きょうの健康
特集 老化!○○が衰えると... 「耳が衰えると...」
耳の老化は20代から始まり75歳以上では7割の人に難聴の症状があらわれる。加齢性難聴を放置すると、脳への刺激が少なくなり、認知症のリスクも高くなる。早期に発見し、補聴器で聞こえを改善することが重要。さらに最近では人工内耳を埋め込む手術や聞き取り訓練というリハビリテーションも行われている。加齢性難聴に気づくためのセルフチェックの方法も紹介する。
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腰痛対策で重要なのが危険なタイプを見極めること。安静にしていても痛む、発熱があるなどの場合は要注意。骨のがんや感染症のケースもある。お尻や脚にしびれがある場合は、脊柱管狭さく症や椎間板ヘルニアの可能性が。これ以外のほとんどの腰痛は危険とまではいかないものだが、原因が特定できない場合も多く、放置したまま3か月以上痛みが続くと慢性腰痛となり、さらに長引くことも。腰痛のタイプの見分け方と対処法を解説。
胃がんでは、がんの進行度に応じたさまざまな治療の選択肢がある。ごく早期のがんなら内視鏡治療が可能。胃を切除する手術では、腹くう鏡手術が主流になってきた。ロボット支援による腹腔鏡手術も、保険で受けらえるように。進行がんの場合は薬の組み合わせの治療が基本。がんのタイプによって薬を選択する。がんを攻撃する免疫細胞の働きを促す薬など新しいメカニズムで作用する薬も次々に登場し、使われるようになってきた。
日本のがんの中で、なっている人が2番目に多い、胃がん。ピロリ菌に感染していると必ず胃がんになるわけではないが、一部の人では数十年を経て胃がんを発症する。胃の痛みなどの症状があったり、胃かいようや慢性胃炎などと診断されたことのある人には、ピロリ菌検査をぜひ勧めたい。また感染している人が除菌治療に成功すると、胃がんの発症リスクが大きく低下することもわかってきた。ピロリ菌検査と除菌治療を詳しく伝える。
食道がんの治療の中心は手術。従来からの開胸手術は、ろっ骨を切り片方の肺をしぼませるという大がかりなもの。大手術中の大手術と呼ばれ、術後の肺炎や傷の痛みなど患者の負担も大きい。この負担を減らそうと開発されたのが、肺をしぼませない縦隔鏡手術とそのロボット手術。2018年に保険適用になった。世界で初めて食道がんの縦隔鏡ロボット手術を成功させたドクターの解説で最先端のロボット手術を映像を交えて紹介。
毎年約2万5千人の新規患者がでる、食道がん。食道がんは、早期にはほとんど自覚症状がなく気づきにくい。一方、食道の周囲にはリンパ節や重要な臓器があるため、ほかのがんと比べて転移しやすい特徴がある。そんな食道がんを早期発見するために知っておきたいのが、食道がんの発症リスク。お酒や喫煙の習慣は食道がんの発症リスクを高めるので要注意だ。番組ではチェックリストを紹介。さらに内視鏡の検査や治療も詳しく解説。