「アンコール 犬養道子(評論家)」
初回放送日:2017年11月25日
平成29年7月に亡くなった評論家・犬養道子さん。世界の飢餓や難民救済に尽力し、草の根での支援活動を続けた。「憎しみの連鎖を断ち切る1本のマッチに私はなりたい」。 犬養さんは大正10年生まれ。祖父は5・15事件で暗殺された犬養毅首相。総理の孫として首相官邸で暮らしていた犬養さんは祖父の最期を見届けた一人だった。戦後ヨーロッパに渡り、聖書の研究に没頭、帰国後は評論家として活動した。しかし、テレビに映し出されたインドシナ難民の姿に衝撃を受け、58歳で難民救済のボランティアに参加。私財をなげうち、時には紛争地域へ赴くなど、生涯をかけて難民救済のための活動を続けた。
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