9月2日(土) 鮎川誠(ギタリスト)
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9月16日(土) 高見のっぽ(俳優)
9月23日(土) 畑正憲(作家)
9月30日(土) 奈良岡朋子(俳優)
10月7日(土) アンコール 柳家小三治(落語家)
10月14日(土) 柳ジョージ(ミュージシャン)
下記のホームページに「あの人に会いたい」のダイジェスト動画を600本以上掲載しています。放送年度・ジャンル・50音で検索できますので、是非ご覧ください。
選択に迷ったとき、くじけそうになったとき、先人たちの言葉に耳を傾けてみませんか。今年度から毎日午前5時に「あの人に会いたい」で取り上げた方々の言葉をNHKアーカイブスのツイッターとフェイスブックでご紹介し、ダイジェスト動画などへのリンクを貼っています。是非「#あの人から365の言葉」を検索してみてください。
「#あの人から365の言葉」を下記のホームページにまとめましたので、あわせてご覧ください。
今年3月に亡くなった奈良岡朋子さん。新劇を代表する俳優として舞台を中心に70年以上にわたり活躍。連続テレビ小説「おしん」などドラマのナレーションでも親しまれた。 奈良岡さんは昭和4年東京生まれ。洋画家の父の影響で女子美術専門学校(現・女子美術大学)に進学。昭和23年、現在の劇団民藝に入り、「イルクーツク物語」など数々の舞台に出演する。平成17年には仲代達矢さんと共演した「ドライビング・ミス・デイジー」で芸術祭大賞を受賞。テレビドラマや映画で名脇役を演じたほか、ナレーションでも活躍する。晩年は原爆の悲惨さを描いた「黒い雨」の朗読劇をライフワークとして続けた。
今年4月に亡くなった作家の畑正憲さん。動物とのふれあいなどをテーマに執筆した作品は200冊以上。「ムツゴロウ」の愛称で親しまれ、テレビ番組にも数多く出演した。 畑さんは昭和10年福岡市生まれ。旧満州で幼少期を過ごす。東京大学大学院を経て、動物記録映画を制作した後、作家に専念。昭和43年「われら動物みな兄弟」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。昭和46年、北海道の無人島に家族で移り住み、翌年「動物王国」を対岸に開く。動物と一緒に過ごす日々の中で多くの小説やエッセーを発表し、菊池寛賞を受賞。テレビ番組にも出演し、世界中を旅して動物と触れ合う姿が人気を集めた。
去年9月に亡くなった高見のっぽさん。NHK教育テレビの番組「できるかな」などで「ノッポさん」として長く親しまれ、本の執筆や子ども向けの歌の作詞などでも活躍した。 高見さんは昭和9年京都市生まれ。独学でタップダンスを習得し、芸人だった父のかばん持ちをしながら舞台に立つ。昭和41年放送開始の「なにしてあそぼう」と、その後継番組の「できるかな」に「ノッポさん」の役で20年以上出演。ひと言もしゃべらず、ジェスチャーを交えて工作する姿が人気を集めた。平成17年には自ら作詞した「グラスホッパー物語」で歌手デビュー。この曲を舞台化したミュージカルでは脚本や主演を務めた。
NHKに残る膨大な音声映像資料から歴史に残る著名な人々の珠玉の言葉を今によみがえらせ、永久に保存・公開する「日本人映像ファイル」を目指す番組です。