身近な風土の輝きとそこに暮らす人々を通して「小さな旅」をしてみませんか。
古くから神が宿る山として信仰を集めてきた英彦山。参道を進むと、土産物店の店主がお茶をふるまってくれる。この山を愛した先代の思いを受け継いで今も続くもてなしだ。山には、色とりどりの花が咲き誇る場所も。この山を訪れたことで自分を取り戻すことができた男性が、恩返しとして育ててきたものだ。ふもとの町には、魔除けとして伝わる土鈴を、70年以上作り続ける老夫婦も。英彦山とともに歩む、それぞれの人生を見つめる。