国際報道 2024

イランの攻撃にイスラエルは▽スーダン戦闘１年・国外避難者の苦悩▽マンデーＢＩＺ▽独ショルツ首相中国訪問　求められる「バランス外交」　※変更の可能性あり スーダンで軍と準軍事組織の内紛が大規模な戦闘に発展してから１年。多数の市民が巻き込まれ、少なくとも１万人以上が死亡したとされるが、被害の全容さえつかめない状態が続いている。隣国エジプトには約５０万人が身を寄せるが、中には望郷の思いを抱えながらも帰国を諦めた人が少なくない。一方、着の身着のままで逃れてきたものの、何の支援も得られず生活が出来ないとして、危険を覚悟で帰国を決断する人もいる。

通貨安や外貨不足など経済の混乱が続くパキスタン。いま国を挙げて取り組もうとしているのが「電気窃盗」の対策だ。直面する「電気窃盗」の実態を伝える。 通貨安や外貨不足など経済の混乱が続くパキスタン。一部の大手格付け会社からデフォルト＝債務不履行のリスクも指摘されてきたが、いま国を挙げて取り組もうとしているのが「電気窃盗」の対策だ。パキスタンでは、長年住民が電線などから電気を盗む行為が問題になっていて、送電ロスなどとあわせると、その被害は国内で送られる電力の１５％に上るとも報じられている。パキスタンが、直面する「電気窃盗」の実態を伝える。

１１日の日米比３か国の首脳会談で、議題の中心となるのは中国が攻勢を強める南シナ海情勢。ＮＨＫは、フィリピンが実効支配するパグアサ島の沖合で環境調査に同行取材。 １１日の日米比３か国による初めての首脳会談で、議題の中心となるのは中国が攻勢を強める南シナ海情勢だ。特に、懸念されているのが、南沙諸島、英語名スプラトリー諸島で、３月は立て続けに放水銃によって拠点の　補給活動に当たった比軍人が相次ぎ負傷した。ＮＨＫは、フィリピンが実効支配するパグアサ島の沖合で環境調査に同行取材し、中国の妨害行為を目の前で撮影した。その実態と展望を報告。

いま、中国の若者たちの間で話題となっているのが「消費降級」と呼ばれる消費スタイル。工夫して消費の“グレード”を落とすことがトレンドだ。現状を報告。 中国経済は不動産不況を背景に先行きが見通せず、デフレが懸念されている。そんな中、若者たちの間で話題となっているのが「消費降級」と呼ばれる消費スタイルだ。かつてのように人気商品を追い求めることをやめ、出費を抑えるためのさまざまな工夫をして、消費の“グレード”を落とすことがトレンドとなっているのだ。政府が内需の拡大を図ろうとする中、若者の節約志向の現状を中古品店などへの取材から伝える。

ウクライナの侵攻が長期化するなか、被害を拡大させているのは「花びら地雷」と呼ばれる対人地雷だ。その脅威を兵士への取材と専門家へのインタビューをもとに報告。 侵攻が長期化するなか、前線では、ロシア軍が仕掛けた大量の地雷による被害があとを絶たない。被害を拡大させているのは、「花びら地雷」と呼ばれる対人地雷だ。前線で広がる「花びら地雷」の脅威を、被害を受けた兵士への取材と専門家へのインタビューをもとに、首都キーウからの中継を交えて伝える。