2022年も残りわずかとなってきました。皆さま、新年を迎えるご準備はいかがでしょうか?さて、次回の「ダーウィンが来た!」放送予定は、2023年1月8日です。
「2週間もダーウィンが来ないなんて!」と悲しんでいる方々のために、そして、番組が皆さまに忘れられないために、ブログ担当スタッフが制作チームに潜入取材して、来年の放送ラインナップを調べてきました。今回は、2023年1月の番組内容を先取りしてご紹介いたします!とにかく魅力的な回が連発ですので、期待をふくらませて年末年始をお過ごしいただければ幸いです。
2023年1月8日放送予定「お正月特集 激レア!?日本のウサギ大捜索」
毎年恒例になりつつある干支(えと)にちなんだ企画、2023年は「ウサギ」です。ペットとしても大人気のキュートな生きもの。日本にはニホンノウサギをはじめ、4種の野生のウサギが暮らしているそうです。昔ばなしにも度々登場しますし、親近感のある生きものですよね。しか~し!「ダーウィンが来た!」16年の歴史の中で、ニホンノウサギをきちんと撮影できたことは一度もないらしいんです!意外ですね。理由としては、夜行性で警戒心が強く、数も減っていることがあるとか。確かに、野山に行ってもノウサギはめったに見かけません。どんな暮らしをしているんでしょうか、気になります。
番組では、海外のウサギやペットのウサギも登場して、かわいくてかっこいい映像が満載。さらに、ウサギの驚きの能力を解明していくと、あの地上最速動物と意外な共通点があった!など、見どころいっぱいだそうです。それにしても、今回ニホンノウサギは撮れたんでしょうか。まさか新年早々、「無理でした」なんてことは、ないハズ・・・ですよね?担当の眞野能ディレクターは、「ユキウサギ」の回でウサ耳をつけて登場し、「止め足」という驚きの生態を自ら再現してわかりやすく伝えていましたが・・・まさか今回も??気になることがいっぱいです。
ウサ耳ディレクターとしてお茶の間で人気に!?
2023年1月15日放送予定「なんだこりゃ!! 北海道で怪現象スペシャル」
日本の自然に起きている、思わず「なんだこりゃ!」と言ってしまいたくなる怪現象を追いかけて大好評をいただいた番組の第二弾!今回は、北海道で起きている異変の数々をお伝えします。なんと、巨大マグロが集団で跳ね回る、すごい映像が撮れたそうです。下の静止画だけではちょっと伝わってきませんが、海が泡立っているのは数千匹というマグロが集まり海面で跳ねているからなんだとか。本当なんでしょうか?いや、本当ですよね。でも、にわかには信じられません!
数千もの巨大マグロが集結し、跳ねて泡立つ海面
担当は「ダイオウイカ」の小山靖弘ディレクター。さすが、海のネタには強いですね~!前回作のダーウィンが来た!は「ヒトデ」という、ちょっとマイナーな主人公でしたが、超オモシロ実験も交えて、ヒトデの魅力がよ~く分かったと評判でした。今回はマグロやブリなどのメジャー勢が次々と登場して、インパクトもさらにアップしそうですね。異変の背景にある環境の変化も掘り下げるそうですから、学びもたくさんありそうで期待しています。
前回作「ヒトデ」はオモシロ実験が話題に!
小山ディレクター執筆「ヒトデ」のブログはこちら。
2023年1月22日放送予定「オランダ大干拓地 キツネとガンの知恵比べ」
舞台はオランダのオーストファールテルスプラッセン自然保護区。長~い名前ですね。でも、覚えておく価値がありそうです。ここは、元はといえば「干拓地」、つまり人間が作り出した土地ですが、いまや野生動物の楽園になっているんだそうです。なぜ?という話は番組でご覧いただければと思いますが、映像を見せてもらって印象的だったのはガンのヒナ!それはもう、いわゆる反則級のかわいさです。
ガンのヒナたち(Ateles Films)
でも、そこへ来ちゃうんですよ。ヒナたちを狙うキツネ、じーっとこっちを見ています。野生動物の楽園=厳しい自然の世界ですから、当然のように捕食者も現れるんですが・・・一見、かよわいヒナたちも、やられっぱなしではありません!たくましい姿が見られますよ。
獲物を狙うキツネ(Ateles Films)
そして、捕食者たちだって、生きるために食べています。鳥を主人公に見ていると、キツネは“悪者”に思えてしまうこともありますが、野生の世界に善悪はありませんよね。みな一生懸命、生きているだけ。さぁ見てください、キツネの親子は・・・。出ました、反則級のかわいさ2です。もう言葉はいりませんね。
キツネの親子(Ateles Films)
2023年1月29日放送予定「里山で追跡!鳥たちの衝撃ハンティング」
赤と青、鮮烈な鳥たちが躍動!めったに姿を見られず「幻の鳥」とも呼ばれるアカショウビンと、輝くような青い羽で「森の宝石」とたたえられるブッポウソウ。撮影が難しい鳥たちに、ベテラン自然カメラマンが挑みます。それも、ただ撮れればいいというのではありません。狩りの瞬間をとらえることに挑戦します。撮影は苦労の連続だったそうですが、最後はしっかり映像をものにしたそうですよ!鋭意制作中とのこと、期待しています。
それでは皆さん、良いお年をお迎えください!
ブログ担当スタッフ