森鷗外・37歳の転機 〜小倉“左遷”の真実〜

初回放送日: 2023年1月11日

夏目漱石と並び称される明治時代の文豪・森鷗外。軍医と小説家のふたつの顔を持つ鷗外に転機が訪れた。突然、北九州の小倉に異動の辞令が。鷗外の苦渋の選択をたどる 「舞姫」「うたかたの記」などの作品で作家の名声を高めていた鷗外は、明治32年6月、小倉にある第12師団への異動を命ぜられる。鷗外が小説を発表していた出版社はすべて東京にあり、小倉への異動は作家活動の場を失うことになる。ところが、作家平野啓一郎さんによれば、この小倉での体験こそ鷗外を文学上の発展を遂げる人間的成長の引き金になったという。鷗外37歳の転機は、いったい何をもたらしたのか?その真相に迫る。