太巻き
レシピ公開日:2023年1月16日 午後6:01
冬
2月
講師 江上栄子
米を浸水させる時間、炊く時間、冷ます時間、干ししいたけを戻す時間、粗熱を取る時間、のりをなじませる時間は除く。
- すし飯
- 米540ml(3合)
- 昆布 10×15cm1枚
- 酒大さじ3
- みりん大さじ1 1/2
- 合わせ酢
- 酢大さじ5~6
- 砂糖大さじ3~4
- 塩小さじ1 1/2~1 2/3
- しいたけ・かんぴょうの甘辛煮
- 干ししいたけ6枚
- かんぴょう 乾20g
- だしカップ1
- しょうゆ大さじ3
- みりん大さじ2
- 酒大さじ2
- 砂糖大さじ2
- 厚焼き卵
- 卵3コ
- だし大さじ2
- 砂糖大さじ1
- みりん大さじ1/2
- うす口しょうゆ小さじ1/2
- 塩小さじ1/6
- ほうれんそう100g
- かにかまぼこ 縦半分に裂く8本分
- 焼きのリ 全形4枚
- しょうがの甘酢漬け 市販適宜
- 酢
- 塩
- サラダ油
- しょうゆ
つくり方
1 すし飯をつくる
米は洗って30分間浸水させる。
2
炊飯器の内釜に、1、昆布、酒、みりんを入れ、3合の目盛りまで水を加えてざっと混ぜ、普通に炊く。
3
合わせ酢の材料を混ぜ合わせる。
砂糖、塩が溶けるまでしっかりと混ぜる。指で混ぜるとなじみやすい。溶けにくい場合は軽く温めるとよい。
4
炊きたてのご飯を盤台に入れ、上から3を一度にかけてしゃもじで切るように混ぜる。
5
全体に合わせ酢がなじんだら、ご飯を広げる。うちわで手早くあおいで冷まし、酢水でぬらして固く絞った布巾をかぶせる。
合わせ酢はご飯全体になじませて一気に冷まします。 ご飯の一粒一粒に合わせ酢がしみ込み、つやが出ます。
6 具材をつくる
しいたけ・かんぴょうの甘辛煮をつくる。 干ししいたけは柔らかくなるまで水につけて戻し、水けをきって軸を除く。かんぴょうは水でぬらしてたっぷりの塩でもみ、水洗いして堅めにゆでる。
7
鍋に、だし、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、しいたけ、かんぴょうを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、落としぶたをする。汁けが少なくなったら火を止め、粗熱が取れたらざるに上げて汁けをきる。
8
しいたけは薄切りにし、かんぴょうはのりの幅に合わせて長さを切る。それぞれ紙タオルで押さえて汁けを取る。
9
厚焼き卵をつくる。ボウルに卵を割りほぐし、だし、砂糖、みりん、うす口しょうゆを加え、混ぜる。卵焼き器に薄くサラダ油をひいて中火で熱し、卵液の1/3量を流し入れる。やさしく菜箸で混ぜ、固まってきたら手前に巻く。あいた奥側に薄くサラダ油をひいて卵を寄せる。手前側に薄くサラダ油をひいて残った卵液の1/2量を流し入れ、固まってきたら奥から手前に巻く。もう一度繰り返し、焼き上げる。
粗熱が取れたら、縦長に3等分に切り、さらに厚みを半分に切って6本にする。
10
たっぷりの湯を沸かし、塩少々を加えてほうれんそうをサッとゆでて水にとって冷ます。水けを絞ってボウルに入れ、しょうゆを加えてあえる。1/4量ずつをのりの幅に合わせて巻きすで巻き、もう一度しっかりと絞って水けをきる。
11
具材はすべて1/4量ずつに分けて、のりの幅に合わせた長さにして並べる。
すし飯にのせる順にバットに並べておくと巻く作業がスムーズになる。
12
ボウルに水をはり、酢大さじ3を入れて酢水をつくる。焼きのりのつやのある表側を下にして、巻きすに縦長に置く。手を酢水で湿らせながら、のりにすし飯の1/4量をのせ、のりの奥側2cmほどを残して、全体に平らに広げる。
のりの端に手を添えながら、ギリギリまですし飯を広げると、端までしっかりとすし飯が巻ける。
13
すし飯の中心に、しいたけ、かにかまぼこ、ほうれんそう、かんぴょう、厚焼き卵の1/4量を順にのせる。
すし飯に具材をのせるとき、細かいものやバラバラになるものを先にのせ、最後に形のしっかりしたものをのせると巻きやすくなる。
14
具材を指先で押さえながら、すし飯の手前から奥の端へ向かって一気に巻きすを運び、両手でグッと巻きすの上から押さえる。巻きすの端を持ち上げて、のり巻きを向こう側に転がし、のりの合わせ目を下にして巻き上げる。
すし飯の奥の端をめがけて、思い切って、一気に巻きすをかぶせるように運ぶ。
15
いったん巻きすを外し、太巻きを巻きすの片端に寄せて、もう一度巻き直す。はみ出している具材を手でギュッと押さえて形を整える。反対側も同様にする。巻きすを外し、のりがなじむまで10分間ほどおく。残りの3本も同様につくる。
16 切る
酢水でぬらして固く絞った布巾を用意する。切るたびに包丁を拭き、力を入れずに、のこぎりの要領で1本を8等分の輪切りにする。器に盛り、好みでしょうがの甘酢漬けを添える。
酢水を使うことで、すし飯が手や包丁にくっつきにくくなる。