<古谷徹さんからのメッセージ>
6年前にNHK報道の看板番組である『クローズアップ現代+』のオーディションを自ら望んで受けた時、どうしてもやりたいと思いました。
30年以上ナレーターとして自分なりのスタイルを培ってきましたが、この番組がその集大成になると思ったからです。
現代に生きる人々が直面している様々なテーマに触れるのが楽しみでした。各回のテーマごとに喋りのニュアンスやトーンなどを変えて、視聴者の方々が聴き易く、共感し易い語りを心がけたつもりです。
参加させて頂いたおかげで現代社会の一員として、そしてナレーターとして大変、勉強になりました。
リニューアルということで卒業しなければならないのは、とても残念ですが、番組ファンとして新たな『クローズアップ現代』を楽しみにしております。
(2022年3月16日 古谷 徹)