことも少し調べているはずです。出来る人だと思いますが、世間的にはうまくいってないっていう、その悲しさがこういう風体になっているのだと思います。それにいろんなところに忍び込んでいく。ここにもいる、ここにもいるってね。どうやって忍び込んだのだろうって思わせるような事がありますからね。不思議ですよね。

○佐伯を演じる上で、意識したことはありますか
来て欲しくないな、現れて欲しくないなっていう人物でいたい気がしています。“この人が出てくると面倒だぞ”という感じの人でありたいですね。最初は、何か特徴付けとか、こういう風貌なので息苦しくしたいとか、考えていましたが、必要ないと思えてきて。普通でいた方がいいと思い、演じていました。

○撮影中で印象に残っていることは
毎回セリフが長いっていうのは面白いですよね。1話の車の中のシーンは佐伯にとって肝だったので、やっていてすごくおもしろかったですね。(柄本)佑くんとも長いシーンを共演する事が今までなかったから、嬉しかったです。嫌な事を言うシーンだと、2話のファミレスで千佳に徹生のことを話すシーンがあったのですが、その時に千佳が連れていた赤ちゃんの璃久くんの芝居がよかったです。なんだって顔して僕のことを睨んだのですが、すごくいい顔をしているので、見ていただきたいです。何かを感じるんですかね。この人敵だって。

○ドラマの見どころについて
徹生がなぜ生き返ったのか、なぜ死んだのか、佐伯はいったい何者なのか、そういう所をいろいろ考えながら見ていただくと面白いと思います。毎週たぶん後半の方に佐伯が現れるのですが、どうなるのだろう。佐伯が出てきて、次どうなるのだろう、と思える事が起きてくるので、楽しいと思います。
ドラマも後半になってくると、千佳という人がどういう生い立ちだったのかがどんどん出てくるのも面白いです。僕も見ていて、あらっ、どうなってしまうのだろうと思いました。
3話で佐伯という人が分かってくるので、そこまでどうなるか我慢していただいて。最初は嫌な感じかもしれませんけどね。佐伯は悲しみでどんどん大きくなっていきますからね。お腹もお尻も。結構細かいところなのですが。



土曜ドラマ「空白を満たしなさい」

【放送予定】
総合 毎週土曜 夜10時~10時49分
【原作】
平野啓一郎 「空白を満たしなさい」
【脚本】
高田亮
【音楽】
清水靖晃
【出演】
柄本佑 鈴木杏 萩原聖人 渡辺いっけい うじきつよし 藤森慎吾 ブレーク・クロフォード
田村たがめ 斉藤拓弥 / 風吹ジュン 阿部サダヲ
(ゲスト) 井之脇海/本田博太郎 野間口徹/木野花 国広富之 滝藤賢一 ほか
【制作統括】
勝田夏子(NHKエンタープライズ) 落合将(NHK)
【演出】
柴田岳志(NHKエンタープライズ) 黛りんたろう

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