グレーテルのかまど
大人になったグレーテルたちへ贈る、癒やしのスイーツとトーク
珠玉のレシピはページの下!
2022年4月20日(水) 更新
- 石川県金沢の伝統菓子、五色生菓子。結婚式にはお重に入れて、近所に配り、ごあいさつ。
- 婚礼でふるまわれる色とりどりの菓子。五穀豊じょうを祈り、それぞれ日、月、里、山、海を表すという。
- 五色生菓子が生まれたのは今から400年以上前のこと。加賀藩第二代藩主利常の元に嫁いできた珠姫にささげたお菓子だった。
- 海や山に囲まれ、自然の恵み豊かな金沢ならではのお菓子だと語り、作り続ける菓子職人の谷さん。
「金沢の五色生菓子」
初回放送日: 2022年6月20日
五色生菓子が生まれたのは、400年以上前のこと。加賀百万石と呼ばれ、権勢を誇った前田家。第二代藩主利常のもとに徳川2代将軍秀忠の娘、珠姫が嫁いできたときのことと伝わる。この時利常8歳、珠姫はわずか3歳。婚礼にふさわしいお菓子として菓子職人が考案したのが、この五色生菓子だったという。金沢を取り巻く豊かな自然をかたどったとも、五臓六腑を表すともいわれる。その誕生と、今に続く婚礼の風景を味わう。