#100「宮崎」◆初回放送2018年3月24日◆

NHK
2022年4月25日 午後3:32 公開

「宮崎 ~なぜ 宮崎は“南国リゾート”になった?~」

ブラタモリ、宮崎へ!

宮崎といえば、いまでプロ野球やサッカーのキャンプ地としておなじみですが、かつては「新婚旅行といえば宮崎」と言われた人気の観光地です。最盛期の昭和40年代後半、青い海やヤシの木に憧れてハネムーンにやってきたのは、全国の新婚旅行客の4割にもなったほど。

しかし、日本でいちばん南にあるわけではない宮崎が、なぜ「南国リゾート」として人気を集めたのでしょうか?そこには、不思議な大地の営みが大きく関わっていました。宮崎がリゾートとして愛される秘密を、タモリさんがブラブラ歩きながら解き明かしていきます。

まずは、宮崎のシンボル・青島へ。青島といえば、ゴツゴツと海岸に広がる「鬼の洗濯岩」と、ジャングルのように亜熱帯植物が生い茂る壮大な森。古くから信仰の対象としても大切にされたこの小さな島こそが、「南国リゾート」のすべての始まりだった・・・っていったいどういうこと!?

南国ムードをかもし出す、宮崎の海岸線のいたるところにあるヤシの木・フェニックス。実はこのフェニックスは、昭和のはじめに人の手によって植えられたもの。そのヒントになったのは、なんと「東海道五十三次」だった?そして美しいフェニックスの並木が楽しめる名所・堀切峠で、なぜかタモリさんが大興奮!?突然よみがえった50年前のタモリさん学生時代の驚きのエピソードとは?

宮崎の新婚旅行ブームは実は江戸時代からあった!新婚夫婦あこがれの神社でタモリさんが発見したのは、800万年前の自然が作り上げた奇跡的な現象だった!

さらにサーファーの憧れの地でもある宮崎。サーフィンにピッタリの波が、宮崎の海岸に押し寄せる理由、それも宮崎の不思議な地形が関係していた!?