アニメ キングダム 第4シリーズ
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この番組について
嬴政は、函谷関攻防戦で自らの才を証明してみせ、まもなく行われる成人の儀式「加冠の儀」において、国内外に向け自らが「第31代秦王」であることを宣言し、国の実権を取り戻すことを誓う。しかし、中華全土を巻き込んだ戦いは、攻め込まれた秦国も、合従軍に参加した国々にも大きな爪痕を残した。 秦国では、混乱に乗じた内乱を目論む者が現れる。さらには呂不韋が自身の野望達成のための最終段階へと動き出す。 国家存亡の危機を乗り越えた秦国に、新たな波乱の兆しが見え始めていた――。 ----- 原作・監修:原 泰久 監督:今泉賢一 シリーズ構成:高木 登 キャラクターデザイン:阿部 恒 美術監督:水野 雄介 色彩設計:阿部みゆき 撮影監督:野上大地 編集:柳 圭介 音楽:澤野弘之/KOHTA YAMAMOTO 音響監督:小泉紀介 ■オープニング・テーマ 『黎-ray-』/SUIREN ■エンディング・テーマ 『眩耀』/珀 ©原泰久/集英社・キングダム製作委員会
出演者・キャストほか
しん 信 (声:森田成一)
秦軍(しんぐん)所属の“飛信隊(ひしんたい)”隊長。下僕の出身ながら、“天下の大将軍”を志す。 かつて王都で起こったクーデターに巻き込まれ、現在の秦王・嬴政(えいせい)と運命的に出会うことになる。まっすぐで裏表がなく、溢れる男気から部下たちの信頼も厚い。 強靭な肉体と精神力、戦いの中で磨かれた直感を武器に死線をいくつもくぐり抜けてきた。戦場で、“飛信隊”の名を授けた師・王騎(おうき)をはじめとするさまざまな将軍たちの想いや生き様に触れ、蒙恬(もうてん)や王賁(おうほん)ら、同世代の隊長たちとともに武功を競い合い切磋琢磨しながら、盟友・嬴政と“中華統一”への道を駆け上がる。
えいせい 嬴政 (声:福山 潤)
第31代秦王(しんおう)。 若き日の始皇帝。 容姿端麗で聡明。指導力にも優れ、若くしてすでに“王”としての風格を纏う。誰もがなしえなかった“中華統一”によって戦乱の歴史を終わらせようとしている。 王として国を動かす傍らで、相国・呂不韋(りょふい)と熾烈な権力争いを繰り広げているが、優れた才覚によりその存在感は増すばかり。先の王都でのクーデターの際にともに戦った信(しん)とともに、それぞれが思い描く目標を成し遂げることを誓い合い、最大の目標である中華統一に向け、側近・昌文君(しょうぶんくん)や、呂不韋のふるまいに不満を募らせる弟・成蟜(せいきょう)らの協力を得て、宮廷内での勢力拡大を目指す。
かりょうてん 河了貂 (声:釘宮理恵)
秦軍(しんぐん)に所属する“飛信隊(ひしんたい)”の軍師。 以前、刺客に狙われていた信と秦王・嬴政(えいせい)を逃がしたことをきっかけに行動をともにする。 大きな目標に向けて突き進む信や嬴政を助け、ともに戦うため、秦国軍総司令・昌平君(しょうへいくん)の軍師学校で学ぶ。飛信隊に入隊した当初は、荒くれ者の隊員たちから信用されていなかったが、今では「娘軍師(むすめぐんし)」と呼ばれ親しまれている。頼れる軍師として、ときに飛信隊を快進撃に導き、ときに危機から救うなど、大きな戦力となっている。
きょうかい 羌瘣 (声:日笠陽子)
秦軍(しんぐん)所属の“飛信隊(ひしんたい)”で副長を務め、軍師としての役割もはたしている。 千年の歴史を持つ伝説の暗殺集団 “蚩尤(しゆう)”のひとり。特殊な呼吸法を操る“巫舞(みぶ)”により、その身に“神”をおとして戦う。その戦闘力はすさまじく、戦場でも無双の強さを誇る。 かつて、まだ一兵卒だった信(しん)と同じ“伍(ご)”で仲間として戦い、信の人柄に惹かれ、以後行動をともにすることとなる。
おうほん 王賁 (声:細谷佳正)
秦軍(しんぐん)所属の“玉鳳隊(ぎょくほうたい)”隊長。 真面目で堅物。負けす嫌いで熱い闘志を内に秘めている。 たゆまぬ努力と鍛錬により、達人の域にまで達した当代随一の槍使い。 名門・王一族宗家の嫡男として、現当主である父・王翦(おうせん)の背を追いつつも、同時に複雑な思いも抱えている。 同世代の将、信(しん)や蒙恬(もうてん)の実力を認めているが、大将軍・蒙武(もうぶ)を父に持つ似た立場の蒙恬(もうてん)と違い、下僕出身である信を“対等なライバル”とは認めていない。
りょふい 呂不韋 (声:玄田哲章)
秦国(しんこく)で、相国を務める実力者。まだ若い秦王・嬴政(しんおう・えいせい)を補佐するという役目を超え、国の実権を手中に収めている。 もとは商人の出身ながら大変な野心家で、自身の出世のためには恋人さえも利用し、前・秦王に差し出した。 王宮内での権力を確実なものとするため、軍総司令・昌平君(しょうへいくん)、大将軍・蒙武(もうぶ)ら“呂氏四柱(りょししちゅう)”と呼ばれる者たちを抱え、嬴政の陣営と激しい権力争いを繰り広げている。
しょうへいくん 昌平君 (声:諏訪部順一)
秦国(しんこく)の右丞相にして、軍総司令を務める天才軍師。 相国・呂不韋(りょふい)陣営の“呂氏四柱(りょししちゅう)”のひとりだが、冷静な判断のもと、目的達成に有効であると考えれば、呂不韋の意向にそぐわぬことも。 同じく呂氏四柱のひとりである大将軍・蒙武(もうぶ)とは旧知の中であり、その“武”の力を信頼している。 自ら戦いの指揮を執るだけでなく、自身の軍師学校で後進の教育にも努め、“飛信隊(ひしんたい)”・軍師の河了貂(かりょうてん)、蒙武の息子である蒙恬(もうてん)、蒙毅(もうき)の兄弟も生徒として育ててきた。
せいきょう 成蟜 (声:宮田幸季)
秦王・嬴政(しんおう・えいせい)の異母弟。元・踊り子という身分の低い母を持つ嬴政とは異なり、高貴な血筋の生まれ。 甘やかされて育ったせいか高慢でわがままな性格。自身こそが“王”にふさわしいと考え、過去には王位を継いだ兄・嬴政から玉座を奪おうとクーデターを起こすが失敗。投獄されるも、解放されてからは嬴政の行動をよく見つめるようになり、その才覚を認めつつ、自身も“王族”としての生き方について真剣に考えるようになる。 王族になりかわり国の実権を握らんとする呂不韋(りょふい)の野望を阻止するため、嬴政陣営最大の勢力としてともにその打倒を目指している。
るい 瑠衣 (声:折笠 富美子)
秦国(しんこく)北部にある地・屯留(とんりゅう)の公女にして、秦王・嬴政(えいせい)の異母弟・成蟜(せいきょう)の第一夫人。 美人で聡明。勝ち気だがしっかり者で、成蟜の一番の理解者でもある。 少女の頃から成蟜のそばにいたこともあり、かつては夫・成蟜を差し置いて王位に就いた嬴政を敵視していた。だが成蟜の心変わりとともに次第に嬴政に向ける目も変化してゆく。