新オープニングVTR:作曲・岩崎太整、撮影監督・大河臣、プロデュース飯野史子、チェロ・グレイ理沙、ドラムス・石若駿/斬新な音と映像で新しい時代の窓を開きます。
初回放送日: 2021年7月31日
東京都中から精神疾患のあるコロナ陽性患者を受け入れている都立松沢病院のコロナ専門病棟。次々とクラスターが発生し、精神疾患があるが故に一般の病院で受け入れ困難とされた人たちが運び込まれる。1年間の密着取材で、病院にしか居場所のない患者、受け入れを拒む家族、ひっ迫する医療体制の中で葛藤する医療者たち、そして行き届かない行政の指導の実態が見えてきた。コロナ禍があぶり出した日本の精神医療、その実態の記録。
“おひとりさまの看取(みと)り”を数多く行ってきた診療所が岐阜にある。自宅で最期を迎えたい寝たきりで認知症のある女性、頼れる家族がいない中で不安に押しつぶされそうな男性、余命数か月と宣告された末期がん患者…対話を重ね寄り添うのは小笠原文雄医師と看護師やヘルパーたちからなるチーム。不可能を可能にする術を考え、死まで伴走する。現在65歳以上の単独世帯はおよそ700万。笑顔の旅立ちを実現するヒントに迫る
『ETV特集』は、さまざまな社会問題を取り上げるドキュメンタリー番組です。考えるヒントを提供する「心の図書館」であることを目指しています。