2007年のバックナンバー

NHK
2022年6月2日 午後4:50 公開

2007年1月9日放送 「西銀座 宝くじ売り場」

一獲千金を夢見て、多くの人が購入する「年末ジャンボ宝くじ」。その最も有名な売り場のひとつが西銀座にある。「一番よく当たる」とうわさされるこの売り場、2006年に行われた5回のジャンボ宝くじでは16人の億万長者を生み出した。毎年最多の購入者を集める年末ジャンボでは、1000人を超える長蛇の列ができる。人々は3億円にどんな夢を託すのか。発売初日からの3日間に訪れた購入者のそれぞれのドラマを拾っていく。
 
 
 

2007年1月16日放送 「大阪 心斎橋のホームランキング」

ゲームセンターやまんが喫茶などに押され、人気にかげりのあるバッティングセンター。しかし、そこの「ホームラン王」になることを目指して、連日バットを振る常連たちがいる。大阪・心斎橋のバッティングセンターでは、24歳と70歳がトップの座を競い合ってきた。自己満足と言われかねない「名誉」のため に、なぜ彼らは打ち続けるのか? 年の瀬のバッティングセンターの人間模様を72時間にわたって追う。
 
 
 

2007年1月23日放送 「コンビニのメリークリスマス」

クリスマスの家族の団らんに欠かせないケーキ。その売り上げを急速に伸ばしているのがコンビニエンスストアだ。食料品から日用雑貨まで何でもそろう便利さで、日本全国に広がったコンビニ。今や、年に一度の家族のイベントまで支えるようになった。その変化は何を映し出しているのか。大手チェーンで、関東一のクリスマスケーキの売り上げを誇る茨城・笠間市のコンビニに密着し、訪れる人々の暮らしに迫る。
 
 
 

2007年1月30日放送 「上野アメ横 マンガ喫茶」

安売りで知られる上野アメヤ横町に、街のイメージとはちょっと違った店が増えている。「まんが喫茶」だ。店の中は普通の喫茶店とずいぶん違う。まるで箱のような小さなスペースに区切られ、お客さんはその中でまんがやインターネットを楽しむ。ホテル代わりに泊まる人も少なくない。年末年始でも大盛況だという。人々は何を求めて訪れるのか? 72時間、上野アメヤ横町のまんが喫茶に密着し、その不思議な魅力の秘密に迫る。
 
 
 

2007年2月6日放送 「年始め ゴミ収集大作戦」

毎日吐き出される膨大な量のゴミ。東京23区で発生するゴミは、実に1年間で東京ドーム9杯分にもなるという。中でも世田谷区の収集量は都内最大。年末年始のゴミがまとめて出される年明け最初の収集週は、1年で最も多忙な1週間となる。ふだんの2倍近い量を時間内に集めるだけでなく、使い残しのガスボンベ による火災などの危険にも対処しなければならない。収集職員たちの大忙しの3日間に密着し、暮らしの裏側の格闘を追う。
 
 
 

2007年2月13日放送 「リゾートバイト 冬物語」

冬の休日を楽しもうと人々が押し寄せるスキー場。それを陰で支えているのが、リゾートバイトと呼ばれる若者たちだ。夏は別の仕事をしながら、冬になると全国から集まってくる彼ら。スキーやスノーボードが大好きな仲間同士で共同生活をしながら、バイトと遊びに没頭する。しかし、心のどこかで、将来への不安を抱えているようだ。新潟・湯沢町のスキー場にカメラを据え、夢と現実のはざまで揺れるリゾートバイトの若者たちを追う。
 
 
 

2007年2月20日放送 「名古屋 大盛況! リサイクルショップ」

ネットオークションの流行などで、当たり前になりつつある中古品の「売買」。名古屋市には、地上7階建ての巨大リサイクルショップがある。扱うものは、時計・貴金属・ブランドバッグから、衣類や楽器、電化製品まで。人気商品を手ごろな価格で買えるだけでなく、不要になったモノを手軽に売れる場所として人気 を集めている。訪れる人々の「売る理由」と「買う理由」を追いながら、消費社会・日本の人とモノの関係を見つめる。
 
 
 

2007年3月6日放送 「福岡 人情屋台通り」

全国で最も屋台が多い福岡市。中でも、ビジネスの中心街である天神地区には、70軒が集中している。2坪あまりの狭い店内で肩を並べただけで、知らないもの同士でもすぐに打ち解ける。屋台には、誰もが訪ねてみたくなる懐かしい人情があふれている。30年以上も地元サラリーマンの憩いの場になっている店や、若い芸術家の卵が集まる店を3日間にわたって追い、屋台独特の魅力と、店主と客それぞれのドラマを見つめる。
 
 
 

2007年3月13日放送 「旅立ちのフェリー」

名古屋と仙台、苫小牧を結ぶ片道1200キロのフェリー航路に密着する。気の置けない友人たちと団体旅行をする人。夢破れて故郷に帰る人。そして、新入社員として新たなスタートを切る人。飛行機なら1時間ほどなのに、あえて2泊3日の旅を選ぶ理由は何なのか。一隻の船の中ですれ違う、さまざまな人生を切り取る。