“孤立という病” コロナ禍の健康被害
初回放送日:2021年9月29日
うつ状態、認知症、体力低下…。コロナ禍の自粛生活による「孤立」で数百万人が心と体の状態を悪化させているという。今、注目される「つながり」で病を防ぐ試みとは? 健康に大きな影響を与える自粛生活による「孤立」。最新の調査よると高齢者数百万人がうつや認知機能低下を引き起こしているとみられている。コロナ禍で広がる孤立を防ぐために注目を集めるのが「社会的処方」だ。病気の背後にある生活環境に着目、社会とのつながりで体調の維持・改善を図る新たな取り組みだ。イギリスでは入院・外来が2割減り、医療費抑制に成功。孤立を防ぎ心と体の健康を守るための方策を考える。