6月30日のニュース7では、大雨のニュースや、横浜市で女子大学生が殺害された事件の続報、それに物価の上昇が続く中、最低賃金の引き上げについての議論が始まったというニュースなどをお伝えしました。
①九州・山口で「線状降水帯」発生のおそれ 北陸なども災害発生のおそれ
前線の活動が活発になり、九州や北陸で非常に激しい雨が降っています。西日本から北日本の広い範囲で7月1日にかけて大雨となり、特に九州と山口県では「線状降水帯」が発生して災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。ふだん雨の少ない北陸などの日本海側でも災害が発生するおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒し、安全な場所で過ごしてください。
大雨の状況や見通しについて気象予報士が詳しく解説したほか、福岡県久留米市から森下キャスターが現地の状況を中継でお伝えしました。
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②賃金と物価の好循環 実現は
この半年間で「株価」は7000円以上上昇。物価の上昇も続き、東京23区の6月の消費者物価指数は、去年の同じ月より3.2%上昇しました。ことしの後半、「賃金」もさらに上がり、賃金と物価の安定的な好循環は実現するのでしょうか。
物価の上昇が続く中、生活を支えるために欠かせない「賃上げ」。労使の代表などでつくる厚生労働省の審議会で、今年度の最低賃金の引き上げについての議論が始まりました。春闘を通じて賃上げの動きが広がる中、最低賃金も大幅な引き上げとなるのか、専門家に聞きました。