#ふつうアップデート 「夏SP延長戦!海水浴&キャンプを楽しみたい!」

NHK
2022年9月23日 午後11:00 公開

世の中の“ふつう”をちょっとアップデートするシリーズ企画「#ふつうアップデート」。

今回は、8月に放送した夏SP「クイズ#ふつうアップデート」の延長戦!

障害者のある人たちは、夏の定番・海水浴とキャンプを楽しむことができるのか? 浮かび上がった課題を解決する斬新なアイデアとは?

誰もが夏を楽しむにはどうすればいいか考えます!

<番組の内容>

▶︎海水浴×車いすユーザー

▶︎海水浴のアップデートアイデア

▶︎キャンプ×視覚障害者

▶︎キャンプのアップデートアイデア

<出演者>

レモンさん(番組MC)

玉木幸則(番組ご意見番)

あずみん(番組コメンテーター)

海水浴×車いすユーザー

<VTR>

「海水浴は、砂浜を歩いて、海に入るのが“ふつう”」。一方、そんなふつうに当てはまらない人たちもいる…。それは、車いすユーザー!!

確かに海水浴場を見てみると・・・車いすを利用する人は全然いない!

スタッフ「海で車いすの人を見かけたことは?」

男性「ない」

男性「やっぱ海って言うたら、海で遊ぶっていうイメージあるから、障害者の人は入りにくいんかな」

男性「それ考えたことなかったな」

車いすユーザーのみほさんとまりなさんも、海水浴を全然楽しめないんだそう。

まりな「海に行ったら、絶対にお願いしないといけない場面がすごく多くて。頼みづらい」みほ「申し訳なくなっちゃうよね」

まりな「うん。思っちゃう」

どうすれば海を楽しめるか?

検証のため向かったのは、兵庫県の須磨(すま)海水浴場。

ここで、助っとが登場!それは、チャラ男とギャルのお笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」。

早速、みほさん、まりなさんと合流。

信子「ギャルじゃん!お友達~」

すがちゃん「お2人は海は好きですか?」

みほ&まりな「大好きで~す」

信子「最高!」

すがちゃん「ギャルだな~」

みほ&まりな「夏といえば、海!」

すがちゃん「浜辺だぜ、浜辺!」

信子「いぇ~い!早く行こう!」

すがちゃん「駆け抜けろ!」

と、ここで!

みほ「ヤバい!」

信子「どうしたの?」

まりな「(車いすのタイヤが)はまって動けない!」

海に向かって勢いよく走り出す信子ときょんちい!一方、車いすユーザーの2人は、タイヤが砂に埋もれてしまい動けない~!

そこで、ぱーてぃーちゃんが救出に!しかし…押せば押すほど、車輪が砂に埋まっていく。まさに蟻地獄状態!

その時!!突然現れた、謎の集団。

みほさんとまりなさんを助けるため持ってきたのは、青い大きな筒。それを海に向かって広げていく!

こちら、その名も「ビーチマット」。持ち運び可能で、どこでも敷くことができ、車が乗っても大丈夫な強度を兼ね備える究極のバリアフリーマット~!!

すがちゃんも加わり、作業すること、20分。およそ60mに渡る車いす専用ロードが完成!

みほ&まりな「すご~い!」

まりな「全然進める!」

みほ「埋まらへん。すごい!」

砂浜だと身動きが取れなかったみほさんとまりなさん。見事、波打ち際まで到着~!

すがちゃん「改めてなんですけど、みなさんは何者なんですか?」

須磨UBP「僕たちはですね、須磨UBPです」

UBPは、ユニバーサル ビーチ プロジェクトの略。障害のある人もない人も、安心して海水浴を楽しめるビーチにしよう!というプロジェクト。

木戸「車いすであるとか、例えば、ベビーカーの方とか僕らだけとかじゃなくて、みんなが一緒に使えるといいなと思って」

みほ「え~~、めっちゃいい~。最高」

多くの人にとって海は、歩いて入るのがふつう。一方、みほさんとまりなさんがこのまま入ろうとすると、車いすの重さで沈んでしまう。そこで須磨UBPが、とっておきのヒミツ道具を持ってきた!!

それは、水陸両用バスならぬ・・・「水陸両用車いす」!

この車いす、特徴は巨大な前輪!水の中で浮かべるよう、タイヤの内側はスカスカになっている。さらに、フレームの中もスカスカ~。浮き輪のようにプカプカ浮かべる特別仕様の車いすだ~。

早速、水陸両用車いすへ乗り移り、安全のためライフジャケットを着用して、準備完了。いよいよ、海に突入!

まりな「わぁ~!~入った」

みほ「海だ」

まりな「パチャパチャ」

みほ「パチャパチャしてる!」

奥へ進むと、車いすが浮いた~!

まりな「すごい!めっちゃ新感覚」

「海水浴は砂浜を歩いて海に入るのが“ふつう”」を、「車いすで砂浜を走って海に入ることもできる」にアップデート!

検証は無事終了~!と思いきや、ここで、きょんちいから質問が・・・

きょんちい「あのさ、UBPみたいなアップデートの達人ってこの海以外にもいるんですか?」

木戸「僕が知るかぎりで、10か所くらいかな」

木戸さんによると、障害のある人の海水浴をサポートする団体は、全国に数えるほど。さらに、ビーチマットと水陸両用車いすは海外製で、総額200万円以上!!すべての海水浴場をすぐにアップデートするのは難しいのが現実…。

きょんちい「じゃあさ、みぽりんとまりなはさ、その他の海水浴場だと、こうやって楽しめないってこと?」

木戸「に、なっちゃいますね」

きょんちい「実はこれって、アップデートじゃないんじゃないですか?」

すがちゃん「お前さ~、物事の本質、見えてるな」

ということで、UBPの力を借りずに再挑戦!

こちらの浮き輪へみほさんとまりなさんが乗り、ぱーてぃーちゃんがロープで引っ張ってみる!しかし・・・

すがちゃん「せーの」

まりな「でも、これ大丈夫かな?」

みほ「バランスが怖い!」

すがちゃん「やばい? バランスはちょっと?」

力任せに動かそうとすると、浮き輪が前に傾いて危ない~!

今度は浮き輪を波打ち際に近づけ、腕の力を使い乗り移ろうとするが…。浮き輪が波で流されそうに!

これ以上続けるのは危険と考え、検証終了~。

きょんちい「大変!」

すがちゃん「そうだね~。こっちが頑張る分には、なんでもいいんだけど」

信子「申し訳ないっていうか・・・」

きょんちい「ケガとかさせちゃったら、どうしようとか」

まりな「こっちは全然なんですけど、申し訳ないっていうのがいちばん大きくて・・・」

すがちゃん「申し訳ないと思わせちゃだめなんだよ。そうだよね」    

海水浴のアップデートアイデア

<スタジオ> 

レモン:バリバラ、ふつうアップデート。今回、車いすユーザーのみほちゃんとまりなちゃんが、海水浴のふつうをアップデートできるか検証してきてくれました。

あずみん:検証をうけて、夏の特番では車いすユーザーも歩ける人も海水浴を楽しむためのアップデート案をゲストのみなさんに考えてもらいました。

<VTR>

はるな「こうちゃん。お願いします」

こうちゃん「「レールを作る」っていうのをちょっと思ってて、これだったら、自分でレールに1人ではまって、そのまま通って、海にちょっと入って、水浴びて帰ってくるみたいな感じで、たぶん自分1人でできるみたいな発想だったら、申し訳ないとか、あんまり思わないんじゃないかなと思って」

はるな「なるほど~。みりちゃむちゃん。いきましょう」

みりちゃむ「浮き輪にタイヤをつけちゃう」

ベッキー「逆に!?」

みりちゃむ「そう。浮き輪うくじゃないですか~。さっきあった水陸両用のタイヤをつけちゃえばいいんじゃないかな?っていう・・・」

はるな「浮き輪に?もう浜辺から、それに乗って?」

みりちゃむ「そうすれば浮くのかって思って」

ベッキー「なるほど~」

はるな「ケンコバさん、行きましょう」

ケンコバ「やっぱ気を使うのが1番つらそうやったんで、「気を使わんでええくらい、態度の悪い海の監視員にする」っていう・・・」

はるな「悪そう~」

ベッキー「頼みづらいな」

ケンコバ「こんな奴らに気を使う必要ないよって」

はるな「確かに!」

<スタジオ>

レモン:実用性の高そうなものから斬新なアイデアまで、バラエティに富んだアイデアが出たんですけど、こういう事をバラエティな皆で一緒に考えられたのが、まずよかったですよね。

今回出たアイデアについて、海に入りたい車いすユーザーの皆さんの声を紹介します!

みりちゃむさんの「浮き輪にタイヤつける」というアイデアに対し、電動車いすユーザーのおかちゃんさんの声。「身近な浮き輪が車いすユーザーの役に立って、みんなと同じように遊べるのがいい!」。

ケンドーコバヤシさんの「気を使わんでいいくらい態度の悪い監視員を雇う」というアイデアに対し、電動車いすユーザーのゆうじさんは、「態度の悪いおじさんなら確かに気を使わない」とのこと。

レモン:さぁ、この方達にも話を聞いてみましょう。みほちゃんとまりなちゃん!

みほ&まりな:こんにちは。お願いしまーす。

レモン:まりなちゃん、どのアイデアがよかった?ぶっちゃけ。

まりな:私はQuizKnockこうちゃんの「海中レールに乗って海に入るアイデア」が、一番いいなと思いました。車いすでも、近くで見てるだけとか我慢することもなくって、海を楽しめるのもうれしいなって思いましたし、家族も一緒に入れて、障害の有無にかかわらず同じ熱量で同じ時間楽しめるのがもう1番、何よりいいなと思いました。

レモン:でも、まりなちゃん、もっとこうしたいとかないの?

まりな:なんか、いつも私1人だけ、一緒に入れるってなっても別々のルートで行くことになって、私1人と家族と別れちゃうっていうのがあるから、一緒に、健常者の人も障害者の人も一緒にこう楽しんでいくっていうのが一番したいですね。

レモン:みほちゃんはどのアイデアがよかった?

みほ:私はみりちゃむさんの「海の家にいるギャルに声をかける」っていうのが、すごいよかった。

レモン:いいなって思ったポイントは?

みほ:申し訳なさを感じなくていいっていうポイントを押さえてくれてるのが、すごいよかったのと、あと、ギャルっていうとやっぱり、一緒になって仲よくなれるっていう事がすごい一緒に楽しめるかなって思いました。

レモン:申し訳ないっていうやろ、みんな。これ玉木さんどうですか?

玉木:申し訳ないと思うのは、本人の思い込みがあるような気がするから、本人も気持ちを変えていくっていうか。もう1つ、設備や道具のアップデートは障害者専用って考えると実現のハードルがちょっと高くなる。お年寄りや小っちゃい子どもたちを含んだユニバーサルデザインとして考えていけば、もっと広がりやすくなるんちがうかな。

レモン:申し訳ないなと思ってる気持ちは社会が結構そうさせてるとこがある。でも社会はなんでそうなったんやろってこの番組でもいつも言うてるけど、気づいてないことが多い。つまり気づけるきっかけ増やそうやってやっぱりなるね。どっちもバランスよくアップデートしていきたい。

キャンプ×視覚障害者

<VTR>

キャンプといえば、自分たちの力で火を起こしたり…テントを張って泊まったり…「目で安全を確認して、楽しむのが“ふつう”」。

そんな中、娘にキャンプを体験させたいと願うパパが。

塚田友樹さん。子どもの頃から目が徐々に見えにくくなり、20歳のとき、視力がほぼゼロに。目が見えない妻・真弓さんと、6歳の娘・好美ちゃんを育てている

塚田「やっぱり外でいろいろ動きまわって何かするっていうのが、なかなか難しいんだなって、(目の見える)子どもはわかっているから。アウトドアとかで「あぁなんだ、普通にパパにやって!って言っていいんだ」って思わせることができたらそれ以上かっこいいことはないな」

会社の同僚に誘われ、キャンプに行ったことはあるものの必要な準備は周りの人たちが全てしてくれて、塚田さんはお客さま扱い…。

ということで、目の見えない塚田さんが、人生初のキャンプに挑む!

見えなくても安全にキャンプを楽しめるか検証!

その助っとは…芸能界きってのキャンプ通、お笑いコンビ・バイきんぐの西村さん。

さらに、もう1人、強力な助っとが!

キャンプの達人で、東京都キャンプ協会理事を務める、伊藤光太郎さん。

伊藤「障害のある方にもない方にも、必ずいい技術、合う技術、やれる方法があると信じてやってますので、全力でサポートさせていただきます!」

挑戦①まき割り

まずは、塚田さんが子どもの頃から憧れていたという「まき割り」。伊藤さんに割り方を教えてもらう。

伊藤「当てる、上げる、一緒にしゃがむ」

塚田「かっこいい~~」

西村「すごい音、しましたね!」

レクチャーを受けた塚田さん、人生初のまき割りに挑戦!

塚田「あ~~~やっちゃった・・・。でも割れたわ」

西村「今みたいに、割ったあとに、ここにいったじゃないですか。これが怖いんすよ」

塚田「これですね」

振り下ろしたオノが、足の近くに。このままだと安全面に不安が…。

すると伊藤さんがある物を持ってきた。それは、画びょうがついた棒と、大きさがバラバラの風船。棒をまっすぐ振り下ろし、風船を割る。的を徐々に小さくし、正確なコントロールを身につける!

黙々と練習すること30分。小さな的も割れるようになった塚田さん。再びまき割りに挑戦!

西村「これ、きれいないパッカン」

塚田「いけたいけた!」

西村「これはすごい! だれがどう見ても」

目の見えない塚田さん、人生初のまき割りに成功。

挑戦②たき火

続いて挑戦するのは、「たき火」!

塚田「もともと火がすっごい怖いタイプでで、火にちょっと近づけて、この辺にあるよって言われても、手をひっこめちゃうくらいなんですよ」

そこで伊藤さん、目が見えなくても簡単に火を起こせる、とっておきグッズを持ってきた!その名も、「スウェーデントーチ」。切り込みの中心に、市販の着火剤を置いて火をつけるだけ、という優れもの。

塚田「あ~なんか煙が」

西村「感じられる?」

塚田「感じますね。こんなになんか本当、たき火が味わえるならすごく、これいいなって感じてます」

まき割りとたき火を成功させた塚田さん。そこに・・・妻の真弓さんと、娘の好美ちゃんがやって来た!

愛する家族の前で、身につけた技を披露する。さらに、スウェーデントーチに火を起こし…。夢だった家族そろってのバーベキュー。

西村「好美ちゃん、上手だね」

好美「これね、絵本で見たことある」

西村「見たことあるの? ピーマンはどう?」

好美「塩つけたらおいしい!」

「キャンプは目で安全を確認して楽しむのがふつう」を、「見えなくても安全に楽しめるのがふつう」にアップデート!

のはずが・・・、塚田さんの挑戦には“知られざる舞台裏”があった…!

最初の特訓、「まき割り」の場面。塚田さんの手にオノが当たりそうに!

危険を察知したキャンプの達人・伊藤さんが、すかさずブロック!オノで怪我をしないよう注意を払い、塚田さんの安全を守っていた。

さらに、たき火の前にあるイスに座る場面。イスの位置をスタッフが音声で案内。

塚田さん達をサポートする人は、出演者・スタッフ合わせて、総勢8人!!安全に楽しくキャンプができるよう、常に誰かが目の代わりになっていた~。

そこで、目の見える人も、見えない人も、安全にキャンプを楽しむためのアイデアを考えた!

キャンプのアップデートアイデア

はるな「みりちゃむちゃん、いきましょう」

みりちゃむ「車のブレーキセンサーみたいなのあるじゃないですか。ああいうのを手袋とか靴とかオノの先とか、いろんなとこにつけて、音が鳴るようにする」

はるな「ちょっと近づいたらピピピピピっていって危険を知らせてくれる?」

みりちゃむ「そうそう」

はるな「黒沢さん」

黒沢「1つずつ小部屋になっていて、、、1つクリアするごとに次のブロックに行く。ここはじゃあ、火をやる部屋ですって感じで。カメラだけが付いてて、「それはこうですよ」っていうのを言ってくれる人がいて」

ベッキー「ロケみたいな・・・?」

黒沢「なんかもう、謎解き部屋みたいに、ちょっとずつ隣に移動して、これができたら次これだみたいな」

はるな「河村さん!」

こうちゃん「最後、お願いしますよ!」

河村「実用的なことを考えましたよ。オノが刃物だから危ないんであって、あれをハンマーにして、こう刃物みたいな板を、まきの上に最初から置いておけばよい」

はるな「なるほどね」

べッキー「下がとんがってるんですね?その間のところが」

<スタジオ>

レモン:さあ見えない人も安全にキャンプを楽しめるアップデート案、玉木さんいかがだったですか?

玉木:目の見えない人たちはとにかく経験する機会が奪われてきたん違うかなって。周りはよかれと思って、黙って先回りしてするんやけど、手を出す時に、今ここ、刃がこっち向いているから危ないですよって、ゆうて手を出すだけでも本人も自覚できるやんな。

あずみん:あたしもすっごいよくあって、料理とかをしようとして包丁触ろうとしたら、「危ない危ない、手切りそう」とかめっちゃビビられるんやけど、あたしそういうのよく言われるんで、すごい塚田さんの気持ちってめっちゃ共感してて。なんかやっぱり、先回りするとかじゃなくって、一緒にやってみて、危ないんやったらどう危ないかをちゃんと本人に説明して欲しいなとすごい思いました。

今回出たアイデアについて、キャンプを楽しみたい目の見えない人たちの声を紹介しまーす!

まずは、みりちゃむさんの「音がなるセンサーを手袋やオノの先につける」というアイデアについて、高校生のとおこう君の声。

「自分がどうなっているかわかるし、命やケガの危険が防げるから、すごい助かる!」

同じく、高校生のひびき君。「精度がどの程度正確か、やや心配だけど、いいアイデアだと思った。音程が変わったり、鳴る速度が変化して、危険度が伝わるとさらにいいな」

続いて、QuizKnock河村さんの「刃物が付いた板の上からハンマーで叩く」というアイデアについて、全盲のこうださんは、「めっちゃいい!安全で失敗もなさそう。視覚障害の人以外も助かりそう!」

同じく、全盲のまさひろさん。「すごく実用的で取り入れるのも簡単そう。まきを割る達成感もちゃんと感じられそうで、やってみたい!」。

そして、ロケに行った塚田さん。「いいアイデア!誰でもできそうでこういう道具があったら、万人に使いやすそう!」

レモン:さあこのね、みりちゃむちゃんとかね、河村さんのアイデア、今の技術があったら実現できそうな気がしますけど。あずみん、どうなっています?この辺。

あずみん:はい。実は、QuizKnock河村さんのアイデアに似たものは、すでに一般のキャンプグッズとして実用されているんです。

<VTR>

先が尖った鉄製のアイテム。これを、まきの中心に刺し上からハンマーで打ちつけ、たたき割る。刃が直接、体に当たらないのでケガの心配なし!

こちらはスウェーデン製のまき割り機。

重しのついた刃がレールに固定されていて、上から振り落ろすと、まきが真っ二つに!

目の見えない人も見える人も楽しめるキャンプグッズが、世の中に少しずつ登場している。

<スタジオ>

レモン:さあ今日はね、海水浴とキャンプの現実的なアップデートについて考えてきましたが、改めて玉木さんどうでした?

玉木:特番でよかったのは、まずみんなで楽しく考えることができたこと。ほんで、みんなで一緒にアップデートを当たり前にしていけば、もっといい世の中になっていくはずやけどな。

レモン:これからもバリバラは、世の中の普通をちょっとずつアップデートしていきたいと思っています。一緒にやりましょう。ありがとうございました。またやろね〜。どんどん皆さんも話してみてください。アイデア出してみてください。

あずみん:みんなで考えよう。

※この記事は2022年9月23日放送「#ふつうアップデート〜夏編~」を基に作成しました。情報は放送時点でのものです。