新日本風土記

風の中に、土のにおいに、もういちど日本を見つける。私を見つける。

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45分版「十津川村(とつかわむら)」

初回放送日:2023年3月14日

司馬遼太郎が秘境と評した奈良県十津川村。紀伊山地を分け入れば美しい自然と文化に彩られた村があらわれる。誇り高く懐深い山の民の物語。(2019年1月放送の再編集) 急しゅんな山の田畑を耕し、自給自足の生活を営む十津川村。高菜の浅漬けの葉で米を包む「めはりずし」、古来受け継がれてきた粟(あわ)「むこだまし」など、伝統の食は健在である。村人たちが大切にするのは「自主自立」の精神。その象徴とは村人たちが私財を出し合って架けた吊り橋である。長さ297メートルの橋が山の生活を守る。時代の変化に向き合いながらも、故郷で暮らす人々と出会う旅。(2019年1月放送の再編集)

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