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NHK
2021年6月10日 午後5:09 公開

【2021/06/10 公開】

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■時代背景:三国時代

三国は朝鮮の古代国家、新羅(シルラ/しらぎ)、高句麗(コグリョ/こうくり)、百済(ペクチェ/くだら)の3つの国の総称で、4世紀から7世紀にかけて、この3つの国が分立、抗争した時代を「三国時代」といいます。ドラマでは、6世紀半ばの新羅の第24代王、真興(チヌン)王の時代を舞台にしています。

■新羅の始祖、朴赫居世(パク・ヒョッコセ)の生誕伝説

紀元前57年に新羅を建国したとされる初代王、朴赫居世(パク・ヒョッコセ)には神秘的な生誕の伝説が残っています。古代朝鮮の南東部の山間に6つの村がありました。そのうちの1つの村の村長が山のふもとを見ると、蘿井(ナジョン)という井戸のそばの林の中で馬がひざまずき鳴いていました。すぐにそこに行ってみると、突然、馬の姿は見えなくなり、そこには大きな卵がありました。その卵を割ると、中から幼い子どもが出てきました。この子どもが「朴赫居世」です。村長はこの子を連れて帰り育てます。やがて13歳になった子どもは、たいへん早熟で優れていました。彼の神秘的な生誕を尊びあがめていた6つの村の人びとは、彼を王にしました。

「朴赫居世」名前は、姓が「朴」で諱(いみな)が「赫居世」。姓は、生まれたときの卵が瓢(ひさご)のようだったので、当時の言葉で瓢を意味する「朴」としました。諱の「赫」は光明の意で、「赫居世」は「光明王」という意味です。また、王号の「居西干(コソガン)」は「王」または「貴人」を意味するとされています。