きょうの健康
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教えて!肌と頭髪 この悩み 「種類で選択! しみ治療」
夏の肌の悩みの代表「しみ」。主に紫外線を浴び続けることでできる。今回は、しみの中でも加齢とともに現れる「老人性色素斑」と女性ホルモンにも関係する「肝斑」について。老人性色素斑は丸く濃い褐色の1cm前後のしみで、紫外線を浴びやすい顔や手などにできる。レーザー治療は老人性色素斑に有効な治療法だが、肝斑に行うと悪化する可能性がある。しみの種類によって治療の選択が変わることや日常生活でできる対策を伝える。
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自分で気になったり、周りの人から指摘されたりして悩んでいる人が少なくない「口臭」。その原因として、起床時や空腹時、緊張しているときなどに起こる生理的な口臭と、病気がもとで起こる口臭がある。予防のためには、歯周病や虫歯の治療、歯磨きを正しく確実に行うこと、舌ブラシを使って舌苔(ぜったい)を取り除くこと、唾液の分泌を促すマッサージをすることなどが有効で、それぞれを詳しく解説する。
加齢とともに口や舌の機能が衰えると「食べこぼし」が増えたり「むせてせきこむ」ことが多くなったりする。食べ物を口の中でうまく移動できないため、十分にかみ砕くことができないまま飲み込んでしまい、誤えん性肺炎や窒息が起こったりすることがある。「オーラルフレイル」がある人は、そうでない人に比べ、死亡リスクや要介護リスクが高くなる。「舌の体操」や「早口言葉」など機能を維持するためのトレーニングを紹介する
「歯周病」はプラーク(歯こう)の中に存在している歯周病菌が原因で起こる。予防するには、歯磨きを正しく行うことが大切。そのためにはまず適切な歯ブラシを選ぶ必要がある。歯磨きの3つのポイント「正しい方法で磨く」「磨くルートを決める」「サポーターを使う」について解説する。また、進行した場合の歯周病の治療「歯科外科手術」「歯周病組織再生療法」についても伝える。
成人の7割がかかっているといわれる歯周病。歯を失う原因になるだけでなく、脳梗塞や心臓病、糖尿病、誤えん性肺炎、慢性腎臓病、がんなど、全身のさまざまな病気につながるおそれがある。最新の研究では「アルツハイマー型認知症」とも何らかの関係があるのではないかと考えられている。歯周病はどんな病気なのか、なぜ全身疾患にもつながるのかをわかりやすく解説する。