NHK映像ファイル あの人に会いたい
なつかしい「あの人」の、珠玉の言葉がよみがえる
2022年5月2日(月) 更新
- 画家・原田泰治さん
- アクリル絵の具で草木の一本一本を丹念に描く
- 全国各地を訪れ、日本の原風景を描いて評判を呼んだ
- 「日本の移り変わっていくものを絵として描き残すことが原田泰治の使命じゃないか」
「原田泰治(画家)」
初回放送日: 2022年6月25日
今年3月に亡くなった原田泰治さん。「原田泰治の世界」の新聞連載で知られ、全国各地を訪れて、日本のふるさとの風景を素朴で温かなタッチで描き、独自の世界を確立した。 原田さんは昭和15年長野県諏訪市生まれ。1歳のとき小児まひにかかり両足が不自由になる。武蔵野美術短期大学商業デザイン科を卒業し、24歳でグラフィックデザイナーとして独立。昭和57年、朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界」の連載を開始。失われつつある日本の原風景を描いた作品は話題を呼び、2年半続いた。北米や中南米でも展覧会を開くなど国内外で精力的に活動。平成10年には「諏訪市原田泰治美術館」が開館した。
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