ETV特集
2023年2月15日(水) 更新
伸一さんが亡くなった家
- 伸一さんが亡くなった家
- かつてそこには家族の日常があった
- 父が書き残した35年の日記
- 家族の記憶に向き合う弟
「空蝉(うつせみ)の家」
初回放送日: 2021年12月18日
神奈川にある住宅街の一軒家。ゴミ屋敷と化していたこの家で一人の男性が遺体で発見された。男性は30年以上にわたってひきこもっていた伸一さん(享年56)だった。誰もいなくなった家には、伸一さんの亡き父親が長年つけていた日記も残されていた。つづられていたのはどこにでもある家族の日々。しかし、ある時から父親は伸一さんを「まるで空蝉のようだ」と記すようになる。家族に何があったのか。この家の記憶をたどる。