ニュース速報
ろうを生きる 難聴を生きる
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2020年9月16日(水) 更新
「夢はプロのバレリーナ」
聴者と競いバレエコンクールで上位に入賞する聴覚障害者の菊池海麗(みらい)さん。複雑なリズムを聴き取るのは苦手だが、猛練習を重ねトップを目指す姿を追う 去年3月に東北地方で開かれたコンクールで1位に輝いた聴覚障害者のバレリーナがいます。菊池海麗(みらい)さん。幼い頃人工内耳の手術を受けました。単純なピアノのメロディを聞き取って踊ることはできますが、複雑なリズムの音楽が苦手です。東京での大きなコンクールへの出場を決めた海麗さん。リズムの複雑な課題曲に苦労します。本番に向け練習に励む海麗さんと彼女を支える家族やバレエ講師の姿を追います。
見逃し配信
視覚と聴覚の両方に障害がある盲ろう者のための、専用の老人ホーム設立を計画していた和歌山の支援団体を取材。新型コロナウイルスの影響を受け計画がとん挫してしまった。 昨年、和歌山で日本で初めてとなる『盲ろう者専用の老人ホーム』が誕生しようとしていました。ところが新型コロナウイルスの影響を受け、銀行からの融資が大幅に減り、計画がとん挫したのです。深刻な盲ろう者の高齢化や孤立の問題。笑顔で暮らすことができる居場所をつくるため、通訳・介助員の瀬戸節子さんが資金集めに奔走します。何の後ろ盾もなく、たった一人で盲ろう者の未来を守ろうとする主婦・瀬戸さんの姿を見つめます。