【第91回】「WHAT IS LIFE?生命とは何か」「父が娘に語る経済の話。」

NHK
2022年8月19日 午後4:56 公開

今回、スポットを当てるのは『川口恵里(ブリュッケ)』

<プロフィール>

演出・イラスト:川口恵里(ブリュッケ)

多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。2016年より株式会社ブリュッケに所属。アニメーション作家/イラストレーターとして、TV番組、企業CM、音楽PV、ワークショップ等、幅広く手掛ける。線画台を用いた、空間と光を活かした画づくりが得意。

川口恵里さんに“「WHAT IS LIFE? 生命とは何か」ナース”と“「父が娘に語る経済の話。」バルファキス“のアニメ制作でこだわったポイントをお聞きしました。

8月の名著では第2回と第3回のアニメーションを担当しました。

第2回「WHAT IS LIFE? 生命とは何か」では、「ステップ5:情報としての生命」というパートで、生命の進化を、情報のアップデートとしてみることができるとして、生物とコンピューターを比較し、生命の進化がコンピューターのOSのアップデートに似ているとする下りが印象的でした。

今回は、ティーン向けということもあり、この例えをどのような絵で表現するかを悩みましたが、常日頃から触れているPCやスマフォの「アップデート中..」の記号に触れることが多いので、それを人類の進化に重ねることで同義に感じられるようにしてみました。

第3回「父が娘に語る経済の話」では、市場社会における銀行の役割を解説するために、企業家を「タイムトラベラー」、銀行家を「ツアーガイド」と見立てています。

これらの見立てをそのままアニメーションで活かし、且つ、短い尺で銀行家の役割のイメージを持ってもらうための工夫として、事業家と銀行家が、事業計画の中を旅するような世界観を構築しました。拡大していく事業のイメージは、具体的な倉庫・店舗・工場の組み合わせで表現し、その後ろで業績グラフが伸びていくようにしてみました。そんなところもご覧頂けると嬉しいです。

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