ロシアの軍事侵攻後、ウクライナの市民の間で一気に普及が進んでいるのが「空襲警報」のスマートフォンアプリです。
4月19日時点で400万人以上が利用しているとしています。
ウクライナ政府とセキュリティー企業、ソフト開発企業が協力して開発したもので、エンジニアたちが避難先やシェルターから連絡し合い、徹夜で立ち上げたといいます。
各地域の地方政府や軍とつながっており、軍がレーダーなどでロシア軍の戦闘機やミサイルが来るのを把握すると、各地域の担当者が地域にある防災無線のサイレンをならすと同時にスマートフォンにも警報をならします。
このアプリの支援をしたのがヒョードロフ副首相兼デジタル転換相(31)です。
実はロシアにIT戦争を仕掛けているともいわれています。
どんな人物なのか油井キャスターの解説です。
油井秀樹(「国際報道2022」キャスター)
前ワシントン支局長。北京・イスラマバードなどに14年駐在しイラク戦争では米軍の従軍記者として戦地を取材した経験も。各国の思惑や背景にも精通。
(この動画は2分50秒あります)