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「源頼朝 武家の都“鎌倉”をひらく」

頼朝が築いた武家の都「鎌倉」。それは、「頼朝の権威の小宇宙、頼朝ワールドだ」と磯田道史さんはいう。かつて、鎌倉にあった幻の大寺院を徹底分析し、その思いを探る。 奥州藤原氏との戦いに勝利した後、頼朝は、幻の一大伽藍(がらん)永福寺(ようふくじ)を建設した。近年の発掘調査から、それは宇治の平等院をほうふつさせる、池を前にした華麗な寺院であったことが明らかになった。鎌倉の北東・鬼門の方向にあるのは、奥州藤原氏の怨念を封じるためではないかという見方がある一方、京に対抗する武家の都の象徴という見方もある。武家の都・鎌倉の構造から、頼朝の壮大な政治戦略を読み解く。