二十四節気の暦とともに、野菜の旬のおいしさを深掘りするシリーズの２回目。今回はソラマメ。ゲストは女優の田中美佐子さんです。

実を申しますと、１回目放送「軟化野菜」とまとめての２本収録でした。５月下旬の放送回を４月中旬に収録するので、野菜の旬が１か月ほどずれるわけです。ソラマメでは、この問題を解決するために、ちょうど旬を迎えている西日本（ソラマメ生産量日本一の鹿児島県）から、おいしい旬のソラマメを直送していただき収録にあたりました。

調理される麻生怜菜先生（和ごはん研究家）に新鮮な素材を使っていただくため、そして、ゲストの田中さんに最高の旬を味わっていただくため、とれたてのソラマメを入手したいという番組スタッフのこだわりです。どうですか、おいしそうでしょう！

そして今回は、ソラマメの生産量第２位の千葉県を深川アナウンサーが訪ねました。ソラマメと言えば、収穫間近のアブラムシ被害が悩みのタネなのですが、生産者の松崎さんは、なんと無農薬、無肥料でソラマメを栽培しているのです。深川さんが、その松崎さんのこだわりも深掘りしてくれました。ぜひご覧ください。番組プロデューサーT

【焼きソラマメ】　レシピ・調理監修：麻生怜菜（和ごはん研究家）

◆材料（２人分）

・ソラマメ１０本

※オリーブ油・塩・黒コショウ

①予熱したオーブンで、ソラマメをさやごと200℃で約12分間焼く。トースターの場合は、アルミホイルをかぶせて焦げないように約10分間焼く。

②好みで、オリーブ油、塩、黒コショウを適量かける。

【ソラマメのコロッケ】　レシピ・調理監修：麻生怜菜（和ごはん研究家）

◆材料（４人分）

・ソラマメ200ｇ（正味）

・ジャガイモ２個（400g）

・タマネギ1/2個（100g）

・【A】溶けるチーズ60g、塩小さじ1/2、溶き卵1/2個分、コショウ適宜

・【B】小麦粉大さじ２、溶き卵１個と1/2個分、パン粉大さじ８

・つけあわせ　キャベツと青じそ（せん切り）、ミニトマト適宜、レモン適宜

※オリーブ油、塩、揚げ油

①さやからソラマメを出して、薄皮に切れ込みを入れ、熱湯で約２分間ゆでる。粗熱が取れたら薄皮をむく。

②フライパンにオリーブ油小さじ２を熱し、みじん切りにしたタマネギを中火で約３分間炒める。塩少々をふり、少しあめ色になったら火から下ろす。

③じゃがいもは皮をむいて角切りにして鍋に入れ、ひたひたの水で弱火で約１０分間蒸し煮する。竹串がスッと通ったら、水けをとばしながらつぶして炒め、粉吹き芋の状態にする。

④ジャガイモが熱いうちにつぶし、①、②、Aを順に加えて混ぜる。８等分して俵型に丸め、Bの衣を順にまぶす。

⑤170℃の揚げ油でこんがり色がつくまで揚げる。皿に盛り付けて、つけ合わせを添える。