アナザーストーリーズ 運命の分岐点
あなたが気になる“あの事件”の裏には、かならずもう一つの物語がある。
2022年4月13日(水) 更新
- 「上を向いて歩こう」は1963年「Sukiyaki」のタイトルで全米で発売され、瞬く間に全米1位に昇りつめた。日本語で歌われたこの曲は、なぜアメリカで人気となったのか?
- 日本の歌で唯一の全米No.1ヒットとなった「上を向いて歩こう」は、1961年に行われて中村八大のリサイタルために書き下ろされた。作詞の永六輔、作曲の中村八大、歌手の坂本九は、その後「六・八・九トリオ」と呼ばれた。
- 1980年、「上を向いて歩こう」を英語でカバーしたテイスト・オブ・ハニーのボーカル、ジャニス・マリー・ジョンソン。彼女にとって幼い頃に好きだったこの曲は、歌手を目指すきっかけでもあった。
- 坂本九の妻、柏木由紀子。日航機123便墜落事故で夫を失った柏木は、その歌を聴くことが出来なくなってしまった。しかしその柏木を励ましたのも、「上を向いて歩こう」が持つ力だったという。
「“上を向いて歩こう”全米NO1の衝撃」
初回放送日: 2021年3月24日
坂本九の名曲「上を向いて歩こう」、日本語の歌にもかかわらず全米で大ヒット、1963年全米1位を飾った。なぜこの曲だけが全米を制することができたのか?そこにはカリフォルニアの小さな町でこの曲に励まされた日系人たちのドラマがあった!この曲が運命を変えた坂本九自身の波乱万丈の人生、そして「SUKIYAKI」をカバーし、大ヒットさせたテイスト・オブ・ハニーとの不思議な出会いとは?名曲の知られざる物語。
写真提供:マナセプロダクション