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イッピン
2020年8月24日(月) 更新
「名匠への道 琉球の技は生き延びる〜沖縄 工芸品〜」
コロナ禍で苦境に立たされた、伝統工芸の後継者たちを描く「名匠への道」。沖縄の紅型職人は新たな表現に挑戦し、漆職人は琉球王国時代の幻の技法の復活にかける。 伝統工芸の世界で、コロナ禍の影響を深刻に受けているのが、次代の担い手たちだ。彼らは今何を考え、どのような課題の克服に挑んでいるのかを描く「名匠への道」。今回は沖縄編。沖縄独自の染め物・紅型の職人は、紅型のデザインを生かしたマスクを作った。また初めての試みとなる、ホテルの客室用の壁紙づくりで、新たな境地を切り開いた。琉球漆器の職人たちは、琉球王国時代の名品に残された、幻の技法の復活に挑んだ。
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関東随一の焼き物の産地、益子町(栃木)。唐草模様が浮き出たコーヒーカップや写真映えする小鉢など、手作りの素朴さに新たな感性が光る器を野村佑香さんがリサーチ。 深い茶色に、白い唐草模様が浮き出たコーヒーカップ。職人が一つ一つ土を絞って描いた素朴なカップは、栃木県の「益子焼」。関東随一の産地では、伝統に縛られない自由な気風の中、日々新たな器が誕生している。“幸せを呼ぶ青い鳥”がモチーフの小鉢は女性社員のアイデアから生まれ、伝統の“うわぐすり”から新たな色を出そうと奮闘する陶芸家も。新しい感性を生かした器作りに、野村佑香さんが迫る。