初回放送日: 2021年2月1日
“世界最高の頭脳”が集まるインド工科大学である。「超売り手市場」の就職面接会では、世界中の名だたる企業が争奪戦を繰り広げる。そこに乗りこんだ日本企業の秘策とは? ITの分野で世界を代表する技術者を次々と輩出しているのがインド工科大学である。卒業生の就活は「超売り手市場」。23の校舎すべてで一斉に開催される就職面接会では、マイクロソフトやグーグルといったIT系に加えて金融や自動車など世界中の名だたる企業が“世界最高の頭脳”を狙って争奪戦を繰り広げる。そこに名乗りを上げた日本企業。待遇面では太刀打ちできない彼らは、どんな戦略で学生を口説き落とすのか、密着した。
初回放送日: 2023年5月28日
OSINT(オシント)と呼ばれるデジタル調査で真相に迫る新シリーズ。ロシアに“連れ去られた”2万人の子どもたち。追跡して見えた恐るべきロシアの国家戦略とは。 「デジタル・ウクライナ」から続く最新のデジタル事象を探求するドキュメンタリー。SNSや衛星画像など公開情報を分析して事実を検証するオープン・ソース・インテリジェンス=OSINT。“戦場の霧”とも表現されるウクライナの見えざる戦地の実態にOSINTで迫る。黒海の穀物密輸に対抗するウクライナ人。ロシアに大量移送された2万人の“消えた子どもたち”を番組独自に追跡、戦争の裏で進む途方もない国家の野望とは。
戦時中、長野県・松代に密かに作られた巨大な地下大本営。動員された朝鮮人労働者の名簿が発見された。日韓の新たな証言から知られざる極秘工事の実相を明らかにする。 太平洋戦争末期、本土決戦を想定した大本営は、政府機関や皇居を移転する地下壕を秘密裏に建設した。総延長10数キロに及ぶ「松代大本営」だ。近年、米議会図書館で朝鮮人労働者2400人を超える名簿が発見された。それによれば熟練した坑夫が必要なため、岩手のダム建設現場などから家族ぐるみで労働者が集められたことが分かった。番組では日韓の証言者を追跡。極秘工事の実態を明らかにし地下大本営が残した深い傷跡を描く。
初回放送日: 2020年8月9日
今から60年前に始まった北朝鮮への“帰国事業”。世界各国の機密資料からその舞台裏で日朝のみならず、米ソ・韓国がし烈な外交戦を展開していたことが明らかになった。 1959年、北朝鮮への帰国事業はどのように始まったのか。世界各国の機密文書が開示され、舞台裏で、日朝両政府だけでなく、冷戦下の米ソ、韓国がし烈な外交戦を繰り広げていたことが明らかになった。いま、脱北した在日コリアンや日本人妻が重い口を開き始めている。これまで「つらい状況にあった」と語られてきた北朝鮮での生活が時の政策や国際情勢に翻弄され続けてきた事実が浮かび上がってきた。帰国事業の真相に迫る。
“世界の「いま」” “時代の知られざる真実” など、ドキュメンタリーを中心に大きなスケールで迫るBS1の大型特集番組。日曜の夜を中心に放送。