【タイ ゾウとの新たな関係を】タイの観光を支えているゾウだが、コロナ禍で観光業が低迷したため、観光地から故郷に帰ったゾウも少なくなかった。そして、観光業が回復しつつある今でも、観光地に戻れないゾウもいるという。そうしたなか、“ゾウの故郷”とも呼ばれる東北部のスリン県では、ボランティアによって、ゾウとゾウ使いの生活を守ろうと、新たな形のツアーが企画されている。コロナ禍を契機に、ゾウとの新たな向き合いかたを模索する現地の様子を伝える。
【中国で変わる若者の飲酒~低アルコール飲料が人気】中国を代表する酒「白酒」。アルコール度数が高い蒸留酒の一種で、宴会の席では欠かせない酒として親しまれてきた。しかし近年、「白酒離れ」が加速している一方で、低アルコール飲料の人気が高まっている。背景にある、中国の若者の間のアルコールに対する価値観の変化に迫る。
ニューヨークの街を彩る数多のクリスマスツリー。なかでも、もっとも荘厳なことで知られるひとつが、メトロポリタン美術館に飾られているエンジェル・ツリー。18世紀のイタリアで作られた天使の人形など、美術品としても価値の高い個々の作品がツリーを覆っている。装飾品は、もともと、ひとりの個人の所有物で、後に美術館に寄贈されたものだが、持ち主みずから行っていたツリーの飾り付けの評判が広がったことで、持ち主は、ホワイトハウスのクリスマスツリーの飾りつけも担当することになったという。
2015年11月13日にパリで起きた同時多発テロで最愛の妻を亡くした男性が主人公の『ぼくは君たちを憎まないことにした』。 男性が、事件の4日後、テロリストに宛てて「君たちを憎まない」という手紙を公開した実話に基づくストーリー。暴力の連鎖を止めるべきだとする理性的な決意と、悲しみを拭いされずにいる心の葛藤を描く。千葉大学の藤原帰一特任教授とともに伝える。
【ケネディ没後60年 存在感は今も】アメリカ第35代大統領のジョン・F・ケネディ氏が暗殺されてから今月22日で60年がたった。キューバ危機を回避し、ソビエトと部分的核実験禁止条約に調印する一方で、ベトナム戦争では枯れ葉剤を使った軍事作戦を承認するなどその評価は分かれる。それでも、歴代大統領の評価をたずねる世論調査での支持率は90%、人気は今も健在だ。なぜ、ケネディ氏は今もアメリカの人々をひきつけるのか、その背景を髙橋祐介解説委員と共に探る。
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