漫画家・藤子不二雄Ⓐさんの歩み
藤子不二雄Ⓐさん(本名:安孫子素雄さん)
■1934年生まれ、富山県出身。11歳で終戦を迎える。
■小学校の同級生だった故・藤本弘(藤子・F・不二雄)さんと2人で漫画家活動を開始。
■1954年、2人で上京。手塚治虫さんに誘われて「トキワ荘」に入居。
■藤本さんと共同の「藤子不二雄」のペンネームで、『海の王子』『オバケのQ太郎』などを手がける。また、藤子不二雄Ⓐさん個人としても『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』などヒット作を生み出す。
■1987年、藤本さんとのコンビを解消。「藤子不二雄Ⓐ」として作品の発表を続ける。“ブラックユーモア”を取り入れた作品『魔太郎がくる!!』『笑ゥせぇるすまん』などで人気を博す。
■2008年、旭日小綬章を受賞。
■2022年4月7日、88歳で亡くなる。
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👇トキワ荘での日々や、作風を変えた経緯などについてのインタビュー
サイカルジャーナル「レジェンドが語った『まんが道』」(2018年11月7日)
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トキワ荘の元同僚が語る藤子不二雄Ⓐさん
水野英子さん(漫画家・トキワ荘時代の後輩)
「トキワ荘にいた当時から、安孫子さんは勉強家でした。アパートに不釣り合いなすごく立派な書棚が部屋にありまして、びっしりと難しそうな本が入っているんです。文学全集や哲学書、完全な“大人の本”ですよ。そういう本をたくさん読んできたということが、独立されてからの作品を見ると納得できますよね」
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鈴木伸一さん(アニメーション作家・60年以上親交があった)
「藤本(藤子・F・不二雄)さんはいわゆる正統派な漫画です、手塚治虫先生の系統のね。藤子不二雄Ⓐさんは、その裏側を描きたかったんじゃないでしょうか。人間の持っている“醜さ”とかを、ユーモアの中に描き出せるんじゃないかみたいな。彼は『笑ゥせぇるすまん』でそういうところまで作風を広げちゃったわけですよね」
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👇ゆかりのあった人たちが語る、藤子不二雄Ⓐさん
NHKニュース「藤子不二雄Ⓐさん死去 ゆかりのあった人から悼む声」
藤子不二雄Ⓐさん×瀬戸内寂聴さんの対談
藤子不二雄Ⓐさんは3年前、出版社の企画で、作家の故・瀬戸内寂聴さんと対談しました。
👇対談内容を全文記事化
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