大谷翔平語録2024~新天地でのことば~

史上最高額の大型契約でドジャースへ移籍した大谷翔平選手。その一挙手一投足からは目が離せませんよね。昨シーズン、多くの方々にご覧いただいた「大谷語録」を、今シーズンも公開していきます。できるだけ多くの大谷選手の言葉を拾い集めていきます。その言葉の数々から、大谷選手の思い、そしてドジャース1年目のシーズンをひもといていきます。(※すべて現地時間。最新の情報が上に来ます)


最新の打撃成績

5/6 対 ブレーブス 2番・DH

3打数 2安打(1HR) 2打点 2盗塁

打率 .370 打点 27 本塁打 11本 盗塁 9

OPS 1.139  ※現地時間 5月6日現在

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5/6 11号ホームラン 3試合連続


ドジャースで初の週間MVP(エンジェルス時代に7回)に輝いたこの日、マーリンズ戦の第1打席では時速98マイルの高めの速球をフルスイングしセンターバックスクリーンに一直線。3試合連続のホームランとなった。

また、この日は2盗塁と足でも魅せた。

試合前には、月間MVPに輝いたムーキー・ベッツとともにテレビに出演。率直なことばで、ベッツ選手を称えた。

ーー 以下、一問一答です ーー

Q.(ムーキー・ベッツ選手を横に)大リーグでショートを守れますか?

A.絶対に無理ですね。

Q.ピッチングが恋しいですか?

A.恋しさはありながらも、先発(登板)は緊張するので、その緊張感が恋しいのと、もう少しバッターに集中してみたいなという気持ちも多少はある。

Q.ともに高いレベルで競いあっているが?

A.まだ1か月くらいなので、僕個人としてはかなりムーキーの印象的な活躍をはげみにしている。ほぼ間違いなくム-キーが出塁している状況が続いているので、比較的、自分にとってポジティブな状況で打席に立てているのが大きいと思います。

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5/5 "振るべきボールを振れている" HRトップに


「振るべきボールを振れているのがいいところかなと思う。あの方向(センターから左方向)にしっかり距離が出るというのも状態がいい証拠だと思います」

今シーズン初の1試合2本のホームラン、そして4安打で3打点。打率と安打数、ホームラン数で両リーグ通じてトップに立った。強豪ブレーブスを相手に3連戦3連勝の立役者となった大谷選手は、インタビューの中でも調子の良さ、そして手応えがあることを口にした。

まずはヒーローインタビューの一問一答から。

Q.(3連戦の初戦で)延長10回に同点タイムリーを打ってから、この2試合良い感じで打っているが、何かきっかけを掴んだのか?

A.自分的には大きなヒットでしたし勢いに乗るには十分な打席だったと思います。

Q.4安打、相手のエース・フリード投手から3安打。どういう対策?

A.初めての対戦だったので、どういう感じでくるのかは正直わからなかったですが、自分のスイングをしようと思っていきました。

Q.最後のホームランが距離的には3番目に飛んだホームラン、いまどういう風にボールが見えているんですか?

A.振るべきボールを振れているのがいいところかなと思う。あの方向(センターから左方向)にしっかり距離が出るというのも状態がいい証拠だと思います。

Q.アトランタに対して、どういう雰囲気でした?

A.まずディフェンスも含めてピッチャー陣もすごくよかったと思うので、オフェンスももちろんそうでしたけど、まずはスタートの先発ピッチャーがすばらしかったと思います。

Q.監督が完璧な試合展開で勝っていると行っているが、大谷さんはどう見えていますか?

A.強いチームに対してこういう野球ができているというのは自信を持っていいと思うし、またあしたからの励みにしたいと思っています。

ーー 以下、囲み取材の一問一答 ーー

〈アメリカメディア〉

Q.調子のよさの要因は?

A.えー、なんでしょう、まあバッティング自体の状態もいいですし、試合運び自体が全体としてすばらしいと、ディフェンスも含めて。なので自分の打席にもいいリズムで入れているかなと思います。

Q.逆方向にホームランを打てているのは調子のよさを表している?

A.そうですね、いい動きで入れているのもそうですし、あそこにホームランが打てるという自信があれば、もっとほかの球種に対してのアプローチも自信を持って行けるじゃないかと思うので、いいサインかなと思います。

Q.460フィート(およそ140メートル)以上のホームランを打てる選手はなかなかいない。

A.なんですかね、まあ長打が持ち味だとは思ってるので、そこを極力試合の中で表現できたらいいなとは思っていますし、チームのバランスとしてあそこで長打をしっかり打てるというのは大事なことだと思っているので、自信を持っていきたいと思います。

Q.ブレーブスとの試合はプレーオフのような雰囲気に感じた?

A.そうですね、すばらしいチームですし、みんな気合いも入ってたんじゃないかと思うので。すばらしい打線を相手にまず投手陣がすばらしいピッチングをしていたというのが印象的だと思います。

〈日本メディア〉

Q.1本目のホームランの感触は。

A.1本目は、まあちょっと、つまり気味というか、遅い球に対してちょっとポイントが後ろめだったかなとは思いますけど、ぎりぎり入ってくれたらいいなという感じでした。

Q.ホームランにしては速くない打球だったが、それが入るというところは進化を感じている?

A.でもまあきょうは、なんていうんですかね、デーゲーム特有の風というか、そういうのもあったと思うので、打った感覚的にはどうかな、入るか入らないかくらいだと思いますけど、比較的しっかり入っていたので、デーゲームの力もあるかなと思います。

Q.今月1日に休養日をはさんでからホームランが出ているが、効果を感じている?

A.そうですね、まあ、休日の前の休みだったので、結果的には2日休んで、フレッシュな状態で打席には立てているかなと思います。

Q.ダイヤモンドバックスとの3連戦2試合目で3三振した試合から、技術的な修正はあった?

A.まあよくても悪くても毎日チェックと改善はするものなので、そこが分岐点になったとは思っていないですけど、毎日毎日、きょうよかったからと言ってあすいいかもわからないですし、またあすはあすでいつもどおりの調整をしたいなと思っています。

Q.試合後にロバーツ監督と会話していたが、どんなことばを?

A.いや、もうナイスジョブだというだけでした。

Q.2本目のホームランは自己3番目の飛距離だったが、感触は。

A.2本目はもう完璧でしたね、比較的真ん中へんの球を、いいタイミングで振れていたかなと思います。

Q.ブレーブスのフリード投手は好投手だが、どんな対策を立てていたか。

A.まあビデオも見ましたし、初めての対戦だったので、すばらしい投手だなという印象は変わっていないですし、打ったからと言ってなにか変わるわけでもないですけど。んーまあ入れどころと抜きどころとメリハリもつけてトータルでしっかり最少失点には抑えていた印象なので、やっぱりすばらしい投手だなという印象かなと思います。

Q.センター前ヒットを打った後、フォームを確認するようなしぐさをしていたが、どんな修正を考えていた?

A.いや、あれはあれでよかったんじゃないかなと。いちばん、基本的にはボールは見送るべきなので、けっこうプレートからも離れてましたし、待てればいちばんよかったんですけど、追い込まれていたのでいろんなボールをケアしながら、あのコースに対しての最大限のアプローチはできたかなとは思っています。

Q.オズーナ選手も10号を打って、また大谷さんが追いついてという形だったが、まわりの選手の数字は気になるか。

A.まわりは特には気になっていないです。まあ自分自身の数字もことしはほぼ見てはないですし、今までのシーズンの中でいちばん、まあ別に、なんていうんですかね、どのくらい打っているかどうかもそうですけど、あまり、なんていうのかな、見ることが少ないかなとは思っています。

Q.見ることが少ない理由は?

A.理由。まあほかにやることがやっぱりたくさんあるというか、まずその、なんでしょうね、チームの打線の中で今2番打ってますけど、その流れを理解して打線に慣れるということがいちばんやるべきことなので、打った打たないにかかわらずまずそのアプローチの仕方をいちばん考えないといけないかなと思っています。

Q.開幕から内角高めを執拗に攻められているように感じるが、自身の感触は?

A.内角高めの数字は去年もすごくよかったので、あまり攻められることもなかったですし、ことしに関してもいいアプローチはできているかなとは思うので、多少最初、ちょっと後ろ気味のポイントでさされることはありましたけど、もう通常にはなっているので、いいんじゃないかと思います。

Q.センターから逆方向に打てる自信があれば、ほかの球種へのアプローチも自信を持てると言っていたが、それは構えやスイング軌道がポイントか?

A.単純に、なんていうんですか、あそこにホームランしっかり入る打球が打てるという確認が取れるということが、ほかの球に対するアプローチがこう、変わってくるので、あれが1本出るかどうかっていうのが気持ち的にもアプローチ的にも大事かなって思いますっていうことですかね。

Q.試合でということですか?

A.試合・・・練習でも打てればいいですけど、基本的には試合が大事かなと思います。

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5/4 "すっきりしました" ロバーツ監督超えの8号HRに


大谷選手はブレーブス戦で今シーズン8号のホームランを打ち、ロバーツ監督が持っていたドジャースの日本生まれの選手の通算ホームラン数の記録を更新して単独トップとなった。試合後、前日監督に贈ったという車の模型のことなどについて報道陣の取材に応じていたところ、突然、ロバーツ監督本人が現れるひと幕も。

ーー 以下、一問一答です ーー

〈アメリカメディア〉

Q.ロバーツ監督の記録を抜いて気持ちは?

A.すっきりしました。

Q.自動車のおもちゃのプレゼントについては。

A.車がほしいって言ってたので、本人も喜んでもらって、よかったなと思います。

Q.そういういたずらはよくする?

A.そうですね、笑ってもらうのは好きだと思うので、今後なにかあれば、またやりたいなと思います。

Q.きのうは10回ウラで同点のタイムリーヒット、きょうも貴重な活躍を・・・。

ーー 監督のカットイン ーー

※ロバーツ監督が大谷選手にもらった自動車の模型を持って取材中の大谷選手のもとに来る。

(ロバーツ監督)すいません、取材中におじゃまします。みなさんに見せたいのが、きのう翔平からもらったプレゼントです。今夜彼は日本生まれの選手のドジャースのホームラン記録で私を抜きました。翔平、おめでとう。

(大谷選手)Thank you.

(ロバーツ監督)ありがとう、これが私の車です。ジョー・ケリー投手の自動車との違いは、彼の自動車は私のオフィスに入らないことです。この車は私の机にぴったりです。ありがとう翔平。

※笑いながら引き上げていく。

Q.本物の自動車は買う?

A.(困ったような笑顔)まあ、ワールドシリーズに勝てたら考えます。(笑)

Q.このアイデアはどこから?

A.これは、ワトソンさん(ドジャースの地元中継局のリポーター)がやったらどうだと言っていたので。

Q.大リーグでいちばんのいたずらだと思うか?

A.どうなんですかね、わからないですそれは。

Q.ここ12試合で10勝、その前の不調からチームが好調になった要因は。

A.連敗はたしかにありましたし、まあなにかあればすぐにチームでミーティング、選手だけでミーティングしたりとか、やっぱり出てる選手とか出てない選手とかいろいろいますけど、そういうのに関係なく全員で意見を出し合いながら、やる雰囲気というのは、僕はことし1年目なので初めてですけど、そこはすばらしいなと思っていました。

Q.前の環境と比べて、ドジャースには連敗を抜けられる要素がある?

A.んー、どうなんですかね、前がどうのではないですけど、みんなプロ意識を持って、ひとりひとりが、なんていうんですかね、試合だけではなくて、その前の取り組みも、練習もそうですし、毎日やるべきことをしっかりやってる結果じゃないかなと、見てては思うので、そういう選手たちが多いなというのは思います。

Q.得点圏でセンター返しや逆方向に打っているが、新しいアプローチか?

(写真)前日の延長10回 センターへタイムリーヒット

A.特にまあ大きく変えてはいないですし、なるべく変えたくはないとは思っているので、たまたまその、そういうアプローチになる球が多いのかなとは思います。

〈日本メディア〉

Q.シーズン8号ホームランの狙いと感触は?

A.あー、インサイドよりでしたけど、あの、反応して引っ張れたので、いい角度で上がって、ちょっと詰まってましたけど、なんとか入ってくれてよかったなと思います。

Q.ロバーツ監督の記録を抜くことが目標だと言っていたが、次の目標は?

A.また新しいのを探したいなと思います。はい。

Q.ベースを回りながらずっと笑顔だった。そのときの気持ちは?

A.入らないかなというのが第一印象だったので、まず入ってくれてよかったなというのと、まあブルペンもダグアウトも喜んでくれていたので、はい、よかったなって感じでしたね。

Q.ホームランの打席は非常に険しい顔だった。

A.いつですかね?ボールを待ってる、打席でってことですか?いや、普通にいつも通りの打席でした。はい。

Q.マンシー選手もホームラン3本。打線の迫力をどう感じている?

A.まああの、追加点をしっかりと、どのピッチャーからも取っていくというのは、連戦を重ねる中で、中継ぎのやりくりをするなかでも大事なことかなと思うので、3戦目に、あすにつながる追加点だったかなとは思いますし、全体的にね、みんな振れてて、いいつながりだったんじゃないかなと思います。

Q.こんなに楽しくベースを回ったホームランは初めて?

A.いや、そんなことはないですかね。

Q.ほかにはどんな?

A.全部覚えているわけではないので、あれですけど、まあ印象に残っているホームランは、まあ、それなりには打ってきているので、まあ何個かはあるかなと思います。

Q.大谷選手にとって、ロバーツ監督はどんな存在か。

A.うーん、基本的には選手に寄り添う、タイプの監督かなと思いますけど、よくないプレーに対して、まあまあしっかり、改善点もそうですけど、どの選手にもアプローチ含めて話し合える関係性も、もちろんどの選手ともあると思うので、そういうメリハリのある監督かなと思います。

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5/2 "生活のリズムも徐々にできてきている"


「生活のリズムとかも徐々に徐々にできてきていると思うので、もっともっと慣れてくれば、またやりやすくなるのかなと思います」

大谷選手はドジャースタジアムで行われたチャリティーイベントに妻の真美子さんと参加した。そろいの黒の服装でドレスアップした2人は笑顔でカメラ撮影に応じるなど、リラックスした様子だった。きょうのことばは、家族の支えについて聞かれたあとのひとことだ。

ーー 以下、一問一答です ーー

Q.シーズン中にこうしたイベントに参加してみて。

A.伝統的になんかやっている(イベント)みたいなので、それは楽しみにして来ました。

Q.ファッションのポイントは。

A.これはスポンサー企業のものなので、特に僕は選んでないです。

Q.家族の支えについて。

A.まだシーズン始まって間もないので、本当にキツくなってくるのはこれからかなと思いますけど。生活のリズムとかも徐々に徐々にできてきていると思うので、もっともっと慣れてくれば、またやりやすくなるのかなと思います。

Q.イベントの中で楽しみにしてることは。

A.コンサート自体、来るのが初めてなので、それ自体をまず楽しみたいなと思います。

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4/26 "僕でもブーイングする"


「僕がブルージェイズの逆にファンだったら普通にブーイングすると思いますし、それは野球の一環かな、スポーツの一環かな」

1回の第1打席、移籍先の有力候補のひとつにあがっていたブルージェイズのファンから大きなブーイングを浴びせられた。その中で動じることなくホームランを打った大谷選手が、その雰囲気を振り返ったことばだ。質疑の中では、元通訳の事件もあったこの1か月について、監督やチームメートと冗談を言い合い、笑い合える雰囲気がとても楽だと、大谷選手らしいことばで感謝を口にした。

ーー 以下、一問一答です ーー

<アメリカメディア>

Q.ブルージェイズファンからの反応がどうなるかわからなかったなか、第1打席でのホームランはどうだったか。

A.1打席目だったので、トロント自体に来るのを楽しみにしていましたし、きょうも満員に近いお客さん、ファンの人がいて、選手冥利に尽きるというか、多くのファンの人の前でやるというのはすごく自分的には、こう、エキサイティングするのかなと思います。

Q.ブーイングにびっくりした?

A.びっくりはしなかったですね。(笑)

Q.最近の打撃の好調はなにか要因がある?

A.いろいろその、なんていうのかな、データのことも含めてバッティングコーチともよく話しますし、動作的なことも含めてコミュニケーションとれているのがいいところじゃないかなと思います。

Q.ファンからの反応はモチベーションになった?

A.モチベーション…、ブーイングされるかされないかは特に結果的な話なのであれですけど、これだけ多くの人に入ってもらって、なんていうんですかね、自分のチームを好きだからこそ相手のチームの選手にブーイングしたりすると思うので、そういう熱量というのは別にドジャースファンでも、ブルージェイズファンでも、野球好きなんだなという、そういうリスペクトを逆に感じるところかなと思いますね。

Q.ブーイングにびっくりしなかったのはなぜ?

A.結果的にその、これはドジャースに決めたときも言いましたけど、結果的に行ける球団というのは1つで、僕的にはなんでしょうね、声をかけてもらった球団というのは本当に感謝しかないですし、そこに関しては本当に僕は、ファンの人がどう思っているかは置いといて、僕としてはファンの人たちも含めて感謝しかないかなと思います。

Q.この5試合打線の活気が戻ってきているが、要因はあるか。

A.個人的には、やっぱりディフェンスのリズムがすごくいいので、それがオフェンスにつながってるのかなと思いますし、先発もリリーフも、そういうリズムがすごくこう、ディフェンスの面で、いい守備も出ていますし、そこがいちばんの大きな要因じゃないかなと思います。

Q.ロバーツ監督のホームラン記録に並んだが、次は更新が楽しみ?

A.今のところそこを目標に頑張っているので、あすまた抜けるように頑張ります。

<日本メディア>

Q.ブーイングだけでなく、大谷選手が見たいというファンの声もあった。

A.それはもう単純にうれしいですよね。まあ、別にブーイングも嫌ではないというか、野球の一環ですし、ファンの人たちがそれで楽しいのがいちばんだと思うので、選手は別にその、気にしてもらえるだけ、選手にとってはいいんじゃないかと思いますけどね。

Q.ブーイング、誇らしいところもある?

A.どうなんですかね、まあブーイングの種類にもよるんじゃないかと思いますけど、結果的に僕はブルージェイズに、「ノー」と言った立場なので、ファンの人からしたらブルージェイズが大好きだと思うし、そこに対しては、ブルージェイズ(ファン)はブルージェイズを応援するのが筋じゃないかと思うので、別にまあ、僕がブルージェイズの逆にファンだったら普通にブーイングすると思いますし、それは野球の一環かな、スポーツの一環かなと思いますけど。

Q.そのブーイングの中で打った1本はどうだったか。

A.ブーイングの中で打ったかどうかは別として、詰まってはいたので、入ってくれないかなという単純に、ぎりぎりでしたけど、入ってくれてよかったなっていう。

Q.以前「メンタルも技術」と言っていたが、メンタルをどうコントロールしている?

A.もちろん場数もあると思いますし、自分でメンタル強いとはもちろん思わないので、思ってる人に逆にあまり強い人いないんじゃないかなと思いますし、シチュエーションによって確かにプレッシャーがかかるかからないはあると思いますけど、そこは野球やってる以上しょうがないというか、むしろそういうシチュエーションで打席に立てていることが、こういうところで、自分にとってはうれしいことじゃないかなと思いますけど。

Q.ホームランのあとロバーツ監督とことばをかけられていたが。

A.いや、「並んだぞ」と、僕の方から言いましたけど。(笑)。はい、まあそれだけでした。

※一口メモ※ドジャースの日本生まれの選手の通算ホームラン記録はロバーツ監督の7本(大リーグ通算では23本)。ロバーツ監督は母親が日本人で沖縄生まれ。

Q.ロバーツ監督が「新しい車が欲しい」と言っていたが、記録を更新したときに考えていることは。

A.今ですか、特に考えてないですね。(笑)

Q.ロバーツ監督とも冗談を言い合える関係性はどんなプラスがある?

A.なんでしょうね、最初の1か月が1か月だっただけに、あの、逆に僕からしたらあんまりこう、なんていうか、気にしないでほしいというか、本当に、むしろ笑いに変えるくらいの、なんていうのかな、コミュニケーションというか、そこをまあ、別にグラウンドに持ち込んでほしくもないと思ってますし、そこはそこで自分で処理すればいいだけなので、もうチームメートには、普通に、こういうふうに冗談も言い合える雰囲気というのがすごく僕にとっては楽かなと思います。

Q.高校の先輩でもある菊池雄星投手との対戦に向けては。

A.もうけっこう打席はやってるので、毎年毎年、でもそんなに数があるわけでもないですし、去年も言いましたけど、僕らももちろん大事ですけど、学校もそうですし、教えてもらった先生方もそうですけど、そういう方にとってのほうが楽しみというか、そういう感じじゃないかなと思います。

Q.現在のひじのリハビリの状況は。また、25日の練習で外野でボール拾いをしていたが今後の守備を意識してのものか。

A.守備はまったく意識してないです。まあ、スプリント、走りたいなっていう、単純にその、微妙な時間帯のゲームだったので、ちゃんと走ってからゲームに入りたいなということでしたね。まあピッチングに関しては順調に来てるんじゃないかなと思うので、ひじの反応自体もすごくいいですし、そこは順調かなと思います。

Q.リトルリーグ時代の後輩で、陸上の競歩の※タカ橋和生選手がパリオリンピック代表に選ばれたので、先輩としてエールを贈って欲しい。

A.頑張ってほしいです。自分が納得できる結果を出せるように。やってきたことをまず出して、出せるのが本人にとっては満足することじゃないかなと思うので。

Q.オリンピックの舞台で戦う選手についてはどう思うか。

A.単純にすごいなとは。別に競技がどうのこうのとかではなくて、オリンピックに出る出ないも別に関係ないと思いますけど、その競技をまずそこまで続けようと思ったのもそうですし、続けてきたのもそうですし、これからも続けようと思ってるのもそうですけど、そういう人たち、別にスポーツだけではないですけど、それ自体がすばらしいことだなと思います。

Q.初めて世界大会に出たときの心境や結果は覚えている?

A.世界大会…世界大会はたぶん高校の代表じゃないかなと思うんですけど、世界大会…、そのときは単純に甲子園に出てるようなメンバーというか、藤浪選手(藤浪晋太郎投手、現メッツ傘下)もそうですし、あのときは田村選手(田村龍弘選手、現プロ野球・ロッテ)とか、いろいろいましたけど、そういう選手たちとまずやれるのが、別に世界戦がどうのこうのではなくて、そういうチームでやれるのがまずは僕にとっては特別だったかなと思います。

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4/24 "人生のなかでもトップクラス" 前日のHRを振り返って


「感覚的にも人生のなかでもトップクラスじゃないかなと思います」

現地23日に打った今季6号のソロホームラン

大谷選手はナショナルズとの試合前に報道陣の取材に応じた。前日には2試合連続となる今シーズン6号のホームランを打ち、ホームランとしては自己最速の打球速度191km/hをマークするなど好調をキープしている。きょうのことばは、そのホームランを振り返ったひと言だ。ただただ ”すごい” という形容詞しか見当たらない強烈な一打だった。

ーー 以下、一問一答です ーー

<アメリカメディア>

Q.きのうのホームランは自己最速、打った瞬間手応えはあったか。

A.そうですね、感覚的にも人生のなかでもトップクラスじゃないかなと思います。

Q.手術してパワーも戻ってきて、打撃のよさで感じているところは。

A.投球プログラムのリハビリはまだ続いてますけど、基本的に打撃はもう終わってはいるので、フィールドでどれくらい強度を高く保って毎試合出れるかというところに毎試合フォーカスしています。

Q.ピッチングに費やす時間が減って打撃に集中しやすい?

A.時間的に余裕があるのはもちろんそうなので、体調管理しやすいのはそのとおりかなとは思いますけど、あまり考える時間が長すぎてもよくないのかなと思うので、基本的には練習時間であったりとかデータを見る時間というのは一緒にはしてます、例年と。

Q.過去にもバッティングだけの年は経験しているが、ことし成功している理由は。

A.前回(2019年)はちょっとひざの方が、その期間ひざの不安が多かったので、そこが前回とはいちばん違う、ひじ以外は、なんていうんですかね、万全な状態ではあるので、そこが前回とは違うところかなと思います。

Q.ほかにバッティング好調の要因は?

A.あまりその、新しいチームに来て新しい打線の中に入っているので、あまり自分の状態がどうのこうのというのを、気にしている余裕が今のところないかなと思うので、本当に勉強の途中かなという感じですかね。

Q.オフにトロントに行ったという報道もあり騒ぎがあったが、そのことに関してトロントのファンに対して気まずい気持ちなどはあるか。

A.行った行かないに関しては僕がいちばんびっくりしていたので、そこは正直ファンの人と同じような心境でそのときいましたけど、実際に話もさせてもらいましたし、すばらしい球団だなというのは僕は個人的にもそうですけど感じてはいたので、ファンの人も含めて街も好きですし、なので行くこと自体は楽しみにしてるし、そこでプレーすることもすごく楽しみにしていますね。

Q.フライトのトラッキングは見ていた?(※当時、大谷選手がトロントにプライベートジェットで向かったという報道が流れた)。

A.ニュース?言われてるなというか僕は乗ってないんだけどなというふうには感じていましたけど。

Q.監督がストライクゾーンについて調整していると言っていたが変えたことは。

A.監督とも話して、バッティングコーチもそうですけどね、毎日話しますし、基本的にバッティングコーチは動作的な問題がメインですけど、監督とはそういう、アプローチの面で話して、自分ももちろん納得する部分もありますし、はやい段階でそういうふうに対策を打つことで今後もプレーしやすくなるという話もしていたので、それはお互いに、よりゲームを作る上で高め合っていければなと思います。

Q.この数週間、クラブハウスで存在感を増しているように感じるが、通訳が変わったことによって変わった?

A.どうなんですかね、新しい通訳がすばらしいんじゃないですか。(笑)

(通訳のウィル・アイアトンさん)The new interpreter is probably pretty good.(笑)

Q.本当に通訳した?(笑)

(通訳)He said.(笑)

Q.水原氏という友人がいなくなって感じたことはあった?

A.まだ調査自体は続いているので、まだなんていうか、全部が終わったというわけではもちろんないですし、失った・・・、それ以上に、チームメートもチームもそうですけど、この件でもそうですけど支えてもらっている、サポートしてくれている人たちがたくさんいるので、むしろそっちの方がありがたいなというか、そういうふうに思っている、感じる場面の方が多いかなと思います。

Q.オフにはトロント以外にどの球団と話した?

A.ここで、ここ、ここというふうにはもちろん言えはしないので、もちろん向こうが言う分にはね、僕の方からはかまわないですけど、シーズン中で向こうもチームとして動いていますし、迷惑がかかるかもわからないので、ここでは具体的なチーム名、ここ、ここというのは控えたいなと思っています。

Q.佐々木麟太郎選手にはなにか助言は送った?

A.助言はしてないですね、基本的に自分が選んだところがベストな選択だと思いますし、僕ももちろんそうやって、いろいろ決めてはきてはいるので、本人が納得して選んだというのがいちばん大事だと思うので、特に助言というのはないですかね。

Q.監督のホームランの記録に近いが、それについては。

A.できればね、きょうできればいちばんいいですけど、まあベストを尽くしたいと思います。

<日本メディア>

Q.きのうのホームラン、人生でトップクラスと話していたがどのあたりが?

A.まあ打感というか、もちろん当たった、なんていうんですか、ポイントもそうですし、タイミング的にドンピシャだったかなと思います。

Q.去年の打撃に戻った?それとも段階がひとつ上に行った?

A.段階は進んでいるとは思いますね、それはまぁ上に行けば上に行くほど伸び率みたいなものは当然下がってくるとは思いますけど、なんていうんですかね、んー細部の部分というか、細かい部分というのはまあ、ちょっとづつ上がってくるもんだと思うので、もちろん変える部分もありますけど、継続してこう、取り組んで伸ばしていくという部分もあるので、そこはどっちもかなとは思います。

Q.クリケットバットの練習は続けているのか?

A.んー、それは練習の一環ではあるので、んー過度にやりすぎることで逆によくなかったりとか、それはもうバランスの問題なので、そこのバランスの調整。こういう打てない要因がここにあるんだったらこの練習みたいな、そのバランスの感覚というのが大事かなと思います。

Q.遠征に妻は来ている?

A.来てないですね。

Q.遠征先で外出するなど一緒に過ごしたいというのは?

A.休みがそこまでまだ、基本的に休みの移動がうちけっこう多いので、あんまりその、自宅で丸1日休みみたいなのがいまのところあまりないので、一緒に散歩に行ったりとかね、そういうふうなのはしますけど、まだそこまで丸1日どっかに行くというみたいなのはないかなと思います。

Q.寂しくない?

A.遠征ですか?寂しいと言わせたいです。(笑)

Q.親交のあったNBAの渡邊雄太さんが日本に帰ることになったが、彼のキャリアについてどう思うか。日本に帰るという決断については。

A.決断自体はもちろんリスペクトしていますし、本人がもちろんさっきも言いましたけど納得して選んだ道というのが、本人にとってもちろんいちばんいい選択だと僕は思うので、そこはもちろんリスペクトしていますし、日本人の選手としてアメリカでやっていたのも、同級生でしたし、そこは僕も気にしていたので、寂しい気持ちと改めて頑張ってほしいなという気持ちどっちもあるかなと思います。

Q.メッセージのやり取りは?

A.まだですね、共通の方からいろいろ話は聞いていたので、まぁ落ち着いた段階でしたいなと思っていました。

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4/23 番外:6号HR打球速度は191km/h


ナショナルズ戦の第5打席で2試合連続となる今シーズン6号のソロホームランを打ってチームの勝利に貢献。ワシントンのナショナルズパークデビューでいきなりのホームランとなった。

特筆すべきは打球の速さ。右中間スタンドの上段に飛び込んだ当たりの打球速度は191キロで、2022年にマークした189.9キロを上回ってホームランとしては自己最速となった。

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4/21 松井さんを超える176号 "個人的には特別な1本"


前日に続いて2日連続での取材対応となった大谷選手。大リーグで日本選手最多となる記念の176号は8試合ぶりのホームランとなった。負ければ勝ち越しが無くなる1戦での貴重な先制ホームラン。連敗を3で止めたチームの雰囲気を表すように、取材中には何度も笑顔を見せた。その最後の発言がきょうのことばだ。

「個人的には特別な1本でしたけど、これからシーズンはどんどん続いていくので。あしたはオフですけど、ロードに行ってゲームは続いていくので。早く切り替えて次に臨みたいなと思います」

この日はメッツを相手に3打数2安打(1HR)2打点で1四球。打率は3割6分8厘に上昇し、現時点で首位打者となった。

日本選手トップとなる特別な1本も「早く切り替えて次へ」。大谷選手らしいことばで締めくくった。

ーー 以下、一問一答です ーー

<アメリカメディア>

Q.松井秀喜さんの記録を抜いて?

A.素直にうれしいですし、ちょっと前回のホームランから(時間が)かかってはいるので。早く打ちたいなとは思いつつ、きょう打てたのでまず。安心と喜びがあるかなと思います。

Q.ボールはもらった?

A.いや、わかんないです。ぼくは今ゲームをしていたので、わかんないです(笑)。

Q.大リーグに来てこの記録が1つの目標でもあった?

A.最近になってどのくらい松井さんが実際に打っていたのか知ったので、はじめからという訳ではなかったですけど。知ってからは目標にしてましたし、早く打ちたいなと思っていました。

Q.次の目標は松井さんのようにプレーオフで活躍すること?

A.そうですね、その前に監督の記録を抜きたいなと思います(笑)。フフフ。

※一口メモ※ ドジャースの日本生まれの選手の通算ホームラン記録はロバーツ監督の7本(大リーグ通算では23本)。ロバーツ監督は母親が日本人で沖縄生まれ。

<日本メディア>

Q.175号の時に「日本の野球界にとって大きい」と言った真意は?

A.やっぱりこう、長打を持ち味にして打っていくスタイルというのは、やっぱりサイズがないとなかなか難しいことではあるので。そういう意味では幅が広がるのかなというか、バッティング自体の目標の幅自体が広がっていくのかなと思います。

Q.今後は追いかけられる側に?

A.個人的にはもっともっとたくさん打つつもりでいるので。それは全部終わった後に考えればいいのかなと思います。

Q.自分の希望として記念のボールは手元に置いておきたい?

A.どうなんですかね。あんまり…。この間も頂けるという話だったのでもらったんですけど、ちょっと食い違いがあったらしいので。今回はちょっとわかんないですけど。まあ、話を聞いてみてかなと思います。

Q.試合前の調整で今シーズンはグラウンドでダッシュをしていないが?

A.中では走ってます。ただ単に直線を走るスペースがドジャースにあるので、中に。なのでそこで走って試合に臨んでます。

Q.子どもの頃の(ヤンキースの)ピンストライプの(ユニフォームの)イメージ。松井さんが出ていたワールドシリーズはどこで見ていた?

A.ワールドシリーズをリアルタイムで見ていたかどうかは記憶にはないですけど。もちろんピンストライプのユニフォーム、僕は巨人よりも、ジャイアンツよりもヤンキースのイメージの方が強いので。そっちの方のイメージがメインかなと思いますけど。

Q.大谷選手にとってホームランを打つことの位置づけは?

A.ホームランだけをもちろんねらっているわけではないですし。バッティング自体は可能性を広げていく作業だと思っているので。その中でフォアボールもあるし、単打もあるし二塁打もあるし、ホームランもあるしということだと思っているので。その可能性を広げる中で、ホームランがあるかないかは相手にかかるプレッシャーももちろん違いますし。来るボール自体にも多少影響はするので、そういう意味では大事。自分の長所でもあるので。大事にはしていきたいなと思います。

Q.打席の時にボールを入れ替えられていたが、打つバッターからしたらどういう感じ?プレッシャーもかかる?  

A.まあ早く打ちたいなとはもちろん思ってましたし、なんか申し訳ないなというか、間延びもするので。ピッチャーもそうですけどキャッチャーもそうですし、アンパイアもわざわざ変えないといけないので。そこら辺は早く打って、普通のリズムでやりたいなというか、したいなと思ってました。

Q.連敗も止まったが?

A.打線もすばらしかったですけど、やっぱりグラスナウ投手がああいうすばらしいピッチングをすることで流れが来ていると思うので。きょうはやっぱりそこに尽きるかなと思いますね。

Q.松井さんは常に優勝のプレッシャーがある中でやってきた。エンジェルス時代はなかなか経験できなかったが、これからドジャースでプレッシャーのある中でどうやっていく?

A.んー。どうなんですかね。僕はもちろんエンジェルスに所属していて、エンジェルスの球団というのももちろん好きですし。ファンの人ももちろん大好きですし。んー、なんて言うのかな。別にプレッシャーがかからないという訳でももちろんないと思ってるし、それはエンジェルスに対して失礼になるんじゃないかと思ってるので。まあ、そこはそこ。ここはここで。プレッシャーかかる、かからないという訳じゃなくて1打席1打席が大事かなと思ってますね。

Q.ダイヤモンドを1周している間はどんなことを考えていた?

A.まあ先制点だなという(笑)。その時はあんまり、そういうことは忘れていたので。先制点を取れていいバッティングかなと思ってました。

※ドジャースのホワン広報から日本語で「最後の質問です」とアナウンスがありクスッと笑う。

Q.まだまだ通過点だと思うが、きょうの1本は自分の中でどんな意味を持つ?

A.個人的には特別な1本でしたけど、これからシーズンはどんどん続いていくので。あしたはオフですけど、ロードに行ってゲームは続いていくので。早く切り替えて次に臨みたいなと思います。

ーーー

4/20 "終わったことを引きずってもしょうがない"


「終わったことをいつまでも。もちろん反省はしますけれど。引きずってもしょうがないことではあるので、反省はしつつ切り替えてあしたに臨みたいなと思っています」

大谷選手は今月12日以来、8日ぶりに報道陣の取材に応じた。チームは連敗中、自身は打率3割5分9厘と好調なものの、得点圏ではここまで21打数2安打にとどまっている。きょうのことばは、得点のチャンスを生かせていないことに対する質問への答え、大谷選手の信念を感じることばだ。

ーー 以下、一問一答です ーー

<アメリカメディア>

Q.勝てない試合が続いている。

A.どうですかね、投打がちょっとかみあってないかなというのはありますけど。それでも全試合近い点差で粘っていると思いますし、そこはみんな必死になってやっているので。切り替えていくしかないと思います。

Q.得点圏の打席でヒットも出た。バッティングで変えたことは?

A.特には変えないようにすることが、変えたことかなと思うので。全打席どんなシチュエーションでも自分のバッティングというか、どんな状況でも変えずにいければなと思います。

  

Q.ロバーツ監督が「得点圏の打席でアグレッシブになりすぎている」と以前話していた。監督と話をしてアプローチを変えた部分は。

A.まあ単純に(振りに行く)ゾーンが多少広がっているというところかなと思うので。アグレッシブなのが悪いとかではなくて。そのアグレッシブなゾーンがまず広がっているというところでまあやっぱり。スコアリングポジションじゃない場面は比較的できているので、そこを継続していこうということですかね。

Q.投手陣が苦労している中で、打線でプレッシャーを感じる部分はあるのか?

A.もちろんビハインドでのチャンスというのはプレッシャーがかかると思いますけど。逆に言えばそれだけ多くのチャンスをまず作れているというのは自信を持っていいんじゃないかなと思うので。そこから先というのは、また数をこなすことで改善されてくることもあるので。そこは個人個人のやり方しだいかなと思います。

Q.9試合中7敗、チーム内でフラストレーション感じる?

A.まあ負けがこむと多少なりともあると思いますけど。みんな必死で切り替えて次の試合に臨もうとしていると思うので。確かに連敗がかさむとそういう風に暗くなることもあると思いますけど、全員でミーティングをしたりとか、そういう事はやっているので。そこで早く切り替えて、あしたに臨むのがまず大事かなと思います。

Q.得点のチャンス生かせないのはフラストレーションがたまるものか、数をこなせば解決するものか?

A.どちらもあるんじゃないですかね。まあフラストレーションはもちろんたまるとは思いますけど、さっきも言ったとおり早く切り替えないといけないですし。終わったことをいつまでも。もちろん反省はしますけれど。引きずってもしょうがないことではあるので、反省はしつつ切り替えてあしたに臨みたいなと思っています。

<日本メディア>

Q.あの満塁のチャンスでの三振は、状態がいい中とはいえしばらく考えてしまうものか?

A.そうですね、もちろん反省はしますけど。さっきも言ったとおり早く切り替えないといけないので。まあ何が悪かったのかと振り返れば、あとはあしたに切り替えていきたいなと思ってます。

Q.ホームラン7試合出ていないが、記録がかかっていることも自分の中でストライクゾーン広がっているなど変化感じる部分あるか?

A.いや、比較的アットバット(打席)はいいと思うので。ホームランは特に狙いに行く打席はないですし。次の1本打ちたいなという気持ちはもちろんありますけど、記録っていうのは特に気にはしてないので。いいアットバットをこなしていくということの方が大事かなと思います。

Q.三振が減って打率もあがっている。追い込まれてからのアプローチに違いを感じるか?

A.来るボールの違いもあるので、そこは。単純にアプローチ次第で三振が減っていくかどうかということではなくて。相手がどういう風に自分に対して攻めてくるかによって変わってくることでもあるので。そこがスコアリングポジションにいるかどうかでも変わってきますし、点差によっても変わってくるので。どの打線に入るかによって、配球というのは変わってくるかなと思います。

Q.ことしは去年とバットを変えた?

A.いや、変えてないですね。

Q.それは去年のいい感触があるから?

A.そうですね、まあ何種類かはあるので。まあその状態であったりとか、ピッチャーだったりとかで変えたりはしますけど。基本的には変えてはないですかね。

Q.ライナー性の打球が多いが、打球が上がらないことは自分の中では気にならない?

A.まあライナーが多いことはいいことだと思うので。まあヒットになる確率というのは必然的に上がっていきます。それに伴って打球スピードも出やすいので、その分抜ける確率も上がるので。その角度があと1~2度上がるかどうかによって確かにホームランになるかどうかは決まりますけど。その代わり率が上がってきたりとか、コンタクト率が上がってきたりとかっていうことはあると思うので。何が良くて何が悪いかはその時によって変わるかなと思います。

Q.年々求められる仕事も変わると思うが、今いちばん求められるのはどんな打撃?

A.どんな打撃?んー、まあ基本的にはチャンスメイクをすることと、チャンスが来たら返すこと。バッターってそれだと思うので。どこの打席、どこのチームにいてもそこは変わらないかなと思いますね。

Q.(空振り三振に倒れた6回の)満塁の打席で、インサイドのボールを振りにいったが、終わった後に振り返ってあれは止めるべきだと思ったのか。それともあのボールは振るべきだったと思っているのか。

A.どんなシチュエーションでも、ボールは振らない。ストライクを振る。これはシンプルなので。あそこはテイクする(振る)のがベストな反応というか、だったと思いますけど。ボール自体、すばらしいボールではあったので、せめてファウルというのが理想かなとは思いますね。

ーーー

4/12 "日本の野球界にとっても大きいこと" 175HRで松井秀喜さんに並ぶ


「率直にうれしいですし、個人的にももちろんうれしいですけど、日本の野球界にとっても大きいことではないかなと思います」

パドレス戦に2番・DHで先発出場した大谷選手、この日は第1打席で左中間スタンドに4号ソロホームランを打った。大リーグ175本目のホームランで、松井秀喜さんの持つ日本選手最多ホームラン記録に並んだ。冒頭の言葉は、記録に並んだことのへの大谷選手の思いだ。

その他、この日はツーベース2本で5打数3安打(1HR)1打点の大活躍、2本目のツーベースは松井裕樹投手から打った痛烈な一打だった。

ーー 以下、一問一答です ーー

〈アメリカメディア〉

Q.日本選手のホームラン記録に並んだ気持ちは。

A.率直にうれしいですし、個人的にももちろんうれしいですけど、日本の野球界にとっても大きいことではないかなと思います。

Q.山本由伸投手、初登板以降は落ち着いてきているようだが。

A.決して悪いピッチングではなかったと思いますし、たまたま1本大きいのが出て、得点されてますけれど、比較的テンポよく投げてたんじゃないかなと思います。

Q.チームの粘り強さはどうだった?

A.毎回のようにやっぱりチャンスにもなりますし、ひとりひとりが仕事はしてると思うので、なかなかかみ合うというか、まあ、競った試合で落としてしまったというのはもちろん残念なことではありますけど、比較的いい粘りだったと思うので、また切り替えてあす頑張りたいなと思います。

Q.訴追について・・・。

(球団広報)野球の質問のみにしてください。

Q.松井さんの記録と並んだことは。

A.さきほども言いましたけど、もちろん個人的にもうれしいですし、日本の野球界にとっても大きいことだと思うので、まあ、個人的にはまた、次の1本、前も言いましたけど切り替えて、また次の1本を打てるように頑張りたいと思います。

Q.175本の記録はどれくらい意識していた?

A.もちろん知ってはいましたけれど、個人的には、前も言いましたけど、次の1本次の1本というのが基本的な考え方としては、どこを目指すとかではなくて、1本打ったらまた次の1本ということが大事かなと思います。

Q.松井さんは日本の野球界にとってどんな存在?

A.あー、そうですね、なんていうのかな、長距離のバッターとして、日本でももちろん僕が小さいころからずっと見てきましたし、同じ左バッターとして憧れているような存在ではあったので、そういう方に記録で並べたというのは自分にとってはすごく幸せなことだなと思います。

Q.ドジャースの日本生まれの選手のホームラン最多記録は誰だか知っている?

A.・・・わからないです。(笑)

記者)ロバーツ監督です。

〈日本メディア〉

Q.日米通算1000本安打を達成したが、きょうのバッティングはどうだったか。

日米通算1001安打は松井裕樹投手から

A.アウトになってる打席もいいというのが、いちばん、個人的にはいいアットバット(打席)が多いということは、それだけチャンスにもなるとは思うので、そこは、ヒットになってる打席以外もよかったんじゃないかなと思います。

Q.これまで日本選手にホームランが難しいと言われていたが、そのなかでトップに立ったことについては。

A.そこもそうですね、まあ、具体的にその、何打席で何ホームランみたいなことは僕はちょっとわからないので、そこらへん正確には言えないですけど、まあ、体も大きいし、長打というのがひとつ、まあ、うりではあると思うので、そこの強みをまず生かしていきたいなと思います。

Q.きょうのホームランは完璧に近いものだった?

A.そうですね、まあプレートからはちょっと外れている難しいボールではあったと思うので、それをまあ、ホームランにできてるというのは、基本的にはいいスイングの軌道だなとは思いますけれど、基本的にはボールは見逃すというのが、鉄則ではあるので、そういう観点で言うと、手は出ているので、いいところと悪いところがあるかなと思います。

ーーー

4/8 “信じてグラウンドの中で100%表現するのが僕の仕事”


大谷選手はツインズとの3連戦初戦の試合前、報道陣の取材に応じた。およそ15分の取材の中で、専属通訳を務めていた水原氏不在の影響について言及したほか、家族への思い、あと2本に迫った大リーグの日本選手最多ホームラン記録などについて心の内を語った。試合では3号ホームラン(大リーグ通算174号で松井秀喜さんの記録にあと1本)を放ち好調を維持している。

―― 以下、一問一答です ――

(米メディア)

Q.1号ホームランが出てから好調だがきっかけがあったか?

A.いろいろ、変えたりというかまあ、調整方法も含めてケージでのドリルもそうですし、いろいろ試しながらはやっています。

Q.カブスの本拠地リグレーフィールドで初めて試合をして風など含めて印象は?

A.打者目線では風がちょっと厳しかったですけど、ただクラシカルな球場というか、そういう雰囲気の球場は個人的には好きなので、すごくきれいな昔ながらの美しい球場だなと思いました。

Q.投手の肘の怪我が多く見られるが、その要因の1つにピッチクロックもあると思うか?

A.まあ間違いなく負担は増えていると、それは間違いないと思うので、リカバリーというか、体への負担自体はやっぱり短い時間で多くの仕事量をこなすというのは負担自体は間違いなくかかっていると思う。ただそれがどの程度今回の(けが)に反映されているのかというのは確証がないですし、自分の感覚として、それはあるんだろうなとは思います。

Q.球速のアップやスピンレートの追求のほかに、ピッチクロックもけがの要因になると思うか?

A.もちろん球質自体を上げていくという作業もそうですし、自分のベストのボールを投げ続けなければいけないというのも。僕はピッチャーをやっているので、手を抜くではないですけど、軽く投げていくシチュエーションというのが先発ピッチャーでもなかなか少ないというのも、もちろんそうだとは思いますし、さっきも言いましたけどピッチクロックは体への負担自体は増えているとは思います。

Q.ホームランを打ったことによって、心の余裕が出てきた?

A.それはあると思います、やっぱり1本出るかどうかで違うと思うので、打席の中での余裕も違いますし、メンタル部分で余裕を持って打席に入れるというのは大きな違いかなと思います。

Q.通訳の水原一平氏がいなくなって、フィールド外でも調整をしなくてはいけないことが増えた?

A.どうなんですかね、まだ数日、数週間というか、今実際に遠征に来ているので、特にホテルで何かするということもないですし、今のところは自分で球場に来て、何かやったりとか、練習したりとかというところで、もちろんチームの皆さんのサポートもありますし、コーチ陣フロントのサポートももちろんすごく感じてるので、そこはすごくありがたいなと感じています。

Q.どうやって野球への集中力を保っている?

A.野球をやるときに、特に、そのことを考えてはないですし、やってきた技術であったりは基本的には変わらないと思うので、それをまず信じてグラウンドの中で100%表現するというのが僕の仕事なので、そこは、グラウンドの外で何があっても変わらないところかなと思います。

Q.投手のリハビリが始まって今の状態は?

A.今は順調に、昨日も投げましたけど、本当にスモールステップですけど、徐々に徐々に強度とかも伸ばしながら、球数も伸ばしながら順調に来ているなと感じています。

Q.どのような練習方法でバッティングが向上したのか?

A.まあ、そのなんていうんですか、動画を撮っていろいろ、別にドリルじゃなくても、ここをこうしよう、ああしようというのももちろん話しています。きのう2回凡退した後はクリケットのバットで打ったりとかして2安打したので、きょうもやろうかなって思っています(笑)

(日本メディア)

Q.ピッチングフォームのなかで変えたところなど意識しながら取り組んでいるところはある?

A.まあ投げ方で軽減できる範囲がどの程度なのかというのは球速との因果関係がけっこう強いと思うので。まあ例えば160キロ投げる、同じ投げ方じゃなかったとして160キロを投げられるのが、どの程度メカニック、動き方によって軽減できるのかというのは、正直その球速の質だったり、質というか、クオリティーのほうが僕の感覚ですけどね、どの投げ方というよりかは、まあやっぱりしょうがない部分があるので。なので、そのクオリティをどの程度保証していくかというか、自分の1試合のなかでマネジメントしていくかというほうが、けがをしないという観点で見ると大事かなと思います。

Q.フォームで軽減するために取り組んでいるトレーニングなどある?

A.それはやっぱり全体で分散していくしかないと思うので、それはまあ昔でいえば、例えば「下半身で投げなさいよ」みたいなことが、感覚的にいえばそうなるんでしょうけども、それを全体で分散していく。投げ方によってはどこかに頼って投げていくということもありますし、球速とかに関して言えば、どちらかと言えば、動き方もそうですけど、イメージというか、こういうふうにいけそうだなというイメージがあれば、どんな投げ方でも意外に早く投げられると思う。それを効率よく分散させていく投げ方というのは、まあ大事なんでしょうけども、さっきも言いましたけど、クオリティーがどうしても上がると、どうしても負担が出る場所というのはあるのかなと思う。

Q.バッティングに関して、最初の構えがどういう形になれば納得のいく打球になる?

A.打球の角度とか自体はスイングの軌道で決まるとは思っているので、まあそのスイングの軌道は構えから決まっていますし、なので僕は構えが大事だというのが僕の考え方ではあるので、構えが決まれば、軌道もよくなるし、力の伝わるスイングになるしというところですかね。

Q.バッティングのあとに構えの確認をするのは、考えを整理するという意味で?

A.そうですね、直後じゃないと、今のがどうなってて、どんな風な見え方で軌道で振った方がいいのかというのをイメージしておかないと、やった直後が一番落とし込めるかなとは思います。

Q.クリケットのバットはなぜ?

A.クリケットのバットは、なんか面になっているので、面で捉えていくというか、どちらかというと体を振って。なんていうんですかね、返しているのがはやい感じのスイングではあったので、まあ握ったときによさそうだなというか、練習の一環としてよさそうだなと思ったので、きのうやりました。

Q.妻やペットがいて、苦しいときに支えになった?

A.基本的な生活のリズムはでも変わってないですかね。ぎりぎりまで、きょうもそうでしたけどぎりぎりまで寝て来る感じなので、基本的にはあまり変わってないですけど、ここ数週間いろいろあったので、まあ隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思いますし、そういう意味ではすごくいてくれてよかったなと思ったことはあったかなと思いますね。

Q.食生活の変化は?

A.今ですか?いろいろその、今回のもそうですけど、決まっていたこといろいろ変えなきゃいけなかったりとかしているので、まだそんなに生活の基盤みたいなものができていないというか、リズムみたいなものができていないので、今はふつうに、なんていうんですか、作ったりとかということではなくて。例えばなにか頼んだりとかというところで食事はしてますね。

Q.ホームランが173本、日本選手最多の175本への気持ちは?

A.もちろん早く打ちたいなという、そこまでとかというよりかは、次の1本次の1本ということだと、シーズン中は特に、ということだと思うので。まあ、きょうもし打ったら、またあしたも打てるように、次の日も、その次の日もという感じなので、もちろん特別な数字ではあるかと思うので、早く打ちたいなという気持ちはもちろんありますね。

ーーー

4/3 移籍後第1号 ”焦る気持ちを我慢しながら”


「なかなか調子があがってこなくて焦る気持ち我慢しながら自分のスイングをしようと務めてきたので1本出て良かった」

ーー

実に41打席目で出た今シーズン第1号、もちろんドジャースに移籍初のホームランは飛距離131mの特大の当たりだった。「焦る気持ちを我慢しながら」という言葉は、まさに大谷選手の本音だろう。これをきっかけに今シーズンどこまでホームラン数を伸ばすか、さあショータイムの始まりだ。

対 ジャイアンツ 2番・DH

 第1打席 空振り三振

 第2打席 ファーストへ内野安打

 第3打席 レフトライナー

 第4打席 右中間へ第1号ソロホームラン

4打数2安打(1HR)1打点

ーー ヒーローインタビュー ーー

Q.移籍後初ホームラン、ケージで練習していたが?

A.なかなか調子があがってこなくて焦る気持ち我慢しながら自分のスイングをしようと務めてきたので1本出て良かったと思います。

Q.スイングどう戻した

ーー

A.ボールの見え方がいちばん大事だと思っているので、そこがいちばん納得できるスタンスで構えるのを大事にしていました。

Q.ロバーツ監督はワンスイングでアンロックされると言っていた

A.監督ともきょうウィルさん含めて話して自分らしくいればいいと言われて気持ちが楽になりましたし、きょう結果でましたし、継続して頑張りたいと思います。

Q.ドジャースタジアムの雰囲気

ーー

A.毎日これだけ多くのファンが入って、やりがいというか自分にエナジーをもらえるので。それを自分の力に変えてこれからも頑張りたいと思います。

ーー 試合後、囲み取材の一問一答です ーー

大谷選手は少し安心したような表情で報道陣の前に姿を現した。ホームランが出なかった40打席の間の心境や、チームメートをはじめとしたまわりからのサポートへの思いなど、およそ6分間質問に答えた。

(アメリカメディア)

Q.ホームランボールは戻ってきた?そのボールに対して特別な思いはある?

A.ファンの人と話して、いただけるということだったので、はい。僕にとってはすごく特別なボールなので、ありがたいなと。

Q.ドジャースでの初ホームランを打ってほっとした?

ーー

A.自分の中ではかなり長い間打ってないなという感覚だったので、まあバッティング自体もそこまで良くなかったですし、まず1本出た、まあ安心しているというのが率直なところかなと思います。

Q.1点差の試合で貴重なホームランとなった。

A.結果的に5対4で勝って、その1点で勝ちはしたので、後半のいいところで1本打てたというのはまずよかったですし、まあ僕だけじゃなくてオフェンス全体的に相手にプレッシャーをかけ続けていたのが、やっぱりよかったのかなと思います。

Q.ボールがじっくり見えた?

A.徐々に徐々に、よくはなってはきているなとは感じていましたけど、その中で結果に繋がるかどうかというのは全然違うと思うので、そういう意味ではすごくよかったかなと思います。

Q.多少のフラストレーションは感じていた?

ーー

A.フラストレーションはそうですね、あの、僕の中ではさっきも言いましたけど長かったなという印象が強いので、「早く打ちたいな」「早く打ちたいな」という気持ちがこうどんどん、いいアットバット(打席)からかけ離れていくという状態だったので、これを機にしっかり自分の打席を継続したいなと思ってます。

Q.ボールと何を交換しましたか?

A.僕はボールとハット2個とバット1本ですかね。

(日本メディア)

Q.ボールはサインボールですか?

A.サイン書きました。

Q.せきこんでいたこともあったが、体調を崩していた?

A.みんな、けっこうはやっているので、数日かは、けっこう、そうですね。まあだいぶよくなってきましたけど。

Q.タイミングのずれがあったと言っていたが、合わせられてきている?

A.そうですね、タイミングと距離がやっぱり違うかなって思っていたので、無理やりはやくするのも、なんですかね、長期的に見ると自分の打ち方からかけ離れていくという意味ではあまりよくない方向ですし、やっぱり我慢しながらちょっとずつ調整していくというのは大事かなと思います。

Q.テオスカー・ヘルナンデス選手からひまわりの種の祝福もあったが、あのときの気分は?

ーー

A.そうですね、長い、僕のなかで長い、えーまあ、感覚だったので、ああやってやってもらって、まあグラウンドの外のところでもいろいろみんなからサポートしてもらって、選手もそうですし、スタッフのみなさんもそうですし、ほんとありがたいと思います。

Q.ホームランの前の打席できっかけになる感触はあった?

A.ケージでもいろいろ試したりとか、コーチ、ロバーツもそうですし、バッティングピッチャー陣もそうですけど、いろいろこれやってみたら、あれやってみたら、ここはこうなって、どうなってるっていうのは、調整法も含めていろいろ話しながら、サポートはしてくれているので、そこに、結果に自分がつなげられるかどうかが、やっぱりコミュニケーションのひとつとしても大事かなと思うので、そういう意味ではよかったと思います。

Q.一塁からホームに帰った走塁は、自身の判断で?

ーー

A.そうですね、基本ワンアウトだったのでライナーバック、最初ライナーだなと思って止まってはいたので、どうかなとは思いましたけど、まああの、ディーノ(三塁コーチ)も思い切り回していましたし、いけるっていう判断、僕もいけるって思っていましたし、いい判断だったと思います。

Q.ベッツ選手やフリーマン選手、周囲が打ってることはプレッシャーになっていた?

A.そこはないですかね、むしろ助けられてるなというか、調子が悪い中で、例えばワンアウト三塁のシチュエーション、別にヒットじゃなくてもチームに貢献できるようなシチュエーションがあったりするので、そこはむしろ助けられてるなという印象ですかね。

Q.打てなかった期間、技術よりメンタルの方が大きかった?

ーー

A.んー、どうなんですかね、まあメンタルを言い訳にはしたくはないので、やっぱりそこも含めて技術だと思ってますし、そこも含めて自分がここまで結果が出てない実力なのかなと思います。

ーーー

3/30 山本由伸投手の好投に”すばらしい登板”


「雨の中難しい登板だったと思いますけど、1回下がってからもう1回上がるときも冷静でしたし、すばらしいピッチングだったなと思います」

ーー

対 カーディナルス

この日は、山本由伸投手が本拠地ドジャースタジアムでの初登板。雨で一時中断する厳しいコンディションのなか、5回無失点の好投を見せた。チームメートを称えるひと言が今日の言葉だ。

大谷選手自身は5打数1安打1四球で2三振。まだホームランは出ていない。

ーー 以下、取材の一問一答です ーー

Q.山本投手のピッチングは

ーー

A.雨の中難しい登板だったと思いますけど、1回下がってからもう1回上がるときも冷静でしたし、すばらしいピッチングだったなと思います。

Q.日本から来て登板、調整むずかしいところは

A.どうなんですかね、僕はけっこう前なので忘れちゃいましたけど、マウンドもボールも違いますし、もちろん対戦相手も違うので、そこらへんの違いもあると思いますし、私生活ももちろん全然違うので、そこらへんの難しさもあると思いますけど、きょうはすばらしいピッチングだったなと思います。

Q.バッティングの感覚は

A.見え方自体は悪くないんですけど、タイミングと距離の問題かなという感じですかね。

Q.最後の打席、大事な場面だったが

ーー

A.んーまずは同点だと思うので、フォアボールでもいいですし、シングルでもいいですし、どういう形でもいいのでまずは同点にして、まずつなぐことが大事でしたけど、最後も自分のなかでは捉えたつもりでしたけどポップフライになっているのでそこらへんもやっぱさっきも言いましたけどタイミングと距離の違いかなと思います。

Q.初回3三振16球、印象的だった

A.もうすばらしかったですね、終始すばらしかったですし、もっと早い段階でもちろん援護してあげて、最後もできれば勝って終わらしてあげたかったなというところだったかなと思います。

Q.てるてる坊主は誰が?

A.わからないです。僕ではないです。

ーーー

3/28 本拠地開幕戦 "スタートとしてはよかった"


「興奮はしていましたし1打席目からヒットが出たので、まあ安心じゃないですけれど、スタートとしてはよかったんじゃないかなと思います」

ーー

対 カーディナルス 3打数2安打1四球

 第1打席 ライト線へツーベースヒット

 第2打席 フォアボール

 第3打席 ライトへヒット

 第4打席 空振り三振

大谷翔平選手は本拠地「ドジャースタジアム」の開幕戦で2安打の活躍。試合のあとクラブハウスで報道陣の取材に応じた。打席の内容に満足している様子で、本拠地でのシーズン初戦の感想や、韓国での開幕戦のあとの不調についてなど、およそ5分間質問に答えた。

ーー 以下、一問一答です ーー

(アメリカメディア)
Q.初めての本拠地での試合だったが印象は。

ーー

A.ファンの人も多く入ってもらって、敵の時は怖いですけれど、味方の時はとても心強く、すばらしい声援をいただいてありがたかったなと思います。

Q.ベッツ選手、フリーマン選手との上位打線はどうだったか。

ーー

A.まあ僕だけホームランは打てなかったですけれど、比較的いい打席だったんじゃないかなと思うので、いいゲームだったなと思います。

Q.選手紹介でカーペットを歩いてどうだった?

ーー

A.んー、まあちょっと長いなとは思いましたけれど(笑)。ああいう演出もかっこよくてよかったんじゃないかなと思います。

Q.1回に二塁を回ってアウトになったプレーは、サインが見えなかった?
A.あー、ちょっと、僕の方が早めにターンしていたので、その分ディーノ(三塁コーチ)がジャッジをしたときに、僕が止まる、僕が合わせないと、そこはね。ムーキー(ベッツ選手)のほうに合わせないといけなかったんで、そこはまた確認して、キャンプ中にそのシチュエーションがなかったので、まずきょう確認してまた次修正したいなと思っています。

Q.きょうのパフォーマンスには満足している?
A.そうですね、比較的、基本的にはいい打席が多かったんじゃないかなと思うので、欲を言えば最後の打席ももうちょっとつないで、いいシチュエーションでフレディ(フリーマン選手)に回せたらよかったんじゃないかと思います。

(日本メディア)
Q.どんな気持ちで試合に入ったか。またイメージしていた本拠地での開幕戦にできたか。

ーー

A.興奮はしていましたし、1打席目からヒットが出たので、ちょっと、まあ安心じゃないですけれど、スタートとしてはよかったんじゃないかなと思います。

Q.バッティングの手応えは。
A.ヒットが出ているのもそうですし、振る振らないの判断を含めて、比較的クオリティーの高い打席だったんじゃないかなと思うので、またそれを継続するのが難しいですし、あすに向けてまた対策したいなと思っています。

Q.ベンチでチームメートと英語でコミュニケーションとる姿もあったが。
A.自分の打席の感覚とか、なんだろうな、なにかをこう、打席のなんでしょうね、ピッチャーのボールであったり、どういう変化なんだっていうのは、比較的エンジェルスのときはやっていたので、そこに関しては特に問題はないかなと思いますし、僕がどう見えているかの感覚を初めてのチームの選手たちは知らないですし、なので僕がどういうふうな感覚で見えているかというのを共有するのは大事かなと思います。

Q.韓国から戻ってきて、本拠地で1本出たというところで感じるところは。

ーー

A.そうですね、まあ体調の管理を含めて、ちょっと難しいところはあったので、まあその、こっちに来てからの3試合、正直感覚的にはよくなかったですし、見え方的にもそこまでよくはなかったので、そのなかできょう、いい感覚を1試合目から出せたのというのはよかったんじゃないかなと思います。

Q.きのうの過ごし方や、きょうに向けての修正は。
A.まずは時差ぼけ、まあまだ100ではないので。まあその、睡眠の管理ですよね。夜寝られるようにしながら、なおかつリカバリーをしっかりとらないといけないので、ここあと2、3日の過ごし方がやっぱり大事なんじゃないかなと思います。

Q.きのうは何時間寝た?
A.きのうは3時間くらい昼寝をして夜寝ました。

ーーー

3/25 水原元通訳の違法賭博をめぐる問題で声明発表


専属通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博をめぐる問題で声明を出し、賭博への関与を否定した。大谷選手は練習前に報道陣に対して声明を読み上げた。

ーー

ーー 以下、大谷選手の声明 ーー

まずみなさん、来ていただいてありがとうございます。僕も話したかったので、うれしく思っていますし、チームの関係者の皆さん、僕自身もそうですけど、ファンの皆さんも、ここ1週間くらい、厳しい1週間だったと思うんですけれど、メディアの皆さんも含めて我慢とご理解をしていただいたのは、すごくありがたいなと思っています。

ーー

《悲しくショック》
まず、僕自身も信頼していた方の過ちというのを悲しいというか、ショックですし、いまはそういうふうに感じています。
現在進行中の調査もありますので、きょう話せることにまず限りがあるということをご理解いただきたいということと、またここに詳細をわかりやすく皆さんにお伝えするためにまとめたメモがありますので、こちらに従って、何があったのかを、まず説明させて頂きたいなと思います。

《僕自身は賭けたり、送金依頼をしたりはない》
まず始めに、僕自身は、何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことも、もちろんまったくありません。本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたということも全く知りませんでした。
結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りにもみんなにうそをついていたというのが、結論からいうとそういうことになります。

ーー

《水原氏の話まったくのうそ》
先週末、韓国ですね、僕の代理人に対して、メディアの方から私が違法のブックメーカーから、スポーツ賭博について関与しているのではないかという連絡がありました。一平さんは、僕にこういった取材の依頼があるということを、まず僕には話していなかったし、僕の方にそういう連絡はきていなかったのと、まずはじめに代理人には一平さんは僕と話して分かったのは一平さんではなく「某友人の借金の肩代わりとして支払った」というふうに、僕の代理人を含めて、みんなに話していました。

その翌日にさらに尋問で一平さんは代理人に対して、借金は自分のもの、つまり、一平さん自身がつくったものだということを説明しました。それを僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話したそうです。そしてこれらはまったくすべてがうそだったということです。

一平さんは取材依頼のことも僕には伝えていなかったですし、代理人にも僕(大谷選手)はすでに彼(水原氏)と話してコミュニケーションを取っていたとうそをついていました。

《問題を初めて知ったのは韓国での第1戦のあと》

そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは韓国での第1戦が終わったあとのチームミーティングです。そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕に通訳はもちろんついていなくて、すべて英語で話していたので完全には理解できていなくて、何となくこういう内容だろうなというのは理解できていましたけど、その時、何となく違和感を感じていました。

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《スポーツ賭博に関与ない》
その時、彼は僕に対してホテルに帰ったあとで2人でより詳しいことを2人で話したいのでいまは待ってくれということで、まずホテルまで待つことにしました。

一平さんが、ミーティングの時にギャンブル依存症だということは僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることはミーティングの時は知りませんでした。僕は彼の借金返済にもちろん同意していませんし、ブックメーカーに対して彼に送金をしてくれと頼んだことも許可したことももちろんないです。

そのあと、試合後ホテルに戻って一平さんと初めて話しをして彼に巨額の借金があることを初めて知りました。彼はその時私に僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました。僕はやっぱりおかしいなと思って代理人と話したいということで、代理人たちを呼んでそこで話し合いました。話し終わってこれを聞いて、代理人も彼にうそをつかれていたと初めて知って、すぐにドジャースの皆さんと弁護士の人たちにその時に連絡しました。ドジャースの皆さんも代理人の人たちも、その時初めて自分たちがうそをつかれていたと知りました。そして、弁護士の人たちがこれは窃盗と詐欺なので警察の当局に引き渡すという報告をしました。

これがそこまでの流れなので、僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、ブックメーカーに送金したという事実はまったくありません。

《正面を見据え自らの言葉で心境を語る》

正直ショックということばが正しいとは思わないですし、それ以上のうまくことばでは表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきたので、いまはそれをことばにするのは難しいなと思っています。ただ、もうシーズンも本格的にスタートするのでここからは弁護士の方にお任せしますし、僕自身も警察当局に全面的に協力したいなと思います。気持ちを切り替えるのは難しいですけど、シーズンに向けてスタートしたいですし、きょうお話しできてよかったなと思っているので、きょうはこれがお話しできるすべてなので質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います。

以上です。ありがとうございました。

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3/20 開幕戦を終えて "まず勝てたのがよかった"


「最初のスタートとして、まず勝てたのがよかったですし、最後まで粘り強くというか、あきらめずに逆転できたのがチームとしてよかったんじゃないかと思います」

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韓国・ソウルでの2024年シーズンの開幕戦を終えて、大谷翔平選手がロッカールームで報道陣の取材に応じました。取材を受ける大谷選手のことばからは、去年の右ひじの手術からリハビリをへて迎えた開幕戦で無事にプレーできたことへ安心感がにじみでていました。

 

ーー 以下、一問一答です ーー

Q.開幕戦のプレーを振り返って。
A.最初のスタートとして、まず勝てたのがよかったですし、最後まで粘り強くというか、あきらめずに逆転できたのがチームとしてよかったんじゃないかと思います。

Q.ダルビッシュ投手との対戦の感想は。

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A.んー、会釈くらいはもちろんしたかったんですけど、ちょっとピッチクロックが時間なかったので、塁上からという感じになっちゃいましたけど、でも球もすばらしかったですし、1本なんとか打てましたけれど、何回もここからやっていくと思うので、また復習しながら、まずはあした切り替えたいと思います。

Q.キャンプからのトレーニングはうまく行っている?
A.まず体調がいいのがいちばんかなと思うので、こうやってきょう試合に出られて、最後まで出て終わったというのが、まず1つ術後の経過として、そういうスタートを切れたというのが、いちばんよかったことじゃないかと思います。

Q.ヒットのあとにコーチとヘルメットをぶつけるのは?

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A.あれはもう。ハンドシェイクみたいなものです。コーチの方からこれどうだという感じで。

Q.気持ちの面ではどうだったか。
A.緊張感はありましたけれど、でもピッチャーのほうがやっぱり緊張するので、それは変わらないですし、そういうのに比べるとちょっとリラックスしながら、きょうは入れたんじゃないかなと思います。

Q.韓国に来てからの2試合、状態がよくないように見えたが。
A.ちょっと体がやっぱり硬かったので、構えからちょっと違和感がありましたし、そのせいでゾーンがちょっとずれていたのかなと思うので、きのうケアをして、リセットして休んで、きょうまあよかったので、またあしたまでにリカバリーした方がいいと思うので、集中して頑張ります。

Q.最後の塁上のアウトは?

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A.あれはもう完全に僕のミスなので、僕の中では(二塁ベースを)越さずにタッチして帰ってきたつもりだったんですけど、判定が越してるということだったので、そこらへんはまた、反省しながらあしたやりたいと思います。

Q.あす先発の山本由伸投手にかけたことばはあるか。
A.いや、ないです。本人もあまり緊張しなさそうなタイプなので、リラックスして入れると思うし、まずきょう勝ったので、それもリラックスして入れる要因じゃないかなと思いますし、早い回でまた援護できればいいんじゃないかと思います。

(アメリカメディア)
Q.試合を振り返って。

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A.そうですね、まずさっきも言いましたけど勝てたのが一番かなと思いますし、終盤で逆転できるのが強いチームじゃないかなと思うので、こういう試合が多ければおのずと勝ちが増えてくるんじゃないかなと思います。

Q.試合前の緊張感は?
A.それもさっき言ったんですけれど、ピッチャーに比べていつもバッターの方があまり緊張しないので、きょうもなるべくある程度リラックスした状態で入りました。

Q.強力打線を証明できた?

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A.そうですね、もっともっと点の入るシチュエーション、例えばムーキー(ベッツ選手)が出たあとの僕がもうちょっとつなげたらとか、スコアリングポジションで早い段階でもう1本出ていれば、もっともっとこう、よりいい得点の仕方があったんじゃないかなと思うので、どこのラインナップの順番を見ても、どこからでも点が入るような雰囲気を持っているので、やっぱりこう、自分としても心強いなと思います。

Q.ダルビッシュ投手との初対決の感想は。
A.一球一球やっぱりこう、気合いが入っていたと思いますし、すばらしい球が来ていたので、どっちも追い込まれた打席で、ちょっと僕の方は苦しい打席でしたけど、なんとか1本まず出てよかったと思ってます。 

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3/16 "一緒に来て見るのは初めて いい思い出に" 


"一緒に公式戦を見るのはたぶん、一緒に来て見るのは初めてですし、そういう意味ではいい思い出になるんじゃないかなと思う"

20日に迫った今シーズンの開幕戦、パドレスとのソウルシリーズを前に大谷選手は夫人とともにソウル入りした。それについての質問への答えだ。少しはにかみながらも、「いい思い出になる」と大谷選手らしい率直な言葉だった。

開幕前の結婚発表でプライベートが大きく注目された大谷選手だったが、チームメートのベッツ選手、フリーマン選手とともに行った会見ではもちろんシーズン開幕戦への意気込みを示した。その中でも印象的だったのは「楽しみ」「楽しい」という言葉、実に8回も大谷選手の口から出てきた。会見の一問一答でぜひ大谷選手の思いを感じていただきたい。

ーー 以下、一問一答 ーー

Q.韓国での開幕シリーズにどう臨みたいか。
A.僕も韓国でプレーするのをすごい楽しみにしてたので、約1週間くらい、まあ公式戦もありますけれど、野球自体も韓国自体も楽しんで頑張りたいなと思います。

Q.韓国でも大きな注目を受けていることについてどう感じているか。 

A.僕は注目していただいてすごいありがたいなということと、それ以上に新しいチームなので、ここにいる2人もそうですし、チームメートとはやく打ち解けられるようにというのがまずキャンプではいちばんやってたことだと思うので、すばらしい選手たちと、まずプレーできるのを楽しみにしていますし、早く一員になれる、認められるように結果を出していきたいなと思います。

Q.韓国のファンからの応援についてどう思うか。
A.日本と韓国は昔から国際大会でも白熱したいい試合が多くて、子どもの頃からずっと見ていましたし、韓国のチームも僕の中ではすごく思い入れがあって、すばらしいチームだなと思っているので、そういうところで、今回韓国でプレーできるというのはすごい楽しみですし、空港でもああやって迎えてもらえてすごいありがたいなと思っていました。

Q.パドレスの開幕投手を務めるダルビッシュ投手との対戦をどう感じているか。

A.小さいときから見てきて大好きな投手ですし、本当に目標にしてきたような方なので、WBCでも一緒にやらせてもらったりとか、本当によくしてもらっているので、本当に個人的にすごい楽しみですし、ここまで対戦がもちろんなかったので、それも含めてすごい思い入れがあるんじゃないかなと思うので楽しみにしています。

Q.ロバーツ監督が開幕に向けて今までで一番楽しそうと言っていたが?
A.あー、どうですかね、特殊な開幕なので。韓国でやるというのも特殊ですし、新しいチームでまたスタートするというのも初めてなので、楽しみの度合いというより、また違うような楽しみがあるんじゃないかなと思います。

Q.注目には慣れていると思うが、どう対処している?

A.もちろん慣れてはいないですけど、本当にやることにだけ集中して、キャンプもそうでしたけど、まあそうやって注目してもらえるのはすごいありがたいことですし、それはそれとして、まずは自分がやるべきことに集中したいなとは思っています。

Q.初めて妻と報道陣の前に現れて、すっきりした気持ちはある?また、なれそめは?(フリーマン選手が「カモン、ショー!」と笑顔)

A.詳細は発表、発表したというかインタビューで答えたとおりなのでここで言う必要はないかなと思うんですけれど、まあ初めてこう、一緒に、公式戦自体見るのはたぶん、一緒に来て見るのは初めてですし、そういう意味ではいい思い出になるんじゃないかなと思うので、そこも含めてまずは、自分のやることに、さっきも言いましたけれどやることにまずしっかり集中したいなと思います。

Q.前に韓国に来たときと比べて変化は感じている?
A.あのときはまだ高校生だったので、今とまたちょっと違いますし、あのときから好きな国のもちろん1つなので、あのときは本当に台湾と韓国とくらいしか行ったことなかったので、そういう意味でも特別でしたし、また野球でこうやって帰ってこられてプレーするというのは自分の中でも特別かなと思います。

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