「将軍か 執権か 鎌倉幕府・北条氏の戦略」

鎌倉時代、北条氏中心の幕府政治を確立した5代執権・北条時頼。熾烈な権力闘争を乗り越え、武士のあり方を根底から変える政策を実行した。時頼、その知られざる実像とは。 いま注目を集める北条氏。鎌倉時代、将軍の後見役「執権」として、事実上幕府トップに君臨した一族だ。その北条氏中心の執権政治を完成させたのが、義時の曾孫、5代執権の北条時頼だった。だが、その過程で北条一族の内紛と権力闘争が勃発。時頼は危機を乗り越え、武士のあり方を根底から変える政策を実行する。民を慈しむ「撫民」政策、そして禅宗への帰依。武士を統治者に転換させようとした時頼、その知られざる実像に迫る。

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