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Sep 17, 2020(Th) 更新
- 半藤一利さん
- 昭和の歴史を丹念に掘り下げた
- 空襲体験を絵本にした「焼けあとのちかい」大月書店
- 自宅書庫にて
「一所懸命に漕(こ)いできた〜“歴史探偵”半藤一利の遺言〜」
歴史にこそ現代を生きるヒントがあり、未来につながる道がある。昭和の軍人や官僚一人一人に取材して「日本のいちばん長い日」「昭和史」がベストセラーとなった半藤一利さん。いつもニコニコと軽妙な語り口で、歴史を照らす語り部として愛された。自らの原点である東京大空襲の体験や司馬遼太郎との秘話を語る秘蔵映像、晩年まで共に活動した“歴史探偵団”メンバーのインタビューなどから、半藤さんが残したメッセージに迫る。
見逃し配信
去年、北海道にオープンしたウポポイ。その慰霊施設に、1300体を超えるアイヌの遺骨が納められている。明治以降、東京大学や北海道大学の研究者らが各地の墓地などから持ち去り保管していた。「先祖の遺骨を返してほしい」。アイヌの人たちは40年前から声を上げ、今、故郷への返還が実現しつつある。しかし、後継者不足などから、遺骨の“帰郷”に戸惑う地域も少なくない。背景には、アイヌ民族が背負う苦難の歴史があった。
半藤一利さん
昭和の歴史を丹念に掘り下げた
空襲体験を絵本にした「焼けあとのちかい」大月書店
自宅書庫にて