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2020年9月17日(木) 更新
「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」
2016年、末期ガンの宣告を受けた大林宣彦監督は、新作のテーマに“戦争”を選んだ。華麗でポップな映像世界で知られた大林監督が、なぜ戦争を描くのか。そこには軍国少年だった頃の記憶、そして青春を戦場で過ごした父の姿があった。新作「花筐(はながたみ)」のシナリオには、太平洋戦争へ向かう青年たちの葛藤が書き込まれた。「青春が戦争の消耗品だなんてまっぴらだ」。映画人生の集大成に挑む大林監督の1年を追う。
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東京電力福島第一原発の事故発生直後、福島に入っていった医師たちがいた。安全神話のもと事故発生時の医療の準備はほとんどなく、国の指揮命令系統が混乱する中、汚染された住民への対応、爆発で負傷した自衛隊員の治療など、最前線で奔走した。次々と起きる新たな事態に直面しながら、命をめぐる重い判断を迫られた医師たち。医師たち自身が記録した数千の映像を独自に入手、当時の医療現場のすさまじい実態を明らかにする。