古典講読
古典講読は、古典文学の魅力あふれる世界を、ていねいな「解説」と「朗読」で読み解いていく番組です。
2023年8月29日(火) 更新
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この番組について
<年間テーマ> 「日記文学をよむ~阿仏尼『うたたね』『十六夜日記』、『建礼門院右京大夫集』」 今年度は王朝末期から中世初期に書かれた日記文学を読んでいきます。まず、阿仏尼が残した二つの日記を取り上げます。若かりし時の恋の旅日記「うたたね」と晩年に財産訴訟のため鎌倉への旅紀行「十六夜日記」です。そして三つ目は源平争乱の時代に恋多き生涯をつづった記録「建礼門院右京大夫集」です。作品を通じて激動の時代を生きた女性の心を見つめていきます。 解説:島内景二さん(電気通信大学名誉教授、国文学者) 朗読:加賀美幸子さん