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    「語られなかった強制退去事件」

    第二次大戦中、ブラジル・サントスの日系人6500人が政府の命令で強制移住させられた。名簿の発見をきっかけに、埋もれていた史実を今後に残すため証言集めが始まった。 第二次大戦中、ブラジルの港町サントスに定着し暮らしていた日系移民6500人が、ブラジル政府の命令で強制移住させられた。この悲惨な出来事を、戦後ブラジルの日系人は公にも、そして家族の中ですらほとんど語ってこなかった。しかし去年、強制移住させられた人々の名簿が見つかったことがきっかけで、生存者の証言集めや資料収集が始まった。「多人種が共存する平和な社会を築くヒントにしてほしい」との願いをこめて。