古楽の楽しみ
お知らせ
- 第3週の「最近の古楽の公演から」は、聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます。
最近放送したエピソード
この番組について
「古楽」。それは古くて新しいメロディーの宝庫。 中世・ルネッサンスからバロックまで、アーリーミュージック全般を広くご紹介する番組、それが「古楽の楽しみ」です。 近年ますます研究が進み、新しい解釈による録音も次々に生まれている注目の「古楽」の世界へご案内します。
ご案内 加藤拓未
音楽学者。博士(芸術学)。国立音楽大学大学院および、明治学院大学大学院博士後期課程修了。ハンブルク大学音楽学研究所留学。専門は、バッハを中心とする西洋音楽史(特に受難曲やオラトリオの歴史)。NHK-FM「バロックの森」に2004年から6年間、解説者として出演。 著作に『バッハ・キーワード事典』『バッハ・古楽・チェロ:アンナー・ビルスマは語る』など。現在、明治学院大学キリスト教研究所研究員、合唱団「バッハ・ゲゼルシャフト東京」代表、「東京マルコ受難曲合唱団」代表。
ご案内 藤原一弘
Origo et practicaで鈴木雅明氏、綿谷優子氏にチェンバロを学ぶ。獨協大学にて杉山好氏に、立教大学大学院で皆川達夫氏(音楽学)に師事。DAAD奨学金を得てドイツのテュービンゲン大学(博士課程)にてU. ジーゲレ氏に師事。ベルニウス指揮シュトゥットガルト国際古楽祭でクラヴィーア調律師。神学修士。1991年17世紀の音楽理論家A. ヴェルクマイスターに関する研究で第4回辻荘一賞受賞。現在、青山学院大学、北海道大学、洗足学園音楽大学講師。古楽アンサンブルAffetti mvsicali指揮者。
ご案内 鈴木優人
東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。 第18回齋藤秀雄メモリアル基金、 第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。 2018年よりバッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮。2020年4月より読売日本交響楽団の指揮者/クリエイティヴ・パートナーに就任。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで意欲的なプログラムを展開する。指揮者としてアンサンブル金沢、N響、神奈川フィル、関西フィル、九響、仙台フィル、東響、東京フィル等と共演。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、舞台演出、企画プロデュース、作曲と、幅広く活動している。
ご案内 大塚直哉
東京芸術大学楽理科を経て、同大学大学院チェンバロ専攻および同博士課程を修了。アムステルダム音楽院でチェンバロとオルガンのディプロマを取得。チェンバロ、オルガン、クラヴィコードなど古い鍵盤楽器の奏者としてさまざまな演奏活動を行うほか、これらの楽器に初めて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。 現在、東京芸術大学音楽学部教授、国立音楽大学講師、宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場のオルガン事業アドバイザー。
ご案内 宮崎晴代
武蔵野音楽大学大学院修士課程音楽学専攻修了。米国フロリダ州立大学大学院博士課程でCertificate in Early Musicを取得後、東京大学先端科学技術研究センター協力研究員として科学史と音楽史の学際的研究を行う。 東京藝術大学、武蔵野音楽大学、昭和音楽大学、フォンス・フローリス古楽院、JCDAコーラスアカデミー、各講師。国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部事務局長。音楽文献目録委員会(RILM)編集委員。著書『バロック音楽の名曲』、共訳書『グロケイオ「音楽論」全訳と手引き』、『ミクロログス(音楽小論):全訳と解説』、『キリスト教文化事典』、ほか論文や解説原稿など多数。
ご案内 赤塚健太郎
成城大学大学院文学研究科美学・美術史専攻にて音楽学を学ぶ。博士(文学)。現在、成城大学文芸学部准教授・放送大学客員准教授。 主な研究対象は、バロック時代のダンス・舞曲と、当時の音楽の演奏習慣について。著書に『踊るバロック 舞曲の様式と演奏をめぐって』(アルテスパブリッシング、2021年)、『新訂 西洋音楽史』(津上英輔との共編、放送大学教育振興会、2021年)がある。
ご案内 安川智子
パリ・ソルボンヌ大学メトリーズ課程を経て、東京芸術大学大学院博士後期課程修了(音楽学)。現在北里大学一般教育部准教授、東京芸術大学大学院(声楽科)及び慶應義塾大学非常勤講師。専門は19世紀〜20世紀フランス音楽、音楽理論史。 共著に『クローデルとその時代』(近刊)、『マラルメの現在』、共編著に『〈悪魔のロベール〉とパリ・オペラ座』、『ハーモニー探究の歴史』、訳書にF.ポルシル著『ベル・エポックの音楽家たち』、S.クイケン著『バッハよ、我らのもとにとどまりたまえ』(非売品)、ダランベール著『ラモー氏の原理に基づく音楽理論と実践の基礎』(共訳)ほか。