※これらの記事では、性暴力被害や人口妊娠中絶の実態を広く伝えるため、その詳細について触れている箇所があります。フラッシュバックなど症状のある方はご留意ください。
◆アメリカで中絶巡り何が起きている?

アメリカで女性の権利として広く認められてきた、人工妊娠中絶。ところが、2022年、性的暴行を受けて妊娠したオハイオ州の10歳の女の子が、中絶をするため、隣の州まで移動せざるを得ませんでした。望まない妊娠をした女の子がなぜ、隣の州まで移動しなければ、中絶をすることができなかったのか?
アメリカで、何が起きているのか。取材しました。
(アメリカ総局記者 佐藤真莉子)
👉詳しくはこちら(NHK国際ニュースナビ)
◆性暴力による妊娠も、相手の“サイン”なければ中絶できない?

4年前、性暴力のすえ妊娠したある女性が、DVを受け続けた交際相手から逃れ、人工妊娠中絶を決意しました。しかし、病院を受診したところ求められたのは、その交際相手による同意書への“サイン”でした。
「絶対に相手のサインじゃなければいけないと言われて…早くしないとおろせなくなると思い、どうしようと焦りました」
実はそのサイン、法的には必要のないものだったのです。
(報道局科学文化部記者 池端玲佳)
👉詳しくはこちら(みんなでプラス)
◆人工妊娠中絶で配偶者の同意は必要か 日本の産婦人科医たちの戸惑い

日本で人工妊娠中絶をする条件として、女性本人だけでなく「配偶者」の同意が必要なこと、ご存じでしょうか。相手の同意を得られず中絶可能な期間を過ぎてしまうケースもあると指摘されています
医療現場ではどのように対応しているのか。中絶手術を行う産婦人科医へのアンケート調査からは、難しい判断を迫られる医師たちの姿がみえてきました。
(報道番組センター社会番組部ディレクター 市野凜)
👉詳しくはこちら(みんなでプラス)