イッピン・選

「伝統の白を未来へ〜兵庫 出石焼(いずしやき)〜」

初回放送日: 2022年6月24日

粘土で精密に造形した菊の花をあしらった花入れ。そして波打っているような不思議な形の器。江戸時代後期に誕生した「出石焼」を現代に伝えようと力を注ぐ職人たちを追う。 雪肌のような白磁、出石焼。明治期には立体的に作った草花などをあしらった器を海外の万国博覧会に出品。緻密な造形を生む技法「貼花(ちょうか)」は出石焼の代名詞となった。しかし、出石焼の窯元は、現在たったの4軒。ある職人は師匠である亡き父が目指した貼花技法の復活を引き継ぎ、新たな魅力を付け加えた。そして、磁器には不向きな方法でこれまでにない形の出石焼を生み出す職人も。彼らの挑戦と情熱を描く。