5月19日から広島で開かれるG7サミット。被爆地広島から、核兵器廃絶に向けたメッセージを発信することができるかが、テーマの一つです。
各国首脳が訪れることになっている平和記念公園の原爆慰霊碑。建築家の丹下健三が 設計しましたが当初、デザインしたのは別の人物でした。
日本人の父とアメリカ人の母を持ち、2つの祖国のはざまで生きた彫刻家のイサム・ノグチです。独特の哲学と感性で、多くの作品を生み出してきた彼が、生涯こだわり続けてきたのが、原爆慰霊碑の制作です。
ノグチは、原爆慰霊碑にどんな思いを込めたのか。幻の慰霊碑をめぐる物語をたどります。
(「国際報道2023」で5月16日に放送した内容です)
(この動画は10分41秒あります)