2019年のバックナンバー

NHK
2022年6月2日 午後4:53 公開

2019年1月11日放送 「新宿・音楽スタジオ ぼくらがバンドを組む理由」

新宿にある「24時間営業の音楽スタジオ」が舞台。アマチュアミュージシャンだけでなく、さまざまな年代のさまざまな職業の人たちがやってくる。同僚の結婚式の余興のために集まる、会社帰りのサラリーマン。かつて「ガールズ・バンド」を組んでいたという主婦友グループ。人と接するのが苦手だけど、歌うのは好きだという若者たち。誰が、どんな思いで、どんな曲を奏でるのか。爆音のスタジオに3日間密着する。
 
 
 

2019年1月18日放送 「仙台 出会いを求めて“相席ラウンジ”」

さまざまな年齢や職種の男女が出会いを求めて訪れる、仙台の“相席ラウンジ”が舞台。「つき合ったことはあるけど、長続きしない」ことが悩みの30代会社員。男性と話すのが苦手で、会話の練習に来ているという女子大生。SNSの普及によって、簡単に人とつながれる現代に「出会いがない」と嘆く彼ら。一体、どんな出会いを求めているのか。クリスマス前後の3日間、男と女のラブゲーム。
 
 
 

2019年1月25日放送 「成田空港 格安航空会社(LCC)専用ターミナルで」

年の瀬の成田国際空港。2015年に開業した格安航空会社(LCC)専用の「第3ターミナル」に密着する。最寄り駅がある第2ターミナルからの距離は、およそ600メートル。荷物が多いと移動が大変だが、通常の半額ほどの安さが受け、利用者は年々増加している。フードコートも併設された出発ロビーは24時間利用可能で、1日2万人が行き交う。平成最後の年越し。格安チケットを手に、みんなどこへ向かう?
 
 
 

2019年2月1日放送 「真冬のキャンプ場 富士山を眺めながら」

新年最初の週末、富士山のふもとにあるキャンプ場に密着。気温は氷点下にもかかわらず、次々と人がやってきてはテントを張る。「空気が澄んで景色がいい」「虫がいない」という理由から、冬のキャンプも人気なのだ。たった一人で「ソロキャンプ」に来た会社員。こだわりのグッズを披露する50代のベテランキャンパー。20数年ぶりというブームに沸くキャンプ場。みんな、どんな思いを抱えながら、富士山を眺めるのか。
 
 
 

2019年2月15日放送 「冬の東京 たい焼きエレジー」

駅前の再開発が進む東京・四谷。通りを入った路地に、創業60年の小さな「たい焼き屋」がある。連日数十人が列を作り、寒くなればなるほどその列は長くなるという。味は「粒あん」のみ。創業以来使い続けている鋳型で焼くたい焼きは、1個150円、1日2500個を売り上げる。平成の終わり、日々変貌する東京の片隅で、スタイルを変えず営業を続ける老舗たい焼き屋。どんな人たちが、どんな思いで、ほお張るのか。
 
 
 

2019年2月22日放送 「大阪 道頓堀で物々交換」

大阪・道頓堀。「幸運の神様」の人形を手に、道行く人たちと「物々交換」を3日間続けたら、どんな人やモノに出会えるか。大阪の人情が気に入り、住み着いてしまったフランス人。卒業旅行で大阪に来たという大学女子サッカー部。空手の全国大会に出場するという小学生とその父親…。モノからモノへ、つながるはずのなかった人がつながっていく。72時間後に、「幸運の神様」はどこへたどり着くのか。
 
 
 

2019年3月1日放送 「旭川・宝くじ売り場 吹雪の中で見る夢は」

北海道・旭川にある宝くじ売り場。気温氷点下にもかかわらず、続々と人がやってくる。ここは、高額当選がよく出る「伝説の売り場」なのだ。およそ70年の歴史で生まれた億万長者は38人。当選総額100億円を超えるという。過去には、ハズレくじの中に5000万円の当選くじが入っていたり、倒産寸前で1000万円を当てた中小企業の経営者もいた。みんな、どんな夢を宝くじに託すのか。一攫千金を夢見る人たちの物語。
 
 
 

2019年3月15日放送 「福岡 早春の不動産屋で」

九州最大の歓楽街、福岡・中洲のほど近くにある小さな不動産屋が舞台。雑居ビルの3階にひっそりと店を構えており、看板は出していない。それでも、ネットで情報を見つけた人が続々とやってくる。家賃1万円台の格安アパートから、商業テナントまで。人口が増え続ける福岡市とあって、この店で扱う物件の幅は年々広がっている。新しい部屋から始まる、新しい人生。どんな人々が、どんなワケで、部屋を借りに来るのか。
 
 
 

2019年4月12日放送 「密着! 巨大転職フェア」

2月、東京で開催された「巨大転職フェア」に密着。3日間の期間中に300社以上が参加。転職を希望する人が全国から1万人以上集まった。思い描いていた仕事と現実とのギャップから転職を考える人、ブラック企業を辞めた人。家庭の事情で、働く時間を変えざるを得ない人など、抱える事情は様々。企業にとっては、優秀な人材の争奪戦。自社の可能性を必死にアピールする。人生の岐路に立つ人々の「新たな一歩」に寄り添う3日間。
 
 
 

2019年4月19日放送 「大阪・渡し船 片道1分の人生航路」

川や運河に囲まれた大阪市のベイエリア。市が運営する「渡し船」に密着する。運賃は無料、地元の学生や工場勤めの人たちにとって、欠かせない足となっている。「茶飲み友達に会いに行く」という女性。親の介護に行くため、毎日渡し船を利用する人。「これから夜勤に行く」と語る外国人。十人十色の日常の中で、この船を利用する時間は「気持ちのスイッチ」を入れ替える貴重なひととき。片道わずか1分、どんな物語に出会えるか。
 
 
 

2019年4月26日放送 「密着!“レンタル なんもしない人”」

「なんもしない私を貸し出します」。そんな不思議なサービスを提供する男性がいる。「何もせず、ただそこにいるだけ」にも関わらず、貸し出しを求める依頼が後を絶たず、ツイッターのフォロワーは10万人を超える。離婚届の提出に付き添ってほしい、自分の民事裁判を傍聴してほしい、結婚式を眺めに来てほしい…家族や友人には頼めない、でも、誰かに「いてほしい」-そんな依頼をするのは、一体、どんな人たちなんだろう?
 
 
 

2019年5月10日放送 「長崎・五島列島 さよならフェリー」

春、別れの季節。長崎県・五島列島の玄関口、福江島では、毎年風物詩となっている光景がある。島中の人々が集まって、島を出る人との別れを惜しむ、見送りの風景だ。就職・進学・結婚、様々な理由で島を離れる人たち。ターミナルのロビーで家族や同僚、同級生、教え子らと別れを惜しんで抱き合い、涙ながらに言葉を交わしてフェリーへ乗り込む。3月の終わり、新たな土地で新たな一歩を踏み出す人々を見つめる3日間。
 
 
 

2019年5月17日放送 「学生街・高田馬場 いつかの“青春ロータリー”で」

数十もの大学や予備校、専門学校がひしめく東京有数の学生街・高田馬場。活気溢れる街の中心にある駅前ロータリー広場が、今回の舞台。サークルや飲み会に向かう若者たちの集合・解散場所として、昼夜問わず賑わっている。最後の飲み会のため集まった大学四年生たち。久しぶりに集まった、かつてこの街で若き日々を過ごした同窓会グループ。新年度をはさんだ72時間。「それぞれの青春」を見つめる。
 
 
 

2019年5月24日放送 「樹木葬 桜の下のあなたへ」

東京郊外にある大型霊園が舞台。ここには石のお墓に混じって、桜の樹木葬が点在している。「自然に還りたい」という故人の思いを受け、全国に広がる樹木葬。春、桜が咲く季節に大勢の人がお参りにやってくる。長年、苦労をともにした妻に会いに、毎週のように足を運ぶ男性。桜の咲く時期、父親の墓参りに顔を合わせるという兄弟。若くして夫を亡くした女性は、夫が大好きだったビールを片手に桜に語りかける。
 
 
 

2019年5月31日放送 「眠らない巨大貨物ターミナル」

今回の舞台は、東京貨物ターミナル駅。日本全国から集まる膨大な貨物を積み替えては、送り出す、日本最大の物流拠点だ。ネット通販の拡大やトラックドライバーの不足によって、鉄道が扱う貨物量は年々増加している。運転士、整備士、フォークリフトオペレーター、ドライバー、施設内に泊まり込む新入社員まで。さまざまな人が働き、物流を支えている。豊かさや便利さの裏で、24時間汗を流す人々の知られざる仕事ぶりを追う。
 
 
 

2019年6月7日放送 「渋谷郵便局 街角の“平成史”」

舞台は、東京・渋谷にある郵便局。ここ数年、フリマアプリの世代を超えた人気もあって、この郵便局で扱われる荷物の配送量は増えているという。ほとんど新品の洋服を売却する女性。SNS上の仲間とアイドルグッズを送り合う若者。一方、局内の机で熱心にはがきを書く人たちの姿も…。誰がどんなものを送るのか。“平成”から“令和”へ、新時代の幕開けに湧く大都会の郵便局で、はがきや荷物に込められた思いを探る。
 
 
 

2019年6月21日放送 「“サバゲー”を生きる人たち」

千葉県の農道を抜けると、突如現れる不思議なスポット。迷彩服に身を包んだ人たちがエアガンを手に、だだっ広いフィールドを走り回る。今、競技人口が増えているというサバイバルゲーム、通称「サバゲー」だ。夢中になっているのは、子どもや若者だけではない。「定年後の趣味を見つけに来た」という年配の男性。家事や育児を離れ、ひとりで参加した女性も。大人たちを夢中にさせる理由は何なのか。
 
 
 

2019年6月28日放送 「断食 空腹の向こうがわ」

健康ブームのなか、ダイエットや体質改善として注目を集める「プチ断食」。静岡伊豆高原にある施設には、「健康になりたい」だけでなく、心にひっかかる「もやもや」を取り除こうと訪れる人も多い。心の疲れを癒やすため、定期的に訪れる銀座のママ。娘が引きこもりで、親子関係に悩みを抱える男性。朝晩のスムージーと具なしの味噌汁を口にしながら、「何かを変えたい」と願う人たち。空腹の先に何が見えるのか?
 
 
 

2019年7月5日放送 「東京・阿佐ヶ谷 金魚の池のほとりには」

東京・阿佐ヶ谷。ビルやマンションが立ち並ぶ駅前に、ちょっと変わった場所がある。大正時代から90年以上続く、“金魚専門”の釣り堀だ。釣り竿とエサ付きで1時間600円。手ぶらで気軽に立ち寄れるため、1日中、人は絶えない。50年以上通っているという常連さん。働き方改革で時間をもてあましているサラリーマン。1日で100匹近く釣り上げる女性の姿も。たくさんの金魚が泳ぐ池を眺めながら、みんな何を思うのか?
 
 
 

2019年7月26日放送 「新宿 ウイッグ専門店」

新宿・歌舞伎町。地下街の一角にある「ウイッグ(かつら)専門店」が舞台。40年以上、さまざまな事情でウイッグを必要とする老若男女の要望に応じてきた。最近、生え際が気になるという40代の女性は部分ウイッグ。ダンスの舞台衣装のために訪れた女性は、腰まで伸びるロングヘアのウイッグと、それぞれの事情に合わせて選んでいく。見た目も気持ちもがらりと変わる、「秘密のアイテム」。みんな、どんな自分になりたいのか。
 
 
 

2019年8月2日放送 「神戸・激安靴店を歩けば」

神戸市の郊外にある、「巨大な靴店」が今回の舞台。広さ1000坪の売り場には、およそ10万足が並ぶ。驚くのはその値段。サンダル499円、パンプス980円、ビジネス革靴は2足で5000円…と激安商品がずらり。リーズナブルな靴を求めて連日客が押し寄せる。夏のはじめ、新しい靴を履いて歩み出す人々を見つめる。
 
 
 

2019年8月9日放送 「クライミングジム 上を向いて登ろう」

川崎市にあるクライミングジムが舞台。ここでは、4メートルほどの壁をのぼる「ボルダリング」、命綱で体を支え、10メートル以上の高所をのぼる「ロープクライミング」ができる。初心者から日本代表選手まで、老若男女が汗を流す。利用者の多くは、「普段の生活では、限界に挑戦することがない。ここでは、限界に挑戦し、成長を実感できる」と語る。どんな人たちが訪れるのか。ストイックに壁に挑む人たちの声に耳を傾けた。
 
 
 

2019年8月30日放送 「沖縄・自動車学校 免許の先に見る夢は」

観光客が年々増加している沖縄。町のあちこちで、ホテルやデパートの建設ラッシュが進んでいる。その裏で賑わっているのが、トラックやバスの免許が取れる自動車学校だ。転職し、大型トラックのドライバーを目指す20代の女性。定年退職後、憧れの沖縄に移り住み、バスの運転手になりたいと語る男性。バイトで稼いだお金で自動車学校に通う大学生は、将来は公務員になりたいと夢を語る。免許の先に思い描く夢は何なのか。
 
 
 

2019年9月6日放送 「さらば東京! 移住相談センター」

東京圏への人口集中が続く中、地方に移住したいと考える人々が集まる場所がある。有楽町にある移住相談窓口だ。全国39の道府県の相談員が、仕事や住まいなど、移住に伴う全ての相談に無料で応じてくれる。相談者の7割が40代以下の、若い世代。離婚をきっかけに新しい住まいを探しに来た×(バツ)ターンの男性、カープ好きが高じて広島に移り住みたいという女性。みんな、どんな理想を持って、ここを訪れるのか。
 
 
 

2019年9月13日放送 「梅雨明けのコイン洗車場で」

東京・品川の行列ができるセルフ洗車場が舞台。水や洗剤が出るスプレーを使い、時間をかけて愛車を磨きあげる人たち。仕事で必要になり車を購入したが、いつの間にか休日のドライブが欠かせないほど車に魅せられた女性。デート代わりに車を洗うカップル。そろそろ免許を返納しようか迷っている70代の男性。それぞれ事情を抱えながら、みな黙々と車を洗う。梅雨が明けた7月末、車の汚れと一緒に、洗い落としたいものは何なのか。
 
 
 

2019年9月20日放送 「訪問看護師 街をゆく」

高齢化が進み、病床が慢性的に不足している現代。一方で、「人生の最後を自宅で迎えたい」「大切な家族を自宅で看取りたい」と考える人も増えているという。そうした在宅医療を選択する人たちを支えているのが、「訪問看護師」だ。今回は、東京・東久留米市で180人以上の患者を受け持つ訪問看護ステーションに密着。急速に高齢化が進む町で、様々(さまざま)な事情を抱えながら、訪問看護師を待つ人たちの3日間。
 
 
 

2019年9月27日放送 「熊本・阿蘇 10年に1度のバイク撮影会」

8月の終わり。熊本・阿蘇の草千里に2000人を超えるバイク愛好家たちが集結した。イベントの目的はレースや交流ではなく、「1冊の写真集をつくりあげる」こと。日本中から集まったライダーとその愛車をボランティアスタッフが写真に収めていく。イベントが開かれるのは10年に1度。1979年にひとりのカメラマンがはじめ、今年で5回目だ。就職、結婚、病気…。かつての写真集を手に、この10年の物語に思いをはせる。
 
 
 

2019年10月11日放送 「北の大地 献血バスが行く」

北海道各地をめぐる「献血バス」に密着する。慢性的に不足が指摘されている献血者。実は北海道は献血をする人の割合が全国一。人口密度が低い土地で、このバスが血液の収集を支えているのだ。100回近く献血をしてきた農家の男性。人助けをすれば、自分にも運がまわってくるはずと語る若者。血を抜くと、なぜかリフレッシュできるというサラリーマン。北海道の小さな町をめぐりながら、“ささやかな思いやり”と出会う3日間。
 
 
 

2019年10月18日放送 「東京永田町 シェアオフィス」

官公庁やオフィスビルが集まる東京永田町の一角にある「シェアオフィス」が舞台。お洒落なカフェのようなフロアには、コワーキングスペースとレンタルオフィスがあり、様々な働き方をする人たちが黙々と仕事をしている。フリーランスはもちろん、新規事業を立ち上げた企業のサテライトオフィス。大企業を辞めて、新しいビジネスを始める人も多い。「自分らしい働き方」を模索しながら、それぞれの夢に向かう人々の3日間。
 
 
 

2019年10月25日放送 「夏の終わり ぐるっと大阪城公園」

今回の舞台は、大阪市のど真ん中にある大阪城公園。100ヘクタールを越える広大な敷地には、大阪城天守閣をはじめ、西の丸庭園、大阪城ホールなどの施設が備わり、年間270万を越える人々が訪れる。天守閣を取り巻く公園は24時間利用することができ、昼夜を問わず、さまざまな人々が思い思いに時間を過ごしている。どんな事情を抱えた人たちがここを訪れるのか。24時間眠らない大阪城公園に、3日間カメラを据える。
 
 
 

2019年11月1日放送 「中国・雲南省 カモメが見える都市公園」

今回は中国の制作会社によって作られた「中国版ドキュメント72時間」。舞台は雲南省・昆明(こんめい)。1年中温暖な気候に恵まれ、秋になるとシベリアからユリカモメの群れがこの地にやってくる。市の中心部にある公園には大きな池があり、春までの数か月間、数千羽のカモメたちがここで羽を休めるのだ。カモメが飛び去っていく春。みんなどんな思いで鳥たちを見送るのか。
 
 
 

2019年11月8日放送 「福岡 泣いて笑って24時間歯医者」

福岡市にある「24時間診療の歯医者」が舞台。昼も夜も痛みをこらえた患者がひっきりなしにやってくる。不摂生がたたり、虫歯が増えたという営業マン。歯がきれいになったおかげで笑顔が増え、性格も明るくなったという女子大生。若い頃、殴り合いのケンカで歯をなくした男性は「過去をなげいても歯は戻らない」と反省する。11月8日(いい歯の日)に、「歯」にまつわるドラマを見つめる。
 
 
 

2019年11月15日放送 「銀座の酒屋の物語」

東京・銀座にある酒屋が舞台。ワインやウイスキーを中心に、世界中から取りそろえたお酒はなんと3000種類以上。中には200万円を超える超高級なお酒も。それでも1000種類ほどが1杯100円から試飲できるとあって、20代の若者や仕事帰りのサラリーマンで店内は賑わっている。部下と飲む機会が減り、ひとりで立ち寄る経営者。念願の店を構えたクラブのママ。自分に合うお酒を追い求める男性。銀座の酒屋の物語。
 
 
 

2019年11月22日放送 「小さなウエディングストーリー」

今回は、数万円台から結婚式を挙げられる式場が舞台。格安・小規模・短期間がウリで、毎日3,40組のカップルが相談にやってくる。「2度目はシンプルに」と語る再婚同士の40代カップル。若い頃に式を挙げられず、子どもたちからプレゼントされたという60代の夫婦。病気がちな父親にドレス姿を見せるため、1か月で式を挙げたいというカップル。さまざまな人生の小さなウエディングストーリーを見つめる。
 
 
 

2019年12月13日放送 「長野 天空の絶景を眺めて」

長野県南部にある阿智村が舞台。秋から冬に変わる時期、標高1600mの展望台を目指して、全国から大勢の人がつめかける。お目当ては、空一面に広がる星空と、この時期にしか見られない巨大な雲海だ。遠く南アルプスまで、見渡す限り真っ白な雲が広がる光景に人々は絶句する。遠く向こうから昇る朝日を見つめながら、願い事をする人も多いという。11月、「天空の絶景」と呼ぶにふさわしい光景を前に、人々は何を思うのか。
 
 
 

2019年12月20日放送 「尼崎 黄昏(たそがれ)のアミューズメント施設」

兵庫県・尼崎市にある知る人ぞ知るアミューズメント施設が舞台。ビリヤードや卓球は30分100円から遊べるとあって、昼夜を問わず、多くの客で賑わっている。日中は買い物帰りの高齢者、卓球に汗を流す中高年のグループ、夜になると黙々とゲームを楽しむ若者たちの姿が。ある人は青春を思い出し、ある人はさみしさをまぎらわし、ある人は家族と過ごす時間を愛おしむ…。様々な人生が交錯する、アミューズメント施設に密着する。