きょうの健康
「セレクション 男性が気になるがん」
2020年9月に放送した「男性が気になるがん」のシリーズから内容を厳選して伝える。前立腺がんの早期発見に有効なのは採血して調べるPSA検査。50歳以上の人にお勧め。手術する場合、腹くう鏡手術がふえているが、最近はロボット手術も保険で受けられる。ぼうこうがんは喫煙が最大の危険因子。早期発見すれば根治できる。早期には痛みがなく血尿があるかどうかが重要なサイン。転移がんでは薬の選択肢が増えてきた。
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乳がんは早期に見つかれば5年生存率99.8%、「治るがん」です。まず心がけたいのが「ブレスト・アウェアネス」という考え方。自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することです。観察し、触ることで変化を感じたら、医療機関を受診しましょう。どのようなポイントに注意すればいいのか、乳がんの専門家がやさしく解説します。ほか、20代から気をつけたい「遺伝性乳がん」についても詳しく紹介します。
今、アジアをはじめ世界中で急増しているのが近視だ。なかでも「病的近視」と呼ばれる近視は、眼鏡やコンタクトレンズを装着しても視力が出なかったり、緑内障や網膜剥離など失明につながることもある病気の原因にもなったりするなど、危険な近視として最近注目を集めている。番組では、病的近視は普通の近視とどう違うのか?どういう人が病的近視にまで進行しやすいのか?病的近視の治療や子どもの近視予防について徹底解説する。
網膜剥離は、ボクシングなどで強い衝撃を受けたときに起きるもの、という印象を持つ人が多いが、実は網膜剥離の原因で一番多いのは、加齢と近視だ。つまり、若い人から高齢者まで誰にでも起こりえる病気なのだ。一度はがれた網膜は自然に元に戻ることはなく、時間がたつほど物を見るための視細胞が死んでしまう。そのため、網膜剥離には早急な対応が必要だ。網膜剥離に早く気づくためのサインや手術について詳しく解説する。
目の奥にあって映像を映し出すスクリーンの役割を果たす網膜。この網膜を静かにむしばんでいくのが糖尿病だ。糖尿病で高血糖の状態が続くと、網膜の血管がダメージを受け、糖尿病網膜症という目の病気を引き起こす。糖尿病網膜症は、進行しても自覚症状がないことが多く、視力1.0ある人が突然失明することもある。糖尿病と診断されたら、症状がなくても定期的に検査を受けることが必要だ。早期発見して進行を防ぐ方法を解説。
「物がゆがんで見える」「視野の中心が見づらい」などの症状が特徴の加齢黄斑変性。その名のとおり加齢に伴って誰にでも起こりうる目の病気だ。15年間で2倍に増えており、失明も含めた視覚障害の原因の第4位。進行すると運転や読書、料理ができなくなるなど日常生活に大きな影響を及ぼすこともある。早期に見つけるためのセルフチェックや眼科での検査、抗VEGF薬やレーザーなどによる治療について詳しく解説する。