金子みすゞ詩集 (2)「視点の逆転、想像の飛躍」

初回放送日: 2022年1月17日

金子みすゞは20歳になると、港町下関に出て、書店員となり、童謡詩を書き始める。雑誌の懸賞欄に投稿すると多くが誌面を飾った。名詩の数々がここで生まれたのだ。 雑誌上で金子みすゞはライバルの投稿家と切磋琢磨(せっさたくま)し、優れた表現方法を獲得していく。特にみすゞに影響を与えたのは、みすゞが敬愛した詩人・西條八十。「視点を逆転して、想像を飛躍させる」八十の手法を、みすゞはさらに発展させ、傑作を生み出す。第二回は、視点の逆転から書かれた「蜂と神さま」などの代表作から、みすゞの表現の巧みさ、みすゞ独特の想像力の飛躍と、その魅力を紹介する。